人生というのは思い通りになるとも言える。
また、思い通りにならないとも言える。
僕は、最近そんな風に思っています。
他の人や周りの人について考えれば、「思い通りにならない」
一方で、自分がやることのみにフォーカスして考えれば「思い通りになる」。
すごく当たり前のことではあります。
今日は、そんな思い通りにならない他の人や周りの環境の中で、「人生は自分で選んでいくものだ」ということについて書いてみようと思います。
周りのことは、自分の思い通りにならない
「夫のせいで私の人生は不幸になった」とか、「親の理解がないから～できない」とかいうようなことを言って、自分の置かれている状況を嘆いている人がよくいます。
ここまで大げさでなくても、細かいことを考えれば、誰でもそのようなことを考えているものです。
「自分が上手くいかないのは、何かのせい」そう考えるのはとても簡単です。
僕も一時期、慢性膵炎になってしまったことについて、最初にかかった消化器内科の医師のせいだと思っていました。
| 僕は今から9年前に慢性膵炎で約2カ月間入院をしました。それは、僕の人生で初めての入院でした。慢性膵炎という大病を突然患ってしまったことで、僕の人生のいろんなことが、それまでとは、全く変わってしまいました。今日は、その入院に至った経緯や、その時考えていたことについて、書いてみようと思います。膵炎発症から入院まで僕は、今から9年前の2011年（ちょうど東日本大震災のあった年）まで、健康には全く問題はありませんでした。毎年の人間ドックでも、ちょっとした所見（有所見健康）さえないような状態でした。お酒も、毎... 【僕の人生の転換点】慢性膵炎になって考えたこと（すべては自己責任） - こうぷーぶろぐ |
でも、何でも人のせいと考えていても、何も進まないです。
ある意味、当然のことなんです。
他の人は他の人で自分の考えた通りに、やりたいことをやりたいようにやっていきます。
そして、ある意味、他人の考えの集合体である自分の周りの環境も、基本的には、私たち自身の考えとは関係なく動いていく。
その中で、「自分はどうするのか」ということを考えるというのが正しいと思います。
もちろん、私たちは、周りの人や環境に対してアプローチすることはできます。
他人や周りの環境を変えようと思って説得したり、いろんな行動を起こしたりして、結果として影響を与えることができることもあります。
でも、それでもどうにもならない場合、その他人や周りの環境に対して文句を言っていても、仕方がないことです。
他の人は他の人の考えで、私たちの意見を取り入れることもあるし、取り入れないこともある。
周りの環境も、たまたま自分の思った通りに動くこともあるし、そうでない場合もある。
所詮、他人や周りの環境は、私たち自身の考えとは関係のない判断によって動いていくので、基本的に思い通りにはならないのです。
自分のことは、自分の思い通りに行く
逆に、自分のすることにフォーカスすると、すべては自分の思っている通りになっていることが分かります。
私たちは、ここまでに書いてきたとおり、知らず知らずのうちに、自分に起こることについて、心の中で周りのせいにしていることがあります。
他の人や周りのせいで、自分の思いどおりにいかないと思っています。
でも、究極的に誰が自分の行動を決めているのか、ということについて考えを絞っていきましょう。
そうすると、自分がどのようにするのかは、最終的に自分自身が決めているということが分かるハズです。
もちろん、いろんな条件で私たちの選択は制約されています。
例えば、背が低いとか、あまり格好良くないとか、年が行っているとか…。
でも、それはあくまで条件であって、その条件の中で自分がどのような選択をして行くかということは、完全に自分が思っている通りになっているハズです。
いやいや、奥さんの目を気にして自分の思ったことを選んでいないとか、上司の意向を忖度して自分の考えた通りになっていないとか言う人もいるかもしれません。
でも、よく考えてください。
実は「奥さんの目を気にする」「上司の意向を忖度する」という選択をしているのも自分自身なんです。
「奥さんの目を気にしてやっていること」は、「奥さんの目を気にする」という選択を自分自身がしています。
また、「上司の意向を忖度して決めている選択」というのは、「上司の意向を忖度する」という選択を、意識的にか無意識的にかは別にして、自分自身が行っているということになります。
だから、そのことを奥さんや上司のせいにしてはいけないのです。
自分自身の行動は、「すべては自分自身が選択して決めている」ということに気付きましょう。
そこに気付けば、自分自身の選択は、実はすべて自分自身の思い通りになっているということに気付くことができます。
そうなんです。
自分のやっていることは、すべて自分の選択です。
そして、その集積である、今自分の置かれている状況は、すべて自分が自分で選択を繰り返してきた結果なんです。
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やったことには責任が伴う
「自分がやったことについては責任がある」これは当然ですよね？
自分が好きなようにやっていて、その責任は取りませんという風にいかないのは当たり前です。
でも、ここで考えてほしいのは、これまで書いてきたことです。
これまで書いてきた通り、自分の現在の状況は自分が選択してきたことの集積です。
ですから、今の自分の状況については、自分は責任を取る必要があります。
他人とか周りの環境とか社会とか…そのようなもののせいにしてはいけないということです。
何度も言う通り、置かれた条件や環境の中でその選択をしてきたのは自分自身なんです。
確かに、知らず知らずのうちに、他人や周りの環境やそのほかのものに影響されていたかもしれません。
でも、影響されて結論を出してきたのも自分自身なんです。
だから、いま置かれてる自分の状況は自分自身の責任なんです。
人のせいにしてはいけません。
そして、これから先、どのようにするかは、自分自身の完全な自由なんです。
だから、どうにでも変えられます。（もちろん、他人を自分の思い通りにすることはできませんが…）
これからは、後で人のせいにすることのないように、自分自身の選択を自分の思い通りにしましょう。
そして、その責任は潔く受け入れましょう。
まとめ
今日は、「人生は自分で選んでいくもの」という内容で書きました。
書きながら、自分自身に向って書いているような気持にもなりました。
後悔のない選択をして行くようにしたいものです。
自分自身のことはすべて自分自身で選択できるのですから。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
こうぷー
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