人生、いつでも、楽しいことばかりで、ハッピーだといいんですが、そういうわけにもいきません。
残念ながら、生きていると、いろんなつらいことにも遭遇します。
そして、つらい時期には、「なぜ自分にだけ、こんなつらいことばかりが起こるんだ!」と思ったりします。
でも、つらいことを経験しているからこそ、ほかの人にもやさしくなれると思います。
今日は、「つらい経験をしているからこそ、やさしくなれると思う」ということについて書いてみようと思います。
つらい経験をすると、なぜつらいかが分かる
つらい経験っていうのは、誰でもしたくありません。
でも、長い人生を生きていれば、つらい思いを経験しなければならないこともあります。
一方で、つらい経験というのは、考え方によれば、貴重な財産にもなりえます。
何故なら、つらい人の気持ちは、つらいことを経験したことのある人にしかわからないからです。
例えば、失恋の経験のない人には、失恋のつらさはわかりません。
- つらい経験は貴重な財産
- つらい思いをした人は、他の人のつらさがわかる
同じように、つらい思いをした経験のない人には、つらいことの意味がわかりません。
でも、つらい思いをした人だけには、何がどのようにつらいのか、ということがよくわかります。
しかも、それは、得ようと思っても得られるものではありません。
ですから、ある意味、人生を生きていく上での貴重な財産だと思います。
つらいことを経験しているときには、そんなことを考えている余裕はないですけどね。
ネイティブさんは、英語の勉強の難しさを知らない
僕は、現在、オンライン英会話のレッスンを毎日受講しています。
そのレッスンを受けているときにも、同じようなことを感じることがあります。
それは、ネイティブのトレーナーさんのレッスンを受けているときに感じます。
それは、ネイティブさんのレッスンでの対応が、少し冷たく感じることです。
そこで感じることは、英語がネイティブのトレーナーさんには、新たに英語を勉強する人の気持ちがわからないのではないか?ということです。
生まれてこのかた、自然に英語を習得する環境の中で育ったネイティブさんには、人生の途中から英語を勉強する人の難しさがわからないのだと思います。
何もわからないところから、勉強を繰り返して、どのようにすれば英語を上達させることができるのかということが、たぶんネイティブさんにはわからないのです。
これは、つらい思いをしたことがない人が、つらい気持ちをわからないのと、とても似ていると思います。
一方で、第2外国語などとして英語を勉強して、習得したネイティブでないトレーナーさんは、英語の勉強の難しさについての理解があります。
それは、人生の途中から英語の勉強を始めて、努力をして英語ができるようになるということの難しさを知っているからだと思います。
つらいときは、成長の機会
僕は、つらいときというのは、成長の機会だと思っています。頭の中では。
つらいことを乗り越えることができれば、成長ができる。
その時は、本当にしんどいですけどね。
つらいことの真っ只中の時には、それを乗り越えた先のことなんて、考えられない。
つらい。何とかしたい。でも、なんともならない…。
でも、必死になって、そんなつらいことを乗り越えて、頑張った先に、得るものがあると思います。
そして、困難を乗り越えることができると、自信もつきます。
さらに、精神的にも成長することができます。
そして何より、優しさが得られます。
だから、つらいときも、これは成長の機会だと思って、なんとか、精一杯、頑張るのです。
すぐに、何とかならないことも多いですが…。
本当につらいですよ。その最中は…。
でも、この経験がいずれ、自分を人間的に大きくしてくれて、他の人の役に立てることがあるのかもしれない。
将来、同じように悩んだ人が、頑張って生きていけるように手助けをできるかもしれない。
そう思って、頑張れば、何とか乗り越えることもできるでしょう。
そんな時に、本当に助けてくれた人には、感謝して、大事にしましょう。
つらいことを経験しているからこそ、優しくなれる
これまで書いてきた通り、人は、つらいことを経験しているからこそ、他の人のつらい気持ちもわかると思います。
それは、人としての一つの財産です。
コンサルタントやアドバイスをする人は、実際にその経験がなければ、地に足の着いたアドバイスができません。
それは、一通り勉強した知識としてのアドバイスはできても、実際に経験したことからくる、説得力がないからです。
一方で、経験のあるコンサルタントやアドバイザーは、すでにいろんな経験を持っているので、自分の経験からくる細かい配慮やアドバイスができます。
これらは、経験がないとすることができません。
同じようにつらいことを経験している人は、他のつらい人の力になることができると思います。
それは、実際に自分自身がつらい思いをしているので、他のつらい思いをしている人の気持ちが、本当にわかるからです。
つらいことを経験している人は、実際につらい思いをしている人の気持ちを、つぶさに汲み取ることができます。
何がつらいのか?どうしてほしいのか?どうやったら楽になれるのか?…などなど。
そして、その人たちに、本当の意味でやさしくなることができます。
それは、つらい人のつらさを心から理解することができるからです。
そういった意味で、つらい思いをしている人は、いろんな人にやさしくなれると思います。
人にやさしく、自分に厳しくありたい
僕は、自分の生き方として、常に「人にやさしく、自分に厳しく」ありたいと思っています。
僕は、これまでの人生で、それなりに、いろんなつらい思いを経験してきました。
今、現在も、いろいろ悩みながら、傷つきながら、人生を歩んでいます。
決して、ハッピーなことばっかりではありません。
でも、つらい経験をしているからこそ、人にもやさしくなれる可能性があると思っています。
これは、ゴールのない課題です。
ですから、いろんなつらい思いを経験しながらも、それは、自分が理想的な人間になっていくための過程だと考えようと思っています。
そして、本当に、自分の理想である「人にやさしく、自分に厳しく」なれるように頑張ろうと思います。
まとめ
今日は「つらい経験をしているからこそ、やさしくなれると思う」ということについて書きました。
人は、実際につらい経験をしているからこそ、つらい思いをしている他の人に、本当にやさしくなれると思います。
それは、つらい思いをしている人のつらさが本当にわかるからです。
それは、人生の財産です。
そのつらい思いの真っ只中では、本当につらいくてしんどいですけど…。
僕も、今、いろいろしんどいことの中で生きています。
でも、これも一つの経験として考えようと思っています。
また、僕の理想である「人にやさしく、自分に厳しく」あるためにも、つらいことを頑張って、乗り越えていこうと思います。
今日も最後まで読んでくださってありがとうございました。
こうぷー
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