今日は、日本ハムファイターズと中日ドラゴンズに新しい監督が決まったという話題です。
日ハムが新庄剛志氏。中日が立浪和義氏。
いずれもそれぞれのチームで現役時代に人気のあった選手です。
監督としての手腕はいかほどのものか?
まだわからないですが、今日は就任が決まったという話題です。
では、記事に入っていきます。
北海道日本ハムファイターズと中日ドラゴンズはともにフィールドマネージャーを引き継ぐために(as step in to take over)、元スターを迎え入れます(have)。
今年成績の悪かった、日本ハムファイターズと中日ドラゴンズが新しい監督に代わります。
いずれも、それぞれのチームで活躍した元スター選手。
“as step in to take over”は「引き継ぐために」と訳しています。
“step in to”には「介入する」とか「踏み入れる」などの意味、“take over”には「交代する」という意味があります。
これらを足して「交代に踏み入れるために」ということから、「引き継ぐために」という訳になっています。
“have”も意訳して、「迎え入れる」と訳していますが、そもそもの「持つ」という意味から導かれています。
ファイターズでプロのキャリアを終えた外野手(an outfielder)の新庄剛志が退任する監督(outgoing manager)の栗山英樹(60)の後任になる(will replace)。
一方で(while)、「ミスター・ドラゴンズ」として知られる(known as)立浪和義は、与田剛(55)引き継ぎます(succeeds)。
日本ハムの新監督は新庄剛志。
一方、中日の新監督は立浪和義。
それぞれ、日ハムは栗山監督、中日は与田監督から引き継ぎます。
新庄は、阪神からアメリカ大リーグに行って、日ハムで現役を終えた外野手。
立浪はミスター・ドランゴンズとして知られる選手でした。
新庄に関する文では“will replace”で「交代する」と表現し、立浪に関する次の文では“succeeds”「引き継ぐ」と微妙に表現を変えています。
これは、日本語でもそうですが、同じ表現を繰り返さない方が文章が上手だということから行われています。
49歳の新庄は、1990年に阪神タイガースにドラフト5位(fifth draft pick)で加わりました(joined)。
彼は後に(later)メジャーリーグに行き(went to)、ニューヨークメッツとサンフランシスコジャイアンツでプレーした後、2004年に日本に戻ってきて(returning to Japan)、ファイターズに加わりました。
新庄は、阪神でプレーした後、メジャーリーグに行きましたよね。
そして、ニューヨーク・メッツ、サンフランシスコ・ジャイアンツでプレーして、それなりに話題にもなっていました。
その後、北海道に移った日本ハムファイターズに加わって、日本に戻ってきて、プレーしていました。
阪神でも、敬遠の球を打ったり、いろいろ面白いことをやった印象的な選手だったと思います。
彼はチームがパシフィックリーグのタイトルと日本シリーズのチャンピオンになるのを助けて(by helping)、2006年に彼のキャリアを締めくくった(tied a final bow)。
新庄選手は、2006年に日本ハムがパ・リーグで優勝して、日本一になる原動力となった。
そして、その年に自分の選手としてのキャリアを締めくくったようです。
“tie a final bow”で「締めくくった」という意味。
直訳だと「最後の弓を結んだ」と訳せますが、それが「締めくくった」という表現になるようです。
新庄は、華やかなプレースタイル(flamboyant playing style)とユニークなパフォーマンス(the unique performances)を試合に持ち込むことで注目を集めました(came into prominence)。
新庄は去年、日本プロ野球の12チーム全部が参加し、彼のプレーのキャリアを復活させるための(to revive his playing career)トライアウトに参加した(took part in)。
新庄は華やかなプレーで注目されていました。
フライもいつも普通には取らずに、ジャンプして取っていましたね。
それから、日ハムに行ってからは、覆面をして練習をしたり、ユニークなパフォーマンスでも注目されていました。
さらに、昨年には、日本プロ野球12球団すべてが集まったトライアウトに参加したことでも注目されていました。
“flamboyant”は「華やかな、まばゆい」というような意味。ちょっとあまり見かけない単語。
“prominence”は「目立つこと」という意味。
そして、”come into prominence”で「有名になる、名をあげる、注目を集める」という意味になります。
“take part in”は「参加する」という意味。”join”とか”participate”とかも同じような意味です。
一方で(meanwhile)、立浪は金曜日に名古屋で新しいドラゴンズの監督になるというオファーを正式に受け入れた(officially accepted)。
彼は3年契約(a three-year deal)に署名したと考えられています(is believed)が、彼のユニフォームの番号は決まっていません。
中日の方では、ミスター・ドランゴンズの立浪が監督の就任要請を正式に受け入れた。
3年契約を結んだと言われているけれども、まだ背番号は決まっていないようです。
“meanwhile”は「一方で」という意味で、話を転換するときに便利な表現。
立浪は、彼の22年のプロとしてのすべてのキャリア(his entire 22-year pro career)をチームで過ごした(spent)ので「ミスター・ドラゴンズ」として知られ、クラッチヒッターそしてボーイッシュなルックスで人気が高まっていました(grew in popularity)。
彼は、2019年に殿堂入りした(was inducted into)。そして現役時代に2,480本のヒットを打ちました。
立浪は、大阪のPL学園を卒業して、中日ドラゴンズに入団してから、22年間の現役をずっと中日で過ごしました。
なので、「ミスター・ドラゴンズ」と言われているようです。
そして、チャンスに強いという「クラッチヒッター」とボーイッシュなルックスで人気があった。
2019年には野球殿堂入りし、現役時代には、2,480本のヒットを記録していた。
“popularity”は「人気がある」という意味。
立浪は、2011年以来チームが優勝していないセントラルリーグのペナント争いに参加し、ドラゴンズを再建する(rebuilding)任務を負っています(has been tasked)。
ドラゴンズは、2011年以来セ・リーグの優勝から遠ざかっている。
10年遠ざかっているので、その再建とペナントレース争いに参加することを課せられているようです。
“contender”は「競争者、挑戦者」の意味。
ここでは、ペナントレース争いをやって欲しいということの意味だと思います。
今日は、2人の新しい監督の話でした。
二人とも、指導者としての経験があまりないように思いますが、どうなんでしょうね?
人気先行で、実際の采配はどうなるでしょうか?
来シーズンが楽しみです。
では、今日の記事をまとめて振り返ります。
北海道日本ハムファイターズと中日ドラゴンズはともに、フィールドマネージャーを引き継ぐために元スター選手を迎える。
Tsuyoshi Shinjo, an outfielder who ended his professional career with the Fighters, will replace outgoing manager Hideki Kuriyama, 60, while Kazuyoshi Tatsunami, known as “Mr. Dragons,” succeeds Tsuyoshi Yoda, 55, the teams announced Friday.
ファイターズでプロとしてのキャリアを終えた外野手である新庄剛が、退任する栗山英樹(60歳)の後任となり、立浪和義「Mr.ドラゴンズ)は金曜日に発表した、与田剛(55)の後継者です、とそれぞれのチームは金曜日に発表した。
Shinjo, 49, joined the Hanshin Tigers in 1990 as the team’s fifth draft pick. He later went to the major leagues and played with the New York Mets and San Francisco Giants before returning to Japan in 2004 to join the Fighters.
49歳の新庄は、1990年にチームの5番目のドラフトピックとして阪神タイガースに加わった。彼は後にメジャーリーグに行き、ニューヨークメッツとサンフランシスコジャイアンツでプレーした後、2004年に日本に戻ってファイターズに参加しました。
He tied a final bow on his career in 2006 by helping the team win the Pacific League title and a Japan Series championship.
彼はチームがパシフィックリーグのタイトルと日本シリーズのチャンピオンシップを獲得するのを手伝って、2006年に彼のキャリアに最後の弓を結びました。
Shinjo came into prominence because of his flamboyant playing style as well as the unique performances he also brought to the game. Shinjo last year took part in a tryout at which all 12 Japan Professional Baseball teams attended in a bid to revive his playing career.
新庄は、華やかなプレイスタイルと独自のパフォーマンスで注目を集めました。新庄は昨年、日本プロ野球12チーム全員が参加し、彼のプレーのキャリアを復活させるためのトライアウトに参加した。
Meanwhile, Tatsunami officially accepted an offer to become the new Dragons manager in Nagoya on Friday. He is believed to have signed a three-year deal, but his uniform number has not been decided.
一方、立浪は金曜日に名古屋で新しいドラゴンズマネージャーになるという申し出を正式に受け入れた。彼は3年間の契約に署名したと考えられていますが、彼の背番号は決定されていません。
Tatsunami, known as “Mr. Dragons” because he spent his entire 22-year pro career with the team, grew in popularity because of his clutch hitting and boyish looks. He was inducted into the Hall of Fame in 2019, having compiled 2,480 career hits.
立浪、通称「ミスタードラゴンズ」彼は22年間のプロとしてのキャリアをチームで過ごしたため、クラッチヒッターとボーイッシュなルックスで人気が高まりました。彼は2019年に殿堂入りし、2,480回のキャリアヒットを記録しました。
Tatsunami has been tasked with rebuilding the Dragons into a contender for the Central League pennant, which the team has not won since 2011.
立浪は、2011年以来チームが優勝していないセントラルリーグのペナントの候補にドラゴンを再建する任務を負っています。
今日は、日本ハムの新しい監督に新庄剛志氏、中日ドラゴンズの新しい監督に立浪和義氏が決まったという話でした。
これから、クライマックスシリーズと日本シリーズが始まりますが、今年成績の悪かったチームはもう来年に向けてスタートしています。
今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
こうぷー
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