【英字新聞を読む!】ゼレンスキーは国会で演説し、ロシアに圧力をかけるために世界的な連帯を呼びかける!

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ウクライナのゼレンスキー大統領が、日本の国会でオンライン演説をしました。

ウクライナは、ロシアの侵攻を受けていて、それでも、持ちこたえている状況です。

そんな中、ゼレンスキー大統領が各国でオンライン演説をしています。

日本に対しては、感謝の意を表明したようです。

参加した国会議員の中には、岸田総理大臣や林外務大臣も含まれていたようです。

では、まずは記事全体を読んでみたいと思います。

Zelenskyy addresses Diet, calls for global solidarity to pile pressure on Russia
Ukrainian President Volodymyr Zelenskyy gave an online address to the Diet on Wednesday, expressing gratitude to Japan for providing aid and for adding pressure on Russia.
ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は水曜日に国会にオンライン演説を行い、援助を提供し、ロシアに圧力を加えてくれた日本に感謝の意を表した。

“Japan immediately gave us a helping hand and I appreciate it from the bottom of my heart,” Zelenskyy said. “Japan was the first country in Asia that started to put pressure on Russia.”
「日本はすぐに私たちに助けを与えてくれました。心から感謝しています」とゼレンスキーは言いました。 「日本は、ロシアに圧力をかけ始めたアジアで最初の国でした。」

Zelenskyy stressed the horrible situation in Ukraine in the wake of Russia’s invasion. “Of the thousands of people killed are 121 children,” he said.
ゼレンスキーは、ロシアの侵略を受けて、ウクライナの恐ろしい状況を強調しました。 「殺された何千人もの人々のうち、121人の子供がいます」と彼は言いました。

This was the first time that the head of a foreign nation has given an online address to the Diet. The 12-minute speech was delivered in Ukrainian and simultaneously interpreted into Japanese by staff of the Ukrainian Embassy in Japan.
外国の首脳が国会にオンライン演説を与えたのはこれが初めてだった。 12分間のスピーチはウクライナ語で行われ、同時に日本のウクライナ大使館のスタッフによって日本語に翻訳されました。

Because no screens are set up in the Diet chambers, a 276-seat conference room in a Diet members’ office building of the House of Representatives was used as the main venue, where Prime Minister Fumio Kishida and Foreign Minister Yoshimasa Hayashi were among the lawmakers in attendance for the livestreamed speech.
国会室にはスクリーンが設置されていないため、メイン会場として使われた衆議院議員室の276席の会議室には、岸田文雄首相と林芳正外相はライブストリーミングスピーチに出席した国会議員の中に含まれていました。

では、1文ずつ文章を細かく見ていこうと思います。

Ukrainian President Volodymyr Zelenskyy gave an online address to the Diet on Wednesday, expressing gratitude to Japan for providing aid and for adding pressure on Russia.
ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は水曜日に国会でオンライン演説を行い、援助を提供し、ロシアに圧力を加えてくれた日本に感謝の意を表した。

ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は水曜日に国会でオンライン演説を行い(gave an online address to the Diet)援助を提供し(providing aid)ロシアに圧力を加えてくれた(adding pressure on Russia)日本に感謝の意を表しました(expressing gratitude to Japan)

ウクライナのゼレンスキー大統領が、水曜日に日本の国会議員に対してオンライン演説を行ったようです。

その演説で、ゼレンスキー大統領は、日本に対して感謝の意を表明した。

援助をしてくれたこと、そして、ロシアに圧力をかけたくれたことに対する感謝だったということです。

実際に、日本が防衛装備を送ったことは、以前に取り上げました。

“expressing gratitude to Japan”で「日本に感謝の意を表した」と訳しています

“express”は「急行」という名詞の意味よりも、「述べる、言う、表明する」という動詞の方が良く使うと思います。

“Japan immediately gave us a helping hand and I appreciate it from the bottom of my heart,” Zelenskyy said. “Japan was the first country in Asia that started to put pressure on Russia.”
「日本はすぐに私たちに助けを与えてくれました。心から感謝しています」とゼレンスキーは言いました。 「日本は、ロシアに圧力をかけ始めたアジアで最初の国でした。」

「日本はすぐに私たちに助けを与えてくれました(immediately gave us a helping hand)。私は心から感謝しています(appreciate it from the bottom of my heart)。」とゼレンスキーは言いました。

「日本は、ロシアに圧力をかけ始めたアジアで最初の国でした(started to put pressure on Russia)。」

ゼレンスキー大統領が演説で言った言葉が書かれています。

ゼレンスキー大統領は、日本に対して感謝の意を表明しています。

ロシアの侵攻が始まってからすぐに、日本はウクライナに対して助けを与えてくれた。

そして、アジアで最初にロシアに圧力をかけてくれた国でもあると。

“appreciate it from the bottom of my heart”で「心から感謝している」と表現しています。

“appreciate”は「感謝する」という意味の動詞。よく使う単語です。

“the bottom of my heart”は「心の底から」という意味ですね。

Zelenskyy stressed the horrible situation in Ukraine in the wake of Russia’s invasion. “Of the thousands of people killed are 121 children,” he said.
ゼレンスキーは、ロシアの侵略を受けて、ウクライナの恐ろしい状況を強調しました。 「殺された何千人もの人々のうち、121人の子供がいます」と彼は言いました。

ゼレンスキーは、ロシアの侵略を受けて(in the wake of Russia’s invasion)、ウクライナの恐ろしい状況を強調しました(stressed the horrible situation)

殺された何千人もの人々のうち(of the thousands of people killed)、121人の子供がいます。」と彼は言いました。

ゼレンスキー大統領は、日本の国会議員を前に、現在のウクライナの状況を説明した。

ウクライナでは、恐ろしい状況が起こっているとゼレンスキー大統領は、強調しています。

何千人もの人々が殺されてしまって、その中には121人の子供たちもいる。

そのような酷いことがウクライナでは、ロシアの侵攻によって起こっているということです。

“stressed the horrible situation”で「恐ろしい状況を強調した」と表現しています。

“stress”は名詞ではいわゆる「ストレス」ですが、「強調する」という動詞の意味もあります。

“horrible”は「恐ろしい」という意味の形容詞。

This was the first time that the head of a foreign nation has given an online address to the Diet. The 12-minute speech was delivered in Ukrainian and simultaneously interpreted into Japanese by staff of the Ukrainian Embassy in Japan.
外国の首脳が国会にオンライン演説を与えたのはこれが初めてだった。 12分間のスピーチはウクライナ語で行われ、同時に日本のウクライナ大使館のスタッフによって日本語に翻訳されました。

外国の首脳が国会でオンライン演説をした(the head of a foreign nation has given an online address to the Diet)のはこれが初めてだった(this was the first time)

12分間のスピーチはウクライナ語で行われ(was delivered in Ukrainian)同時に(simultaneously)日本のウクライナ大使館のスタッフによって日本語に翻訳された(interpreted into Japanese)

ゼレンスキー大統領の演説は、日本の国会で外国人の首脳がオンライン演説する最初の機会でした。

ゼレンスキー大統領のスピーチは12分間ウクライナ語で行われた。

そして、同時通訳が日本のウクライナ大使館のスタッフによって行われた。

“this was the first time that ~”で「~はこれが初めてだった」と表現しています。

この表現は覚えておくと使えますね。

Because no screens are set up in the Diet chambers, a 276-seat conference room in a Diet members’ office building of the House of Representatives was used as the main venue, where Prime Minister Fumio Kishida and Foreign Minister Yoshimasa Hayashi were among the lawmakers in attendance for the livestreamed speech.
国会室にはスクリーンが設置されていないため、メイン会場として使われた衆議院議員室の276席の会議室には、岸田文雄首相と林芳正外相はライブストリーミングスピーチに出席した国会議員の中に含まれていました。

国会会議場にはスクリーンが設置されていない(no screens are set up)ため、メイン会場として使われた(was used as the main venue)衆議院の276席の会議室には、岸田文雄首相と林芳正外相がライブストリーミングスピーチに出席した国会議員の中に含まれていました。

国会の会議場には、スクリーンがないので、オンライン演説を見ることが出来ません。

なので、衆議院の中の会議室が使われました。

276席がある会議室で、ゼレンスキー大統領のオンラインスピーチを見ることになったようです。

そして、その中には、岸田総理大臣や林外務大臣も含まれていたということです。

“no screens are set up”で「スクリーンが設置されていない」と表現しています。

“screens are not set up”でもいいんですが、このあたりは、文章センスって感じでしょうか。

今日は、ウクライナのゼレンスキー大統領が日本の国会でオンライン演説をしたという話題を取り上げました。

今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございました。

こうぷー

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