【英字新聞を読む!】北京パラリンピック閉幕!アジアでのシリーズが終わりました!

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北京冬季パラリンピックが閉幕しました。

ロシアのウクライナ侵攻直後に開始され、ウクライナ紛争の方に話題が取られてしまった感はあります。

これで、アジアで続いてきたオリンピック・パラリンピックが終了しました。

次は、パリでオリンピックが行われます。

今日はこの話題を取り上げようと思います。

まずは記事全体を読んでみたいと思います。

Paralympics close to end Asia’s run at center of world sport
The president of the International Paralympic Committee expressed “hopes for peace” as the Winter Paralympics closed Sunday but avoided mentioning Russia’s war on Ukraine.
国際パラリンピック委員会の委員長は、冬季パラリンピックが日曜日に閉会の時に、「平和への希望」を表明したが、ロシアのウクライナ戦争については言及しなかった。

The closing ceremony marked the end of an almost six-week run for international sports in the Chinese capital that began with the opening of the Winter Olympics on Feb. 4.
閉会式は、2月4日の冬季オリンピックの開幕から始まった中国の首都での国際スポーツのほぼ6週間の実行の終わりを示しました。

IPC President Andrew Parsons sounded a note of unity at the ceremony in the Olympic stadium after athletes from Russia and Belarus were expelled earlier.
IPCのアン​​ドリュー・パーソンズ会長は、ロシアとベラルーシからの選手が先に追放された後、オリンピックスタジアムでの式典で団結の重要性を呼びかけました。

“Differences here did not divide us,” Parsons said, speaking before an audience that included Chinese President Xi Jinping.
「ここでの違いは私たちを分割しませんでした」とパーソンズは中国の習近平国家主席を含む聴衆の前で話しました。

“Through this unity we have hope. Hopes for inclusion, hopes for harmony and importantly hopes for peace,” Parsons said. “Humankind hopes to live in a world where dialogue prevails.”
「この団結を通して、私たちは希望を持っています。多様性への希望、調和への希望、そして平和への重要な希望です」とパーソンズは述べた。 「人類は、対話が普及している世界に住むことを望んでいます。」

Ukraine, with only 20 athletes competing, finished second to China in the medal standings. Many overcame difficult journeys to make it and showed determination despite the war at home.
わずか20人のアスリートが出場したウクライナは、メダルランキングで中国に次ぐ2位でフィニッシュしました。多くの人が困難な旅を乗り越え、国内での戦争にもかかわらず決意を示しました。

では、1文ずつ文章を細かく見ていこうと思います。

The president of the International Paralympic Committee expressed “hopes for peace” as the Winter Paralympics closed Sunday but avoided mentioning Russia’s war on Ukraine.
国際パラリンピック委員会の委員長は、冬季パラリンピックが日曜日に閉会の時に、「平和への希望」を表明したが、ロシアのウクライナ戦争については言及しなかった。

国際パラリンピック委員会の委員長は、冬季パラリンピックの日曜日の閉会の時に、「平和への希望」を表明した(expressed “hopes for peace”)が、ロシアのウクライナ戦争については言及しなかった(avoided mentioning)

国際パラリンピック委員会のパーソンズ会長は、日曜日に閉幕した北京冬季パラリンピックの閉会式でスピーチしたようです。

そこでは、「平和への希望」ということを表明したものの、ロシアのウクライナ侵攻については言及をしなかった。

開会式では、パーソンズ会長は、ロシアのウクライナ侵攻を念頭に置いたスピーチをしました。

中国国内での放送では、この部分の翻訳がされず、沈黙が流れたことが報じられています。

“expressed “hopes for peace””で「平和への希望を表明した」と表現しています。

“express”は動詞で「言う、表現する、表す」などの意味です。

“avoided mentioning”で「言及しなかった」と訳しています

“avoid”が「避ける」なので、正確には「言及を避けた」ということです。

The closing ceremony marked the end of an almost six-week run for international sports in the Chinese capital that began with the opening of the Winter Olympics on Feb. 4.
閉会式は、2月4日の冬季オリンピックの開幕から始まった中国の首都での国際スポーツのほぼ6週間の実行の終わりを示しました。

閉会式は、2月4日の冬季オリンピックの開幕から始まった(began with the opening of the Winter Olympics on Feb. 4)中国の首都での国際スポーツのほぼ6週間の実行の終わりを示しました(marked the end)

昨日のパラリンピックの閉会式で、2月4日のオリンピック開幕から1ヶ月以上に亘って続いた北京での大会が終わった。

中国の首都の北京でずっとほぼ6週間、ウィンタースポーツの大会が行われていました。

それも、これで終焉です。

“marked the end”で「終わりを示しました」と表現しています。

“mark”は「(マーク)印をつける」という意味はわかりやすいですが、そこから「示す」という意味で使われます。

IPC President Andrew Parsons sounded a note of unity at the ceremony in the Olympic stadium after athletes from Russia and Belarus were expelled earlier.
IPCのアン​​ドリュー・パーソンズ会長は、ロシアとベラルーシからの選手が先に追放された後、オリンピックスタジアムでの式典で団結の重要性を呼びかけました。

IPCのアンドリュー・パーソンズ会長は、ロシアとベラルーシからの選手が先に追放された後(were expelled earlier)、オリンピックスタジアムでの式典で団結の重要性を呼びかけました(sounded a note of unity)

ここでは、開会式でのパーソンズ会長のスピーチについて述べています。

ロシアのウクライナ侵攻と、それに同調したベラルーシの選手については、パラリンピックへの参加が拒否されました。

そして、パーソンズ会長は、開会式でのスピーチで「団結の重要性」について述べました。

“sounded a note of unity”で「団結の重要性を呼びかけた」と訳しています

ここでの”note”は「メモ」という意味ではなく「重要性」という意味が相応しい。

“Differences here did not divide us,” Parsons said, speaking before an audience that included Chinese President Xi Jinping.
「ここでの違いは私たちを分割しませんでした」とパーソンズは中国の習近平国家主席を含む聴衆の前で話しました。

「ここでの違いは私たちを分割しませんでした(did not divide us)。」とパーソンズは中国の習近平国家主席を含む聴衆の前で(before an audience that included Chinese President Xi Jinping)話ました。

戦争で分断するようなことが起きているけれども、それは私たちを分断しなかった。

そのように、パーソンズ会長は、述べました。

開会式では、習近平国家主席も参加していました。

中国は、ロシアに対して支持はしないまでも、非難はしていません。

国連でも、投票に参加しないという姿勢でいます。

“Through this unity we have hope. Hopes for inclusion, hopes for harmony and importantly hopes for peace,” Parsons said. “Humankind hopes to live in a world where dialogue prevails.”
「この団結を通して、私たちは希望を持っています。多様性への希望、調和への希望、そして平和への重要な希望です」とパーソンズは述べた。 「人類は、対話が普及している世界に住むことを望んでいます。」

この団結を通して(through this unity)、私たちは希望を持っています。多様性への希望(hopes for inclusion)、調和への希望、そして平和への重要な希望です」とパーソンズは述べた。

「人類は、対話が普及している世界(a world where dialogue prevails)に住むことを望んでいます。」

パーソンズ会長はスピーチを続けました。

ウクライナ侵攻が行われている中でも、パラリンピックに集まって団結することで、私たちは希望を持っている。

それは、多様性への希望、調和への希望、そして平和への希望。

平和への希望に”importantly”をつけることで、特に平和への希望が重要だということを強調しています。

“a world where dialogue prevails”で「対話が普及している世界」と表現しています。

“where”が関係代名詞でそれ以下の内容で”a world”「世界」を説明しています。

“dialogue”が「対話」という意味、”prevail”が「広がる、普及する、有効である、通用する」という意味です。

Ukraine, with only 20 athletes competing, finished second to China in the medal standings. Many overcame difficult journeys to make it and showed determination despite the war at home.
わずか20人のアスリートが出場したウクライナは、メダルランキングで中国に次ぐ2位でフィニッシュしました。多くの人が困難な旅を乗り越え、国内での戦争にもかかわらず決意を示しました。

わずか20人のアスリートが出場した(with only 20 athletes competing)ウクライナは、メダルランキングで中国に次ぐ2位でフィニッシュしました。

多くの人が困難な旅を乗り越え(overcome difficult journeys)国内での戦争にも関わらず(despite the war at home)決意を示しました(showed determination)

ロシアの侵攻を受けているウクライナは、パラリンピックのメダルランキングで2位でした。

参加した選手はわずか20人。

それでも、主催国の中国に次いで2位というのはすごいことだと思います。

それぞれの選手が困難な旅を乗り越えて参加し、メダルを獲得した。

そこに、いろんな思いを感じることが出来ます。

“overcome difficult journeys”で「困難な旅を克服した」と表現しています。

“overcome”で「克服する」という意味。

“despite the war at home”で「国内での戦争にも関わらず」と訳しています

“despite ~”は「~にも関わらず」というよく使う表現です。

今日は、北京パラリンピックが閉幕したという話題を取り上げました。

今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございました。

こうぷー

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