中銀カプセルタワーという有名なビルがあるみたいです。
そこは、マンションのように人が住めるビル。
東京の一等地の銀座にあるようです。
この中銀カプセルタワーが解体されることになったそうです。
独特の外観から、外国人観光客にも人気のスポットだったようですが、解体されることになった。
今日はこの話題を取り上げようと思います。
まずは記事全体を読んでみたいと思います。
独特のブロック状の外観で世界的に知られている中銀カプセルタワービルの解体工事は、東京の中央区で4月12日に開始される予定であると情報筋は語った。
Designed by architect Kisho Kurokawa (1934-2007) and conceived as part of the Metabolism architectural movement he founded, the condominium tower’s demolition was officially decided after years of debate.
建築家黒川紀章(1934-2007)によって設計され、彼が創設したメタボリズム建築運動の一環として考案されたマンションタワーの解体は、長年の議論の末、正式に決定されました。
The building’s striking appearance and spaceship-like interiors were featured in films, television shows, music videos and magazines. It also attracted many foreign visitors before the novel coronavirus pandemic.
建物の印象的な外観と宇宙船のようなインテリアは、映画、テレビ番組、ミュージックビデオ、雑誌で紹介されました。また、新しいコロナウイルスの大流行の前に多くの外国人観光客を魅了しました。
Though the building was intended to evolve over time through the replacement of the capsules, none of them were ever replaced.
建物はカプセルの交換によって時間の経過とともに進化することを目的としていましたが、カプセルの交換はありませんでした。
After a group of pro-preservation residents unsuccessfully searched for new owners, the tower was sold to a real estate developer in March last year. All tower residents had vacated the premises by March 10.
保存促進の住民のグループが新しい所有者を探すことに失敗した後、タワーは昨年3月に不動産開発業者に売却されました。タワーの住民は全員、3月10日までに敷地を空けていました。
では、1文ずつ文章を細かく見ていこうと思います。
独特のブロック状の外観で世界的に知られている(known worldwide for its distinctive blocky appearance)中銀カプセルタワービルの解体工事(demolition work)は、東京の中央区で4月12日開始される予定である(is slated to begin)と情報筋は語った(sources have said)。
東京都中央区に中銀カプセルタワーという有名なビルがあるようです。
「なかぎん」と呼ぶんですね。銀座にあるみたいです。
その中銀カプセルタワービルが解体されることになった。
解体工事は4月12日から始まるようです。
“known worldwide for its distinctive blocky appearance”で「独特のブロック状の外観で世界的に知られている」と訳してます。
“distinctive”は「独特の、異彩を放つ」という意味。
“is slated to begin”で「始まる予定である」と訳しています。
“slate”は「候補に立てる、予定に立てる」という意味です。
ここでは、受身形で「予定されている」と訳しています。
建築家の黒川紀章によって設計され(designed by architect Kisho Kurokawa)、彼が創設したメタボリズム建築運動の一環として考案された(conceived as part of the Metabolism architectural movement)マンションタワーの解体(the condominium tower’s demolition)は、長年の議論の末、正式に決定された。
中銀カプセルタワーは、有名な建築家の黒川紀章によって設計された。
彼のメタボリズム建築運動を象徴するようなものだったようです。
その中の一つである中銀カプセルタワーは、マンションタワーだったのですが、長年の議論の末に解体が決まった。
“conceived as part of the Metabolism architectural movement”で「メタボリズム建築運動の一環として考案された」と訳しています。
“conceive”は「思い付く、着想する」などの意味があります。
“the condominium tower’s demolition”で「マンションタワーの解体」と訳しています。
日本で言う「マンション」は英語では”condominium”と表現します。
“demolition”は「解体」という意味。
建物の印象的な外観(striking appearance)と宇宙船のようなインテリア(spaceship-like interiors)は、映画、テレビ番組、ミュージックビデオ、雑誌などで紹介されました(were featured)。
また、新型コロナウィルスの大流行の前には多くの外国人観光客を魅了しました(attracted many foreign visitors)。
中銀カプセルタワーの印象的な外観や宇宙船のようなインテリアは、いろんなメディアで使われた。
また、新型コロナ前には、多くの外国人観光客が見に来ていたようです。
実際に住むことが出来ていたようで、その様子がわかるHPもありました。
建物はカプセルの交換によって時間の経過とともに進化することを目的としていました(was intended to evolve over time through the replacement of the capsules)が、カプセルの交換はありませんでした。
中銀カプセルタワーは、カプセルが組み合わさったような形でできている。
なので、このカプセルを増やしたり交換したりして、時間の経過とともに進化させるということを目指していた。
でも、実際には、カプセルを交換するということはなかったようです。
“was intended to evolve over time through the replacement of the capsules”で「カプセルの交換によって時間の経過とともに進化することを目的としていた」と表現しています。
“be intended to ~”で「~を目的とする」という意味。
“evolve”は「発達させる、進化させる」という意味です。
保存促進の住民のグループが新しい所有者を探すことに失敗した後(after a group of pro-preservation residents unsuccessfully searched for new owners)、タワーは昨年3月に不動産開発業者に売却されました。
タワーの住民は全員、3月10日までに敷地を空けていました(vacated the premises)。
このような建築を残したいと思う住民のグループが、この建物を継続している新しい所有者を探していたようです。
でも、それにも失敗をして、中銀カプセルタワーは、去年の3月に不動産開発会社に売却された。
そして、住民たちは3月10日には、全員明渡を終えているようです。
“vacated the premises”で「敷地を空けていました」と訳しています。
“vacate”は「立ち退く」という意味。
“premise”は「根拠、敷地、建物」などの意味があります。
ここでは、「部屋を明け渡した」という感じですね。
今日は、中銀カプセルタワーが解体されるという話題を取り上げました。
今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
こうぷー
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