サッカーの日本代表がカタールワールドカップへの出場を決めました。
これまでは、かなり苦しんだ最終予選でした。
ギリギリで勝利するような試合が続いていました。
火曜日にカタールワールドカップのアジア最終予選がありました。日本代表は、アウェーでオマーンと対戦。1-0で辛くも勝利したようです。これで、通算4勝2敗。オーストラリアが中国と引き分けたので、予選通過ラインの2位に浮上した。今日は、そんな話題を取り上げます。まずは、文章全体を見ていきます。A late goal from Junya Ito lifted Japan to a 1-0 victory against Oman in World Cup Group B qualifying action on Tuesday night.伊東純也の後半のゴールにより、火曜日の夜のワールドカップグループB予選でオマーンに1-0で勝... 【英字新聞読解のコツ!】日本はワールドカップ予選グループで2位になります! - こうぷーぶろぐ |
でも、とうとう、木曜日のアウェーのオーストラリア戦で勝利をして、7回連続のワールドカップ出場を決めました。
今日はこの話題を取り上げようと思います。
まずは記事全体を読んでみたいと思います。
チーム史上最も型破りで気が遠くなるような苛立たしい予選の戦いの後、サムライブルーは7年連続のFIFAワールドカップに出場し、サッカーのエリートに対して日本の力をもう一度試すチャンスがあります。
Thursday night’s rain-soaked 2-0 victory over Australia was emblematic of the kind of results this Japan side has achieved over the past six months in Group B of Asia’s third and final qualifying round.
木曜日の夜のオーストラリアに対する雨に濡れた2-0の勝利は、アジアの3回目で最後の予選ラウンドのグループBで、この日本側が過去6か月間に達成した性質の結果を象徴していました。
Despite head coach Hajime Moriyasu’s men looking superior both on paper and on the pitch, the grueling affair in Sydney seemed almost destined to end in a scoreless draw until late substitute Kaoru Mitoma instantly turned the game on its head with a pair of goals in his 10minute appearance.
森保一監督の部下は論理でもピッチでも優れているように見えたが、シドニーでの厳しい出来事は、後半の三笘薫が10分間の出場で2ゴールを挙げて試合を即座に逆転させるまで、スコアレスドローで終わる運命にあったようだった。
Beyond booking the Samurai Blue’s flight to Qatar, Mitoma’s star turn will likely put more pressure on Moriyasu, whose player selections have been subject to frequent criticism from fans and journalists alike.
サムライブルーのカタール行きのフライトを予約するだけでなく、三笘の活躍は、選手の選抜でファンやジャーナリストから頻繁に批判を受けている森保一にさらに圧力をかける可能性があります。
The 53-year-old, who since 2018 has coached both Japan’s senior and Olympic sides, has frequently been accused of overlooking up-and-coming talent — such as Mitoma, Porto’s Shoya Nakajima and Armenia Bliefield’s Masaya Okugawa — while continuing to call up established names who have struggled on the pitch.
2018年以来、日本のシニアとオリンピックの両方の側を指導してきた53歳は、ピッチで苦労している確立された名前の選手を呼び続ける一方で、三笘、ポルトの中島翔哉、アルメニアのブリーフィールドの奥川雅也などの新進気鋭の才能を見落としていると頻繁に非難されています。
では、1文ずつ文章を細かく見ていこうと思います。
チーム史上最も型破りで気が遠くなるような苛立たしい予選の戦いの後(after perhaps the most unconventional, daunting and frustrating qualifying campaign)、サムライブルーは7回連続のFIFAワールドカップに出場し、サッカーのエリートに対して日本の力をもう一度試すチャンスがあります(have a chance to once again)。
サッカーの日本代表がFIFAワールドカップの出場を決めました。
今回の予選は相当苦しんだ末の予選通過でした。
これで、サムライブルーはカタールワールドカップに出場して、世界の強豪とまた対戦することができます。
そして、日本の力を試すチャンスを得たことになります。
“after perhaps the most unconventional, daunting and frustrating qualifying campaign”で「最も型破りで気が遠くなるような苛立たしい予選の戦いの後」と訳しています。
“perhaps”と書いているので「たぶん、おそらく」という意味が込められています。
“unconventional”は「型破りな、異例の」という意味。
“daunting”は「おじけづける、ひるませる」というような意味。
木曜日の夜のオーストラリアに対する雨に濡れた2-0の勝利(rain-soaked 2-0 victory)は、アジアで3回目で最後の予選ラウンドのグループBで、日本側が過去6か月に達成した性質の結果を象徴していた(was emblematic)。
木曜日に行われたアウェーのオーストラリアとの対戦で、日本は2-0で勝利しました。
この勝利の仕方が、このワールドカップの予選での日本の苦しんだ結果を象徴しているようだったと言っています。
“was emblematic”で「象徴していた」と表現しています。
“emblematic”は「象徴の」という意味の形容詞。車とかの「エンブレム」と同じような意味ですね。
森保一監督の部下は、論理でもピッチでも優れているように見えた(looking superior both on paper and on the pitch)が、シドニーでの厳しい出来事(the grueling affair)は、後半の三苫薫が10分間の出場で2ゴールを挙げて試合を即座に変える(instantly turned the game)まで、スコアレスドローで終わる運命にあったようだった(seemed almost destined to end in a scoreless draw)。
森保監督の下の選手たちは、オーストラリアよりも勝っているように見えたようです。
優勢に攻撃をするものの、得点を挙げることがなかなかできなかった。
試合も終盤に迫って、このままではスコアレスドローになりそうだという感じだった。
でも、後半の残り10分で入った三苫薫が2ゴールを挙げて、勝利をした。
それが、今回のワールドカップ予選を象徴したような勝ち方だったと言っています。
“the grueling affair”で「厳しい出来事」と訳しています。
“grueling”は「つらい、酷い、厳しい」という意味。
“affair”は「出来事」です。
“seemed almost destined to end in a scoreless draw”で「スコアレスドローで終わる運命にあったようだった」と表現しています。
“destin”は「運命付ける」という意味の動詞です。
サムライブルーのカタール行きのフライトを予約するだけでなく(beyond booking the Samurai Blue’s flight to Qatar)、三苫の活躍は(Mitoma’s star turn)、選手の選抜でファンやジャーナリストから頻繁に批判を受けている(have been subject to frequent criticism)森保にさらに圧力をかける可能性があります(will likely put more pressure)。
途中出場の三苫選手の活躍は、サムライブルーのカタールワールドカップへの出場を決めました。
一方で、三苫選手の活躍は、森保監督へのプレッシャーをさらに強める可能性があると言っています。
森保監督は、その選手起用について、これまでも批判を受けてきたようです。
その選手の選び方について、これまでジャーナリストやファンから批判を受けてきた。
それをさらに加速させそうだと言っています。
“have been subject to frequent criticism”で「頻繁に批判を受けている」と訳しています。
現在完了形で「これまでずっと頻繁に批判を受け続けてきた」ということを表しています。
“subject”はここでは「~さらされる、被る」という意味で使われています。
2018年以来、日本のシニアとオリンピックの両方の側を指導してきた53歳は、ピッチで苦労をしている確立された名前の選手を呼び続ける一方で(while continuing to call up established named)、三苫、ポルトの中島翔哉、アルメニアのブリーフィールドの奥川雅也などの新進気鋭の才能を見落としている(overlooking up-and-coming talent)と頻繁に批判されています(has frequently been accused)。
日本代表の森保監督は、2018年から日本のフル代表とオリンピック世代の代表の両方の監督をしている。
でも、これまでもずっとジャーナリストやファンから批判を受けて来ていたようです。
その批判の内容は、有名な実績のある選手を選び続けていること。
それらの選手の中には、名前は通っているが、普段の所属チームでも苦労している選手もいる。
一方で、最近になって活躍が顕著になっている新しい戦力が取り込めていない。
そのような批判を受け続けているようです。
“while continuing to call up established named”で「確立された名前の選手を呼び続ける一方で」と訳しています。
“while”は「~の一方で」という意味。
“established named”で「確立された名前の(選手)」という意味です。
今日は、苦しんだ末にサッカーの日本代表がワールドカップ進出を決定したというニュースを取り上げました。
今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
こうぷー
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