【英字新聞読解のコツ!】日本のチェリスト上野さんがジュネーブ国際音楽コンクールで優勝!

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今日は音楽の話題。

日本人の若手のチェリスト、上野通明さんがジュネーブ国際音楽コンクールのチェロ部門で優勝した。

これは、日本人初めての優勝らしいです。

すでに上野さんは、チャイコフスキー国際音楽コンクールのチェロ部門でも優勝している有力者。

これからどんなチェリストになっていくのか、楽しみです。

その話題を今日は取り上げます。

では、記事に入っていきます。

Michiaki Ueno, a 25-year-old Japanese cellist studying in Germany, won the cello section of the Geneva International Music Competition, known as a gateway to success for young musicians, on Thursday.
ドイツに留学中の25歳の日本人チェリスト、上野通明は木曜日、若いミュージシャンの成功への玄関口として知られるジュネーブ国際音楽コンクールのチェロ部門で優勝した。

ドイツに留学中の(studying in Germany)25歳の日本人チェリストである上野通明さんは、木曜日、若いミュージシャンの成功への登竜門として知られる(known as a gateway)ジュネーブ国際音楽コンクールのチェロ部門(cello section)優勝した(won)

ノーベル賞とともに、数年に何回かこういう話題が出てきます。

日本人チェリストの上野通明さんがジュネーブ国際音楽コンクールのチェロ部門で優勝した。

このコンクールは、若手ミュージシャンの登竜門として知られている。

写真を見ても、格好いいですよね。

何かを極めている人には、独特のオーラを感じます。

“known as a gateway to success”で「成功への登竜門として知られる」と訳しました。

ここの”as”は「~として」という意味

“known as ~”で「~として知られる」という表現になります。

Ueno became the first Japanese musician to win first prize in the competition’s cello section, according to organizers.
主催者によると、上野は大会のチェロ部門で日本人ミュージシャンとして初めて優勝した。

上野さんはこのコンクールのチェロ部門で初めて優勝した(to win first prize)日本人のミュージシャンになった(became)

主催者によると(according to organizers)…。

上野さんは、このコンクールの主催者によると、このコンクールのチェロ部門で日本人として初めて優勝した。

ということは、他の部門では、日本人は優勝したことがあるようです。

“according to ~”は、「~によると」です。

本当に頻繁に使います。

新聞記事では、”according to the people concerned”「関係者によると」などでよく出てきます。

He performed Witold Lutoslawski’s “Concerto for Cello and Orchestra” with an orchestra in the final, eclipsing two other contestants.
彼は決勝でオーケストラとヴィトルト・ルトスワフスキーの「チェロとオーケストラのための協奏曲」を演奏し、他の2人の出場者を凌駕しました。

彼は、ヴィトルト・ルトスワフスキーの「チェロとオーケストラのための協奏曲」を決勝でオーケストラと演奏し(performed)、他の2人の出場者(contestants)上回った(eclipsing)

上野さんは、決勝でオーケストラと一緒に協奏曲を演奏した。

そして、他の2人の決勝進出者を上回って優勝した。

オーケストラを引き連れて、演奏するというのが、また格好がいいです。

“eclipse”はここでは「凌駕した、上回った」と訳しています。

“eclipse”は名詞では、「日食、月食」のこと。

そこから、「光を失うこと、失墜」などの意味もあるようです。

一方で、動詞では「光を失わせる、失墜させる」から、「凌駕する、上回る」という意味もある。

ちょっと、逆の意味も含んでいるような感じがするので、使いにくい単語ですね。

Born in Paraguay, Ueno began learning cello at the age of 5. In 2009, he became the first Japanese to win the International Tchaikovsky Competition for Young Musicians.
パラグアイで生まれた上野は、5歳でチェロを学び始めました。2009年、日本人として初めてチャイコフスキー国際若手音楽家コンクールで優勝しました。

パラグアイで生まれた上野さんは、5歳でチェロを学び始めた(began learning cello)

2009年、彼はチャイコフスキー国際若手音楽家コンクールで日本人として初めて優勝しました。

外国生まれなんですね。上野さんは。

そして、5歳でチェロを習い始め、2年前のチャイコフスキーのコンクールでも日本人として初めて優勝した。

既に、国際的にも有名になっているのかもしれません。

Formerly a student of cellist Hakuro Mori at Toho Gakuen School of Music in Tokyo, Ueno currently studies at Robert Schumann Hochschule Duesseldorf in Germany.
上野は、桐朋学園音楽院のチェリスト、毛利伯郎の元学生で、現在はドイツのロベルトシューマンホッホシューレデュッセルドルフで学んでいます。

上野さんは、東京の桐朋学園音楽院のチェリストである毛利伯郎さんの元生徒(formerly a student)で、現在は(currently)ドイツのロベルトシューマンホッホシューレデュッセルドルフで学んでいます。

上野さんは、東京の桐朋学園の出身みたいです。

そこで学んでいましたが、現在はドイツの音楽学校で学んでいる。

ロベルト・シューマンはドイツの音楽家なので、その名前を冠した音楽学校で勉強しているようです。

“currently”は「現在は」という副詞

普通によく出てくる単語です。

では、最後に今日の記事を通してみてみましょう。

Japanese cellist Ueno wins Geneva competition
Michiaki Ueno, a 25-year-old Japanese cellist studying in Germany, won the cello section of the Geneva International Music Competition, known as a gateway to success for young musicians, on Thursday.
ドイツに留学中の25歳の日本人チェリスト、上野通明は木曜日、若いミュージシャンの成功への玄関口として知られるジュネーブ国際音楽コンクールのチェロ部門で優勝した。

Ueno became the first Japanese musician to win first prize in the competition’s cello section, according to organizers.
主催者によると、上野は大会のチェロ部門で日本人ミュージシャンとして初めて優勝した。

He performed Witold Lutoslawski’s “Concerto for Cello and Orchestra” with an orchestra in the final, eclipsing two other contestants.
彼は決勝でオーケストラとヴィトルト・ルトスワフスキーの「チェロとオーケストラのための協奏曲」を演奏し、他の2人の出場者を凌駕しました。

Born in Paraguay, Ueno began learning cello at the age of 5. In 2009, he became the first Japanese to win the International Tchaikovsky Competition for Young Musicians.
パラグアイで生まれた上野は、5歳でチェロを学び始めました。2009年、日本人として初めてチャイコフスキー国際若手音楽家コンクールで優勝しました。

Formerly a student of cellist Hakuro Mori at Toho Gakuen School of Music in Tokyo, Ueno currently studies at Robert Schumann Hochschule Duesseldorf in Germany.
上野は、桐朋学園音楽院のチェリスト、毛利伯郎の元学生で、現在はドイツのロベルトシューマンホッホシューレデュッセルドルフで学んでいます。

今日は、若手のチェリストの上野通明さんが、ジュネーブ国際音楽コンクールのチェロ部門で優勝した記事でした。

チェリストと言えば、ヨーヨー・マをすぐに思い出してしまいますが、それぐらいのチェリストになるんでしょうか?

楽しみですね。

今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございました。

こうぷー

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