今日は、元メジャーリーガーのイチロー選手が、東京の高校で野球のクリニックをしたという話。
国学院久我山高校なので、強豪校だと思います。
そこの選手がイチロー選手に手紙を送り、イチロー選手がそれに応えた。
そして、クリニックが実現したようです。
写真で見ても、まだまだ現役でやれそうなぐらい体がしまってますね。イチロー選手。
さすがに、相変わらずストイックです。
では、今日の記事を全体で読んでいきます。
高校野球選手のグループから感動的な手紙を受け取った元シアトルマリナーズのスーパースター、鈴木一郎は、月曜日に東京で十代の若者たちのためのクリニックを開催することでチームに応えました。
The idea for the clinic became a reality after the 48-year-old former major leaguer in January received notes from every second-year member of the team from Kokugakuin Kugayama High School in Suginami Ward, Tokyo.
クリニックのアイデアは、1月に48歳の元メジャーリーガーが東京都杉並区の國學院久我山高校から2年生のチームのメンバーから手紙を受け取った後に実現しました。
Suzuki, who works for the Mariners as an instructor and is also a special assistant to the chairman, explained and demonstrated how to run.
マリナーズでインストラクターを務め、会長の特別補佐を務める鈴木さんが、走り方を説明・実演しました。
“If you swing your arms back, you can widen your stride by a step. And you can take bigger steps when your shoulder blades start to get involved.”
「腕を後ろに振ると、一歩ずつ歩幅を広げることができます。 そして、肩甲骨が関与し始めたら、より大きな一歩を踏み出すことができます。」
次にいつもの通り、1文ずつ文章を細かく見ていこうと思います。
高校野球の選手のグループから感動的な(touching)手紙を受け取った元シアトルマリナーズ(former Seattle Mariners)のスーパースター鈴木イチローは、月曜日に東京で十代の若者のためのクリニックを開催すること(holding a clinic)でチームに応えた(responded)。
元シアトルマリナーズのイチロー選手が東京の高校生に対して、クリニックをやったそうです。
そのきっかけは、高校2年生のグループがイチロー選手に宛てた手紙。
それが感動的なものだったので、クリニック開催になったようです。
“touching”は「心を動かす、心をじーんとさせる」というような意味。
“touch”「触る」という動詞から来ている言葉ですね。「心に触れる」という感じ。
“respond”「応える」は、よく使う動詞です。
クリニックのアイデアは、1月に48歳の元メジャーリーガーが、東京都杉並区の国学院久我山高校の2年生のチームのメンバーから手紙を受け取った(received notes)後に実現しました(became a reality)。
このクリニックは、東京の国学院久我山高校で行われたようです。
国学院久我山高校の2年生のメンバーがイチロー選手に手紙を送った。
それに対して、イチロー選手がクリニックを開こうということで応えたということのようです。
“become a reality”は直訳すると「本当になった」という感じ。すなわち「実現した」ということになります。
マリナーズでインストラクターと会長の特別補佐(a special assistant)を務める鈴木選手は、走り方(how to run)を説明・実演しました(explained and demonstrated)。
マリナーズでも、インストラクター兼会長補をイチローは勤めている。
文法的には、まず“Suzuki”と名前を挙げて、そのあとから”who works ~”の関係代名詞で、イチローのことを説明しています。
英語は詳細はあとから説明することが多いです。
関係代名詞やthat節で前に出てきた内容の詳細を説明する。
この語順に慣れることが英語上達のコツだと思います。
“explain”「説明する」はよく使う単語。僕は昨日も同じ会社でフランス人と話すときに使いましたよ。
“demonstrate”「実演する」もよく使う。
日本語でも「デモンストレート」というので分かりますよね。
「腕を後ろに振る(swing)と、一歩ずつ歩幅(stride)を広げることができます(can widen)。そして、肩甲骨(shoulder blades)が関与し(get involved)始めたら、より大きな一歩を踏み出すことができます。」
イチロー選手が走り方の説明をしています。
大きく腕を振ることで歩幅が広がって、早く走れるということのようです。
“start to get involved”という表現が面白いです。
「巻き込まれ始めたら」という感じですが、「関与し始めたら」と訳しています。
イチロー選手はこのような高校生とのクリニックをたびたびやっていますね。
和歌山の智辯和歌山高校との練習も見たことがあります。
他にも、これから同じようなことをやっていくようです。
偉大な選手の練習の仕方やフォームなどを見ることは、高校生などにはとても刺激になると思います。
今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
こうぷー
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