【断酒・禁酒の現実】その飲み会、出席しないとダメですか?

断酒、禁酒、お酒

皆さんは飲み会は好きですか?

最近はコロナ以降の影響で、飲み会は以前に比べて少なくなっているかもしれません。

僕は、昔から飲み会はあんまり好きではありませんでした。

今は慢性膵炎という病気になってしまって、お酒は飲めなくなったのですが、お酒を飲めたころも、飲み会で飲むよりは、家で飲むほうが好きでした。

理由はいろいろあったのですが、要するにあんまり有意義だと思わなかったのが大きかったです。

今日は「その飲み会、出席しないとダメですか?」というテーマで飲み会について考えてみたいと思います。

飲み会の意義

ひとくちに飲み会と言っても、いろんな種類の飲み会があると思います。

歓迎会や送別会、忘年会や新年会、一つのプロジェクトが終わった後のご苦労さん会…。

人によっては、毎日のように職場の人と飲みに行く人もいますよね。

そのようにみんなでワイワイ集まってお酒を飲んで楽しく過ごす、親睦を深めるのが、飲み会の意義だと思います。

みんなで仲良くなって、その後の仕事がよりスムーズに進められるように、またはお互いの親交を深めるために飲み会をするんだと思います。

飲み会のメリット

飲み会をするメリットって何でしょうか?

やっぱり、いろんな人と仲良くなれるということでしょうか。

普段は緊張してうまく話ができない上司の人とか、まだ話したことがない同じ部内の人とか…。

そんな人とも、お酒が入れば緊張がほぐれて、気軽に話をすることができたりします。

そうすると、翌日からの仕事でも、うまくコミュニケーションが取りやすくなる。

そんなメリットが飲み会にはあると思います。

また、楽しく過ごすことによって、ストレス解消にもなるでしょう。

プロジェクトなどでみんなで力を合わせて頑張ってきたとか、今年1年間いろんな問題に一生懸命取り組んできたとか…。

それらを慰労するための飲み会は、メンバーみんなのストレス解消になると思います。

日本の会社は飲み会が多い

一方で、「Nominication(飲みにケーション)」という言葉がオンライン英会話の題材として取り上げられるぐらい、日本の会社は飲み会が多いと思います。

オンライン英会話の題材としてあげられるということは、外国の人からすれば、たぶん不思議なんだと思います。

昔に比べれば、最近はだいぶマシにはなったようにも思いますが、日本の会社では、とにかく何かにつけて飲み会を開くという印象があるように思います。

新年会に忘年会、暑気払い、3月末と6月末、9月末など、だいたい3ヶ月ごとに確実に誰かの送別会、その翌月には歓迎会…。これだけでほぼ毎月飲み会があることになります。

意味の感じられない飲み会が多い

こんな風にほぼ毎月飲み会があっても、メンバーはほぼ変わらないわけで、話す内容も毎回同じようなことになってきます。

だって、先月誰かの送別会で飲んだメンバーと、翌月また誰かの歓迎会で一緒に飲んで、新たに話するようなことって、残念ながらそうそうありません。

昔のひどい時には、一人の人を送別するのに3回ぐらい送別会をやっていたときもありました。担当役員を含めた送別会、部の送別会、課の送別会…。

コアのメンバーはほぼ変わらないので、同じ顔合わせで1週間ぐらいの間に3回も飲み会をする…。

当然話す内容もほぼ変わらないので、僕には全く意味が感じられなくて、あんまり好きではなかったです。

時間がもったいない

それに、日本人の飲み会って、やっている時間も長いように思います。

1次会が夜の7時ごろから始めて10時ぐらいまで?そのあと2次会に行けば終電まで…。

1次会だけで3時間。2次会まで含めると5,6時間飲んでいることになります。長いです。

僕は、入社当時などは最後までつき合うこともありましたが、しばらくしてからは、だいたい1次会までで帰っていました。

さらに年齢も上がってきて、わがまま言ってもある程度許してもらえそうな感じになってからは、1次会でも8時か9時ぐらいで帰るようにしていました。

結局、それ以降の時間になると、ダラダラ飲んでいるだけになってしまうんですよね。

なので、飲み会に参加しても、それぐらいの時間でスッパリと切り上げて帰るようにしていました。

突然ですが、人生には限りが有ります。とはいっても、人生は現在平均で80年ぐらいあるので、普段はあまり意識しません。でも、一生懸命に生きている人ほど、時間が有限だということを、意識するのではないでしょうか。僕は、わりと毎日びっしり詰まったスケジュールをこなして、生活しているほうだと思います。その中で、いつも、できるだけ時間は有効に使いたいと考えています。同じ時間を使うのであれば、できるだけ効率的に質の高い時間の使い方をしたい。それは、同じ時間でも、いろんなたくさんのことをできるからです。今日は「...
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お金がもったいない

同時にお金ももったいないように感じていました。

同じようなメンバーで同じような飲み会を何回も開く。しかもダラダラと夜中まで。

夜中になると帰りはタクシーになってしまったりしたこともあります。

飲み会ともなると、毎回、4,5千円はかかるんじゃないでしょうか?

それが積み重なると、相当なお金になってしまいます。

こんな風に飲んでいると、「全部合わせると家が1軒建つぐらい飲んでいた…。」

なんてことになってしまうのです。

内容がない

確かに飲み会では、みんなと仲良くなれるなどのメリットもあるのですが、僕は実際の飲み会では、話している内容もあんまり好きではありませんでした。

飲み会でのだいたいの話は、会社の愚痴と同じ話の繰り返しです。

会社の愚痴は、飲んでパーッと騒げば、その時は一瞬解消されたように感じます。

でも、結局問題は残ったままなので、翌日会社に行けば、昨日のまま問題は残っています。

そのために、何度も飲み会を開いて、時間とお金を浪費するというのは、僕にはあんまり賢い行為とは思いませんでした。

同じ話の繰り返しも、その時は楽しいかも知れませんが、あんまり生産性があるとは言えません。

それなら、別のことに時間を使った方がいいように思います。

よく怒られた

僕は、こんな感じで飲み会のことを考えていたので、開催されるすべての飲み会には参加しませんでした。

大事な人の送別会だとか、遠くからのお客さんとの飲み会だとか、自分が本当にこれは必要だと思った飲み会以外は、何とか参加しないようにできないかといつも考えていました。

そして、実際なんだかんだ言って飲み会をブッチしていました。

そうすると、たまに翌日上司に呼ばれ、怒られました。

「みんなが参加するような飲み会には、特に用事がなかったら参加するもんだ…」などと言われました。

その時は「分かりました…。」などと話を聞くのですが、それでも、僕はことあるごとにブッチし続けたので、そのうち諦められました(笑)。

そして、あんまり飲み会に参加しない人というレッテルを貼られました。

でも、そのことで結果的に何か不利益があったか?と言うとそんなことはなかったように思います。(気づいていないだけかもしれませんが…。)

ですから、僕の意見としては、参加したくない飲み会は参加しなくてもいいと思います。

最近は、日本の社会にも、特に個人の時間を大事にするという傾向が浸透してきていますから、僕が飲み会を断っていたころよりも、かなりやりやすくなっているのではないでしょうか?

ですから、自分自身に「その飲み会、出席しないとダメですか?」と聞いてみて、「そんなに重要じゃないから、参加しなくてもいいよ。」というのであれば、そのような飲み会には参加しなくてもいいと思います。

僕は、断酒・禁酒をして4年半以上になります。13年ぐらい前に僕は、慢性膵炎を患いました。それによって、お酒をやめなければならなくなりました。しかし、慢性膵炎になってから4年ぐらいたった後、体も健康になり、もう、お酒を飲んでも大丈夫なんじゃないか?と勝手に思い始め、家族に隠れて再び飲酒を始めてしまいました。その後、お酒をやめなければならないのにも関わらず、約4年間に亘って、お酒をやめることができませんでした。隠れ飲みを見つかっては、断酒をし、そしてまた隠れ飲みをするということを繰り返しました。家族に...
【断酒・禁酒の現実】 お酒をやめたら何かいいことあるの?【メリットはいろいろあ... - こうぷーぶろぐ
まとめ

今日は、「その飲み会、出席しないとダメですか?」ということについて書いてきました。

僕も完全に飲み会に反対ではなくて、メリットのところで話したような良い効果が得られるような飲み会には参加したほうがいいと思います。

でも、自分自身が有益だと思わないような飲み会には参加しなくていいと思います。

今は昔に比べたら、だいぶ強制されるようなことはなくなったと思いますが、断ることはそれなりに勇気がいります。

協調性のない人だと思われるんじゃないか?とか、仲間意識が薄いと言われるんじゃないか?とか。

でも、他のことでちゃんとしていれば、そんな風には思われないと思います。

自分の時間やお金を使うことなのですから、自分が納得できないことはしなくてよいと思います。

結局、僕の経験ではそれで大きな不利益を被ったことはなかったです。

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

こうぷー

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