どんなことでも、受け取り方次第で、人生の参考になる

人生、生きかた

わたしたちは、毎日いろんなことを経験しながら生活をしていますが、その中で体験したり、勉強したりしたことが、よくよく考えると他のことにも参考になったり、役立ったりすることがあります。

そんなことを役立てていくと、僕たちの生活はよく豊かにより有意義になるんじゃないかな?と思ったりします。

ということで、今日は「どんなことでも、受け取り方次第で、人生の参考になる」ということについて書いてみようと思います。

筋トレのやり方注意点を知ると他のことにも参考になる

僕は以前、Webライティングで筋トレのやり方についての解説を書く仕事を受注したことがありました。いろんな筋トレのやり方や、その筋トレがどの筋肉に効くか、注意点は何か、などこと細かく書いていく仕事です。

その中で、ワンハンドラテラルというトレーニングの方法を説明するという項目がありました。その動作はものすごくシンプルで、ダンベルを片手に持ち、それを肩の位置まで引き上げるというだけの動作の説明でした。

たったこれだけの動作について、Webライティングのオーダーでは3,000字書くようにとの指示でした。

最初はさすがに3,000字は難しいだろう、と思ったのですが、オーダーについていた構成案を見ると、”鍛えられる筋肉について”、”正しいやり方”、”NGなやり方と注意点”、”適切な重量や回数”、などと書かれていました。

なるほど。これだけ細かく分ければ書けなくもないような気がします。そして、実際に書いてみるとちゃんと3,000字以上書くことができました。

これは、僕にとっては大きな体験でした。「そうなんだ。こんな単純な動作の説明も、書こうと思えば3,000字も書けるんだ。」ということが分かったからでした。

それ以外にも、この執筆で学んだことはいくつかありました。”基本が大切”、”単純な動作だからこそ丁寧にやる”、”勢いでやってはダメ”などなど…。

これらのことも、例えば普段の仕事への取り組み方への心構えとして役立つと思いませんか?そんなことも、この執筆で学ぶことができました。

格闘技の試合への取り組み方の話

僕は、ボクシングが好きなんですが、例えばボクシングの試合を見るということでも、単純に見るということのほかに、別の見方をすればいろんなことの参考になると思います。

例えば”間合いの取り方”だとか、”激しくやり合うときこそ冷静な方が勝てる”とか、相手を誘ってカウンターを決めるだとか…。

ただ単にボクシングの試合を楽しむというのも、それはそれでいいのですが、後日、雑誌やドキュメンタリーで、試合までの準備の状況や心理状態、試合での駆け引きやそれに対する作戦や対応、試合やその準備期間に起こったハプニングなどへの対処などを知ることができる場合もあります。

僕は、そのような心理状態や試合への取り組み方、作戦の立て方やハプニングへの対応がどのような結果に結びついたのかなどを見ることで、自分の仕事や生き方の参考というかお手本にしようと思ったりします。

すごく単純なことで言えば、ボクシングのチャンピオンになるためには、試合までは生活のすべてを犠牲にして自分ができる最高の準備をして取り組んでいるなどというのは、自分が仕事で大事なプレゼンに臨む際にどのように準備をするかのお手本になると思います。

同じように、いろんなスポーツのドキュメンタリーは、野球でも、サッカーでも、バスケットボールでも、自分の生き方の参考になります。

すべてのスポーツの最高の試合というのは、本当にお互い総力を振り絞って準備をし、最高のコンディションでお互い試合に臨んで、本当に紙一重で勝負が決まる。

こういったことは、普段、そこまで結果の勝ち負けに追われていない僕には、もっと真剣にいろんなことに取り組まなければならないのではないか?と考えるいいきっかけにもなります。

ちょっとしたことでも気づきを得ることで他のことの参考になる

このようなことは、格闘技やスポーツに限らず、いろんなことから学ぶことができます。僕はテレビの番組ではドキュメンタリーが好きです。ドキュメンタリーはこのような気づきをとても簡単にさせてくれます。

また、きちんとそのようなセンサーを張っていれば、いろんなことから気づきを得ることはできます。例えば、歴史の大河ドラマ、映画や小説、もちろん人との会話でもいろんな有益な気づきを得ることができます。

但し、そのためには、聞く側、見る側の自分のほうが、常に何かを学ぼうとするセンサーを張っていないといけません。

ただ見ているだけ、聞いているだけ、読んでいるだけではその話の表面上のことだけを知るにとどまってしまいます。

できれば、それらの話からエッセンスを感じて、自分のものにできれば、人生はより刺激的で充実したものにできると思います。

最初に話をした、片手でダンベルを持って引き上げるだけの運動でも、書き方次第で3,000字も書くことができます。同じように、同じ話でも聞き方次第ですごくたくさんのことを学ぶこともできると思います。

また、単に学ぶだけでは不十分で、それを自分の何らかの行動に移さなければいけません。考えているだけでは、そのうち忘れてしまいます。

できれば自分の行動に反映して初めて、それらの得たものは自分にとって有用なものになるのだと思います。

まとめ

今日は「どんなことでも、受け取り方次第で、人生の参考になる」ということについて書いてきました。

僕たちはいろんな話を見たり、聞いたり、読んだりしますが、それらを表面的にとらえるだけじゃなくて、エッセンスを感じて自分の行動に取り入れることで、人生がより良いものになるのだと思います。

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

こうぷー

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