人間、生きていたら、毎日いろんなことが起こります。
その中でも、思いがけない、不本意なことが起こってしまうと、
「どうして自分はこんな目に合わなければならないんだろう?」とか
「こんな目に合うのは、私は何か悪いことでもしていて、その報いでこんなことが起こってしまっているんだろうか?」などと思って、落ち込んでしまいます。
だいたい普段頑張っている人ほど、何か思いがけないアンラッキーな出来事に合うと、心が折れたようになってしまいます。
そんな、気分が落ち込んでしまったときにどのように対処すればよいのでしょうか?
今日は、僕が普段行っている、気分が落ち込んだときの対処方法を6つ挙げてみます。
気分が落ち込んでしまった時には、このうちのどれかを試してみて、皆さんの気分が回復することができればうれしいと思います。
時間を考えずに寝る
とにかく寝ることによって、落ち込んだ気分を回復させることができる場合があります。
結局、落ち込むというのは、何らかの精神的なダメージを負っているわけです。
そして、悪い思考のループをぐるぐる回って、どんどん疲れてしまって、さらに落ち込んでしまいます。
そんな時には、思い切って睡眠をとって、精神的なパワーを回復させます。
そうすると、精神的なパワーが戻ってくるので、寝る前にはもう絶望的だと思っていたことも、案外そうではないように思えてきたり、何とかできそうな気がしてきたりします。
このように気分が落ち込んだときには、まず、睡眠をとればよいと思います。
悪い思考のループで疲弊してしまっている気持ちを回復させるのですから、できれば完全に精神的なパワーが回復するまで、時間を考えずに寝ることをお勧めします。
精神的なパワーが立ち直るまで寝ることができればベストです。
睡眠をとると、だいぶパワーが戻ってくると思います。
でも、それでもまだ少しやる気が出ない場合には、ほかに紹介している方法で、とにかく何かで自分自身を動かすことができればよいと思います。
細かく分割した作業をする
気分が落ち込んだときには、何にもやる気が起こらないことが多いと思います。
でも、何にもやる気が起こらない状態で何もしないでずーっといると、頭の中で悪い思考をぐるぐる繰り返してしまって、どんどん余計に疲れてしまいます。
そんなことにならないために、気分が落ち込んでいるなら、何か簡単な作業をしましょう。
何らかの作業をすることで、落ち込んだ気分が解消されたりします。
それは、何かをすることによって、悪い思考のループから脱却して、考えても仕方のないことから逃れることができるからです。
行う作業は、できるだけ簡単ですぐにできるものから始めます。
難しいことや手間がかかることは、やる気がないので手を付ける気にならないと思います。
テーブルを拭くだとか、本棚の一列を片付けるとか、とっかかりはとても簡単で、すぐ終わることから始めるのがいいと思います。
そしてその細かい作業を次々とこなしているうちに、だんだん少しずつやる気が出てくるようになります。
そして、何かをやっていると、気分の落ち込みもだんだん回復してくると思います。
運動をする
運動をするという方法も、気分が落ち込んだときの対処法の一つです。
「運動をすることは、抗うつ剤を飲むのと同様の効果がある」という研究結果が、ドイツで発表されています。
このように運動をすることは、気分の落ち込みを解消するのにとても役立ちます。
でも、気分が落ち込んでいるときには、いきなりハードな運動をする気分には、なかなかなれないと思います。
ですから、ウォーキングとか、柔軟体操とか、軽い運動から始めるとよいと思います。
そして、気分がだんだん回復してきたら、徐々に運動の負荷をかけていけばよいでしょう。
例えば、晴れた日に外にウォーキングに行くと、運動をするだけでなくて、景色も変わって、落ち込んだ気分も変えることができると思います。
誰かに相談をする
もし、相談できる人がいるのであれば、誰か信頼できる人に相談をするのもよい方法です。
気分が落ち込んだときは、問題が解決しなくても、とにかく話すということだけでも、落ち込んだ気分が回復したりします。
一人でずーっと同じことを、ぐるぐる、ぐるぐる考えて、どんどん落ち込んでいきます。
でも、それを客観的な言葉にして人に話すことによって、自分から切り離すことができます。
落ち込んでることを、誰かに聞いてもらうことよって、少し冷静に客観的に自分のことを見られるようになり、気分が回復すると思います。
聞いてくれる相手が、自分の話に共感してくれると、なおよいと思います。
自分の話に共感をしてもらえると、それだけで落ち込んだ気分を癒してくれます。
自分ひとりじゃないんだ、という気分にもなれるでしょう。
そのような、共感してくれそうな相手に話をできると、落ち込んだ気分が回復すると思います。
思っていることを紙に書く
相談できるような相手がいない場合や、相談できないような内容の場合には、思っていることを紙に書くということでも、人に相談する代わりのような効果が期待できます。
紙に書くと、やはり自分の考えていることが客観視できるようになり、嫌な気分をあたかも吐き出したような気持になれます。
そうすると、自分の中でずっと溜めているとどんどん落ち込むばかりだったのが、少し軽減されるような気分になります。
紙に書く時には、自分の思いのたけを遠慮せずに書くことがコツです。
どうせ書いたものは誰も見ないのですから、悪口でも、汚い言葉でも、思った通りに書きなぐればいいと思います。
そうすることで気分がすっきりして、落ち込んでいた気分が回復することになります。
できれば考えないようにする
これまで書いてきたように、落ち込んだ気分の対処方法はいろいろありますが、根本的に解消しようと思うのであれば、考えても仕方のないことは考えないようにするのが一番良いです。
「それができれば、落ち込んだりしないよー。」という声が聞こえてきそうですが、自分ではどうしようもないこと、他人のこと、周りの環境など、考えてもどうしようもないことは、本来考えても仕方がないのです。
人間がどうにかできるのは、自分自身の考えと行動だけです。
ですから、可能であれば、自分自身の考えと行動だけにフォーカスして、ほかのどうにもならないことは、できるなら考えすぎないようにしたいものです。
そうすれば、どうにもならないことをぐるぐる考えて、気分が落ち込むようなことからは解放されます。
まとめ
「気分が落ち込んだときの対処法」について書いてきました。
誰でも気分が落ち込むときというのはあるものです。
でも、落ち込んだまま自分一人で考えていてもさらに気分が落ち込むばっかりで、どんどん悪くなっていってしまいます。
そんな時には、まず十分休養を取って、それから、何らかの方法で動くことです。
なんでもいいですから小さなことから始めましょう。
そうすれば、気分の落ち込みもだんだん解消されて、頑張れるようになると思います。
今日も最後まで読んでくださってありがとうございました。
こうぷー
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