【英字新聞読解のコツ!】アメリカでは航空機チケットが高騰し始めている!

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今日は、アメリカの国内レジャー旅行の航空機チケットの価格が上昇しているという話です。

アメリカではワクチンの接種も進んで、レジャーの旅行に行く雰囲気が出てきているのでしょうか?

夏休みも近づいて、航空機のチケットの価格があがっているようです。

日本では、国内線の移動もまだまだの状況なのに、うらやましいところです。

では、記事を読んでいきます。

Americans making summer vacation planes are about to find airfare costs are near or even above pre-pandemic levels, according to the nation’s major airlines.
国内の主要航空会社によると、夏休みの飛行機を準備しているアメリカ人は、航空運賃がパンデミック前のレベルに近いか、それを上回っていることに気づきそうです。

アメリカの国内航空会社によると、航空運賃がパンデミック前レベルかそれ以上のなっているとのこと。

夏休みに飛行機で旅行をしようとしているアメリカ人は、ちょっとびっくりすることになっていそうです。

”be about to~”は「~しようとする」という定番の熟語ですね。

Executives from most of the major carriers said the recovery in domestic leisure travel is already here. That means yields, which measure how much passengers pay for every mile traveled, are up more than the airlines had been forecasting.
ほとんどの主要航空会社の幹部は、国内のレジャー旅行の回復はすでにここにあると述べた。 つまり、1マイルの移動ごとに乗客が支払う金額を測定する歩留まりは、航空会社が予測していたよりも高くなっています。

主要航空会社の幹部の多くは、国内レジャー旅行の回復はすでにここにあると言った。

すなわち、国内レジャー旅行はすでに回復していると言っています。

そして、それによって、お客さまが支払う料金は、航空会社が予測していたよりも高くなっている。

”Domestic leisure travel will be 100% restored by June, with … bookings ahead of 2019 levels and yields essentially recovered” said Glen Hauenstein, president of Delta Air Lines (DAL), speaking at the Wolfe Research conference.
デルタ航空(DAL)のグレン・ハウエンシュタイン社長は、ウルフリサーチカンファレンスで、「国内のレジャー旅行は6月までに100%回復し、2019年の水準を上回る予約と利益も実質的に回復する」と述べた。

デルタ航空の社長は、カンファレンスでこう述べた。

国内のレジャー旅行は6月までに100%回復する。

そして、2019年を上回る予約と利益も実質的に回復する。

2019年を上回るということは、コロナ前をさらに上回るということですから、レジャー旅行は完全回復です。

The airlines are being cautions about bringing back to much supply of flights too quickly, especially since the leisure fares booked well in advance of travel are not as lucrative as the business travel booked at the last minutes.
航空会社は、特に旅行のかなり前に予約されたレジャー運賃が直前に予約された出張ほど儲かっていないため、あまりにも早く多くのフライトの供給に戻ることに注意を払っています。

でも、航空会社は、完全な回復とは見ていない。

航空会社にとっておいしいお客さまである、ビジネス客が戻ってきていない。

レジャー運賃は旅行のかなり前に予約されるので、運賃としてはそれでもまだ安い。

直前に予約されるので料金が高いビジネス客がまだそんなに戻っていないので、航空会社はフライトの供給を完全には戻すことにしていないということです。

Business travel and international travel have yet to come back, although airlines said they’re seeing signs of a future recovery there as well.
出張や海外旅行はまだ戻っていないが、航空会社はそこでも将来の回復の兆しを見ていると述べた。

出張や海外旅行と言った、すごく儲かるフライトはまだ実際には戻っていない。

でも、航空会社はそれらの需要についても、回復の兆しは見えてきたと言っています。

United (UAL), which is due to speak at the conference later in the day, said in a filing that overall yields on tickets booked this month for travel in May and June are already near 2019 levels.
ユナイテッド(UAL)は、その日の後半に会議で講演する予定であり、5月と6月の旅行のために今月予約されたチケットの全体的な収益はすでに2019年のレベルに近いと書類で述べました。

ユナイテッドエアラインも、同じような感覚を持っているようです。

5月と6月の旅行のために予約されたチケットの全体的な収益は、2019年のレベルに近い。

これまた、コロナ前の水準に戻っているということです。

That’s even with reduced demand for business travel – so it means that domestic leisure yields are already ahead of what was booked in 2019.
これは、出張の需要が減少した場合でも同じです。つまり、国内のレジャーの収益は、2019年に予約されたものをすでに上回っています。

その上回っているレベルは、出張の需要が減った場合でも同じレベルだと言っています。

つまり、国内のレジャーが出張が減少した分をカバーするほど上回っているということです。

それほど、国内のレジャー需要が堅調だということのようです。

This doesn’t mean the airlines are back to being profitable, although several have said they stopped burning through the cash the way they did for most of 2020 and early 2021.
これは、航空会社が黒字に戻ったことを意味するものではありませんが、2020年のほとんどと2021年初頭のように現金を使い切るのが止まったと言う人もいます。

国内レジャーの需要が戻ったからと言って、航空会社が黒字に戻ったということではありません。

でも、2020年のほとんどの期間と、2021年のこれまでのように、お金を使い切ってしまっているような状況からは抜け出したと言っている人もいます。

 It’s tough to be profitable with just domestic leisure travelers, said Philip Baggaley, chief credit analyst covering airlines for Standard& Poor’s. Yet getting this part of their business back is still important.
スタンダード&プアーズの航空会社を担当するチーフクレジットアナリストのフィリップバガリー氏は、国内のレジャー旅行者だけで利益を上げるのは難しいと述べた。 それでも、ビジネスのこの部分を取り戻すことは依然として重要です。

航空会社の経営を見ているアナリストの見解が述べられています。

航空会社の経営としては、国内のレジャー旅行者だけで利益を上げるのは難しい。

でも、国内レジャー旅行者の需要が戻るということは重要だということです。

“There certainly has been a surge in domestic leisure bookings, and the yields they’ve been able to achieve,” he said. “They ‘re not filling up as much of the planes, but in a very large and important part of their business, they’re doing just fine.”
「確かに国内のレジャー予約が急増しており、彼らが達成できた収益もある」と彼は語った。 「彼らは飛行機の多くを埋めていませんが、彼らのビジネスの非常に大きくて重要な部分で、彼らはうまくやっています。」

急増している国内レジャー旅行者で、航空会社の目標を達成できている部分もある。

国内レジャー旅行者だけでは、航空会社の飛行機を全部埋められるわけではないけれども、重要な部分で航空会社はうまくやっている。

The airlines expect business travel will start to return once offices that had employees working remotely begin to reopen. It didn’t make sense, of course, to schedule business trips if the customer whom a business traveler wants to meet with hasn’t yet returned to an office.
航空会社は、従業員が遠隔地で働いていたオフィスが再開し始めると、出張が戻り始めると予想しています。 もちろん、出張者が会いたい顧客がまだオフィスに戻っていない場合に出張をスケジュールすることは意味がありませんでした。

航空会社は、働いている人がテレワークからオフィスに戻ると、出張の需要が戻ると考えている。

出張する人がどこかを訪れる時に、相手がオフィスにいないと出張することはないから。

出張の需要が回復するためには、みんながオフィスに戻ってくれないといけないわけです。

“We still anticipate business travel returns in the fall and beyond,” said Vasu Raja, chief revenue officer at American. “Many corporations are at the nascent stages of coming back to the office.”
「秋以降も出張のリターンが見込まれます」アメリカン航空の最高収益責任者であるVasuRajaは、次のように述べています。 「多くの企業は、オフィスに戻る初期段階にあります。」

アメリカン航空の収益責任者は、秋以降、ビジネス出張のお客さまが見込まれると言っています。

多くの企業で、労働者がオフィスに戻ってくる初期段階にある。

だから、秋以降に航空需要は戻ってくると言っている。

That’s why airlines won’t be back to the same number of flights this summer as they offered in the summer of 2019 before the pandemic. But they’re seeing strong demand for the seats they are offering, thanks to vacation traveler’s pent-up demand.
そのため、航空会社は、パンデミック前の2019年の夏に提供したのと同じ数のフライトに今年の夏に戻ることはありません。 しかし、休暇旅行者のうんざりした需要のおかげで、彼らは彼らが提供している座席に対する強い需要を見ています。

だから、今年の夏には航空会社は2019年の夏ほどフライトを飛ばすつもりはないようです。

でも、あまりもうからないレジャー旅行者のための、彼らのフライトの座席には需要があると考えている。

“Right now … the only thing that is keeping us from being at 2019 booking levels is where is we’re constricting supply,” said Raja.
「今のところ…2019年の予約レベルを妨げている唯一のことは、供給を制限しているところです」とRaja氏は述べています。

だから、2019年レベルの予約にならないのは、航空会社が座席を供給していないからです。

ビジネス客が戻ってくるわけではないので、航空会社が座席数を制限しているから、2019年レベルには戻らない。

The bad news for the vacation travelers is good news for the airlines and their investors. Shares of American (AAL), Delta, United and most other US airlines were up between 2% and 3% in midday trading.
休暇旅行者にとっての悪いニュースは、航空会社とその投資家にとっての良いニュースです。 アメリカン航空(AAL)、デルタ航空、ユナイテッド航空、およびその他のほとんどの米国航空会社の株価は、正午の取引で2%から3%上昇しました。

休暇旅行者にとって悪いニュース、すなわち運賃が高騰しているというのは、航空会社や投資家には良いニュース。

その証拠として、アメリカン航空、デルタ航空、ユナイテッド航空、その他の航空会社の株価は、2%から3%上昇したということです。

航空会社の経営の本格的な回復はやはり、ビジネス客や国際線が戻らないとダメなようです。

でも、国内線のレジャー需要が戻ってきたというのは、いい兆しではあると思います。

今日の記事はここまで。

明日もまた頑張ります。

こうぷー

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