Webライティングをやってよかったこと

ブログ、プログラミング

僕は今年の1月からWebライティングを始めました。最初はなかなか受注できませんが、2月末ぐらいから徐々に受注できるようになりました。

これまで10数件の案件を受注をして、ライティングをして納品をしましたが、Webライティングをすることによっていろいろなことを勉強したり、ライティングのスキルを身につけたりすることができたように思います。今日はWebライティングをやってよかったことについて書いてみようと思います。

文章力がついた

まず、当然のことですが、文章力がつきました。これまでも会社で様々な文章を書いてきましたが、Webライティングで書く文章はその目的によっていろんなスタイルがあります。法律に関する文章であれば少し厳格に、家庭のハウツーであれば話しかけるような感じで、筋トレであればとにかく細かく分かりやすくなど…。

ただ、いずれの場合もサイトを見に来てくれた人が理解しやすいように書くということに非常に神経を使うという点では同じだと思います。また、発注者さんはそこに重点を置かれているので、そのような文章を書くことを要求されます。

さらに、発注される場合には文字数を指定されるのですが、だいたい普通に書いた場合より多い文字数を要求されます。これによって、文章力が非常につきます。

いい意味で文章を引き延ばすというか、より繊細に細かく書くというか。結構、簡単に要点だけを書くと相当短い文で済んでしまうことを、かなりの字数で書くということが要求されます。ただ、単純に引き延ばしていると風には書くわけにはいかず、そのように書くにはかなりの筆力が要求されるので、何度も書きあげることによって文章力がかなり上達したと思います。

構成力がついた

発注者さんによっては、構成だけを書いて発注する方もいらっしゃいます。この構成を受けとると、だいたいの場合、そこまで細かく構成できるのかと関心させられます。

僕が経験したもので一番関心したのは、筋トレの「ワンハンドラテラル」についての説明文です。簡単に言うと「片手にダンベルを持って真横に水平になるまで上げる」という運動なのですが、それだけのことで3,000文字を書きます。

「鍛えられる筋肉の説明」、「その筋肉が鍛えられるメリット」、「正しいやり方」、「より効果を得るための方法」、「注意点」など細かく分けて書くと、本当にこんな単純な筋トレでも、3,000字で書くことができるようになるのです。

このようなことを何度も経験すると、文章を書く際の構成力もつけることができます。構成がしっかりできると、その構成を文章で埋めていくというイメージで書いていけば、詳細できめの細かい説明文を書くことができます。

これは、自分で文章を書く際にもとても参考になります。丁寧できめの細かい説明文を書くためには、まず構成を丁寧にきめ細かく作ることが大事だということが分かります。

知識がつく

Webライティングでいろんな内容の文章を書くことになると、当然その内容について詳しくなります。受注した内容については、まずWebで調べることになります。

書いて納品する文章については、当然コピペは不可ですから、一つの項目についていろんなサイトで調べます。そして、内容を理解して自分の言葉で文章にしていくという作業をします。

このことによって、一つの事柄についていろんなサイトから知識を得た上で内容を理解し、それを自分の言葉でアウトプットするという、本当にその事柄について効果的な勉強をしているのと同じことをすることになります。

加えて、通常の勉強ではなくて、先ほど書いた通り非常にきめ細かく書くことになるので、そのことについて本当に細かいところまで理解をすることになります。

さらに、書いた文章でお金を頂くので、やはりそこは曲がりなりにもプロの意識が必要で、お金をもらうのに恥ずかしくない文章を納品する必要があります。

発注者の方に納得してもらうためには、本当に理解した人が丁寧に分かりやすく書いた文章を作らなければなりません。そのためには、内容を十分理解する必要があるわけです。

ブログに反映できる

今まで、Webライティングの仕事をすることで得られたメリットについて書いてきましたが、そのこと自体だけではなく、そこで得た文章力や構成力、知識は自分のブログを書く際にも当然役立ちます。

今日のこのブログは、まだまだきめの細かい構成にはなっていませんが、少なくともWebライティングで培った文章力はついていると思います。

このブログを始めた3月14日の当初は、数百文字の文章を書くのでさえ四苦八苦していましたが、最近はだいたいこのブログで毎日2,000文字の文章を書くこと自体にあまり苦労しないようになってきました。

これはWebライティングでいろんなことについて、発注者さんの望むことを、発注者さんの望む文字数で書くというかなり制約された、不自由な状況で、分かりやすくかつ退屈しないような文章を書くという難しいことを繰り返してやっているからだと思います。ブログは制約なく自分の好きなようにかけるのですから。

僕の今後の目標としては、もう少しWebライティングで学んだ構成力をこのブログで書く文章にも取り入れて、より説得力のある文章を書くことかな?と思っています。

まとめ

今日は「Webライティングをやってよかったこと」について書いてきました。僕ももう少しこのような随筆的なブログばかりでなく、もう少し、いろんな人がどうしたらいいんだろう?と考えていることに論理的に回答するようなブログも書くことができるようにしたいと思います。

こうぷー

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