【Bizmates レベル5 解説】アメリカのライフコーディネーターの話!

Bizmates ビズメイツ

今日は、ライフコーディネーターでカリスマ主婦のマーサ・スチュワートさんの話です。

僕はこの人のことは、あんまり知りません。

でも、アメリカでは有名なようです。

TVのレギュラー番組も持っているらしいです。

どんな話なんでしょうか?

今日のトレーナーさんは、Louさんでした。

彼はフィリピン人なんですが、現在アメリカのカリフォルニアに住んでいます。

当日にしかレッスンを取らないので、去年の12月以降、レッスンを受けられずにいました。

とても丁寧に深く理解することを求めてきます。

今日は、厳しいレッスンになりそうです。

では、まずはいつもどおり格言から…。

So the pie isn’t perfect? Cut it into wedges. Stay in control, and never panic.
それで、パイは完璧ではありませんか? ならばクサビ形にカットしなさい。 コントロールを維持し、慌てる必要はありません。

何かうまく行かなくても、慌てずに上手に対応しないさいということでしょうか?

パイがうまく丸く焼けなくても、切ればいいじゃん。って感じですか。

Louさんに”Cut it into wedges.”ってどういう意味ですか?って聞かれました。

僕は、この格言みたいな言葉の意味を聞いているのかと思って、”To make pie neatly.(パイをきれいに整える)”って、答えました。

でも、Louさんの求めている答えは違ったようです。

”Cut it into wedges.= Cut it into triangular shapes.”ですって。

「三角形の形に切る」、まあ、そうなんですけど…。

この格言の意味って、そうじゃなくて、失敗したと思っても、うまく取り繕えば何とかなるって意味でしょ。って思ってしまいました。

そして、ストーリーに入っていきました。

Being a housewife did not stop Martha Stewart from building a multi-million-dollar empire. She made a career out of a vocation deemed by some as one only fitting for simpleminded people.
主婦であることは、マーサ・スチュワートが数百万ドルの帝国を築くことを止めませんでした。 彼女は、単純な心の人々にのみふさわしいと一部の人が考えている職業からキャリアを築きました。

主婦であるにも関わらず、マーサ・スチュワートは億万長者になった。

マーサ・スチュワートは、主婦という単純な仕事と考られている職業からキャリアを築いた。

つまり、どんな職業であっても億万長者になれる可能性があるということを言いたいのかもしれません。

Louさんに、”simpleminded”の意味について聞かれました。

”simpleminded = with little intelligence = looks at things in a very simple way”だそうです。

あんまり賢くない、いろんな物事を簡単に考える、という意味。

Louさんはこんな感じで、文章中の細かいところにも質問してきます。

Martha’s talent is just impossible to contain. Even in trivial tasks, such as decorating the house or stuffing a turkey, Martha Stewart introduced novel ways of making anything look elegant and exude a million-dollar appeal.
マーサの才能を封じ込めることは不可能です。 家の装飾や七面鳥の詰め物などの些細な作業でも、マーサ・スチュワートは何でもエレガントに見せて百万ドルの魅力を醸し出す斬新な方法を紹介しました。

“contain”には、「含む」という意味のほかに「封じ込める」という意味もあります。

“novel”も名詞では「小説」ですが、形容詞としては「斬新な、奇抜な、これまでにない」という意味があります。

見慣れた単語ですが、ちょっと違う使い方で出てくるとちょっと戸惑います。

Louさんはここでの”novel”は”new”と同じ意味だと言っていました。


話の内容としては、マーサは些細な作業でも、いろんな工夫で魅力を醸し出す方法を紹介したということです。