サウジアラビアで、ウシクvsジョシュア2が行われました。
結果は、ウシクの2対1での判定勝ち。
非常に微妙ではありましたが、妥当な判定だったようです。
今日は、BBCの記事を取り上げましたが、BBCもウシクの勝利に異議を唱えていません。
でも、ジョシュアは納得がいかなかったようで、試合後、かなりいろいろなことをやっていました。
今日は、この話題を取り上げようと思います。
まずは記事全体を読んでみたいと思います。
紅海の怒りと称される一戦で、元気なジョシュア (32 歳) はいくらかの攻撃性と意図を示した – 彼らの最初の戦いから大幅に改善した – しかし、彼の記録を20戦20勝に伸ばしたウクライナ人の輝きとリングの知識にはかなわなかった。
Two judges scored the fight 115-113 and 116-112 to Usyk and the third gave it 115-113 to Joshua. At the end of the fight, a furious Joshua – quite bizarrely – picked up two of Usyk’s belts, dropped them out of the ring and strode towards the dressing room, before turning round and getting back into the ring to give an impassioned speech.
2 人のジャッジが 115-113 と 116-112 でウシクに、3 番目のジャッジが 115-113 でジョシュアに与えました。戦いの終わりに、激怒したジョシュアは、非常に奇妙なことに、ウシクのベルトを2つ拾い上げ、リングから落として控室に向かって大股で歩き、振り返ってリングに戻って熱烈なスピーチをしました.
He has now suffered back-to-back defeats against Usyk, with the champion retaining the WBA (Super), WBO and IBF titles he won in London last September. Joshua had some success in the fight – and enjoyed his best round in the ninth, charging Usyk down and unloading a flurry of punches, reminiscent of the AJ of old.
彼は現在、ウシクに対して連敗を喫しており、チャンピオンは昨年 9 月にロンドンで獲得した WBA (スーパー)、WBO、および IBF のタイトルを保持しています。ジョシュアは戦いである程度の成功を収め、9回目に最高のラウンドを楽しみ、ウシクをチャージして、昔のAJを彷彿とさせるパンチの連発を降ろしました.
But such is the brilliance of Usyk, he came back fighting in the 10th round and was landing clean blow after blow. Usyk landed a five-punch combination, and Joshua became a sitting duck. Joshua fatigued and Usyk – who just a few months ago was defending his nation against the Russian invasion – took full advantage in the championship rounds.
しかし、それがUsykの素晴らしさであり、彼は第10ラウンドで戦いに戻り、打撃を次々とクリーンな打撃を与えていました. ウシク は 5 パンチのコンビネーションを決め、Joshua は無防備になりました。ジョシュアは疲労困憊し、ほんの数か月前までロシアの侵略から国を守っていたウシクは、チャンピオンシップラウンドで最大限のアドバンテージを持っていた。
では、1文ずつ文章を細かく見ていこうと思います。
紅海の怒りと称される一戦で(in a clash billed as the Rage of the Red Sea)、元気なジョシュア (32 歳) はいくらかの攻撃性と意図を示した(showed some aggressiveness and intent) – 彼らの最初の戦いから大幅に改善した(a vast improvement from their first fight) – しかし、彼の記録を20戦20勝に伸ばしたウクライナ人の輝きとリングの知識(the brilliance and ring savviness)にはかなわなかった。
「紅海の怒り」と名付けられた、ウシクとジョシュアの第2戦がありました。
ジョシュアは前回の試合よりもかなり改善された戦いをした。
前回は、ウシクにアウトボクシングを徹底されて、完全に負けてしまったと言われています。
「ウシク対ジョシュア2」が今日行われます。世界ヘビー級統一マッチ。昨年の9月には、ウシクが勝っています。今回は、ジョシュアのリベンジマッチ。どのような結果になるのでしょうか?今日はこの話題を取り上げようと思います。まずは記事全体を読んでみたいと思います。Oleksandr Usyk and Anthony Joshua will face off for the second time in just under a year on Saturday night as they fight in Jeddah, Saudi Arabia. Usyk outclassed Joshua in September last year in their first bout, beating the British boxer via a... 【英字新聞を読む】ウシクvsジョシュアの再戦: ジョシュアは王座奪還なるか? - こうぷーぶろぐ |
しかし、接戦になったものの、最終的にはウシクがスプリットデシジョンで勝利をした。
すなわち、ジョシュアは及ばなかったと言っています。
“in a clash billed as the Rage of Red Sea”で「紅海の怒りと称される一戦」と訳しています。
“bill”は名詞で「紙幣、請求書、手形」などの意味があります。動詞でも「請求書を出す、つけにする」などの意味があるとともに「ポスターを貼る」という意味から、ここでは「称する」と訳しています。
2 人のジャッジが 115-113 と 116-112 でウシクに、3 番目のジャッジが 115-113 でジョシュアに与えました。戦いの終わりに、激怒したジョシュア(a furious Joshua)は、非常に奇妙なことに(quite bizarrely)、ウシクのベルトを2つ拾い上げ、リングから落として控室に向かって大股で歩き(dropped them out of the ring and strode towards the dressing room)、振り返ってリングに戻って熱烈なスピーチをしました(give an impassioned speech).
判定は、2人のジャッジが115対113と116対112でウシク、もう1人が115対113でジョシュアに付けた。
非常に微妙な判定ではあります。
1ラウンド差と2ラウンド差みたいなもんですからね。
なので、ジョシュアとしては、納得ができなかったんでしょう。
チャンピオンベルトをリングの外に落として、一旦、控室に戻ろうとした。
その後、思い直して、リングに戻り、熱のこもった弁明のようなスピーチをしていました。
“dropped them out of the ring and strode towards the dressing room”で「リングから落として控室に向かって大股で歩いた」と訳しています。
“strode”は”stride”の過去形で「大股で歩く」という意味。
日本語でもマラソンの中継などで「ストライドが大きい」とか「小さい」とか言いますよね。
彼は現在、ウシクに対して連敗を喫しており(has now suffered back-to-back defeats against Usyk)、チャンピオンは昨年 9 月にロンドンで獲得した WBA (スーパー)、WBO、および IBF のタイトルを保持しています。ジョシュアは戦いである程度の成功を収め(had some success in the fight)、9回目に最高のラウンドを楽しみ、ウシクをチャージして、昔のAJを彷彿とさせるパンチの連発を降ろしました(unloading a flurry of punches, reminiscent of the AJ of old).
ジョシュアは、これで2戦連続してウシクに敗れている。
ウシクは、前回の昨年9月にロンドンでジョシュアに勝って、WBA、WBO、IBFのタイトルを保持し続けている。
ジョシュアは、この試合である程度うまく行ったところもあり、9回はベストラウンドだった。
ウシクを攻め立てて、昔のAJ(アンソニー・ジョシュアのニックネーム)を思い起こささせるような打ち下ろしのパンチの連打を出していた。
“has now back-to-back defeat against Usyk”で「現在、ウシクに対して連敗を喫している」と訳しています。
“back-to-back”は「続けて」という意味。”in a row”とか”consecutive”などで言い換えられます。
しかし、それがUsykの素晴らしさであり(such is the brilliance of Usyk)、彼は第10ラウンドで戦いに戻り(came back fighting in the 10th round)、次々とクリーンな打撃を与えていました(was landing clean blow after blow). ウシク は 5 パンチのコンビネーションを決め、Joshua は無防備になりました(became a sitting duck)。ジョシュアは疲労困憊し、ほんの数か月前までロシアの侵略から国を守っていた(who just a few months ago was defending his nation against the Russian invasion)ウシクは、チャンピオンシップラウンドで最大限のアドバンテージを持っていた(took full advantage in the championship round)。
9ラウンドはジョシュアに攻められたウシクでしたが、そこから盛り返すのがウシクの素晴らしさだと言っています。
10ラウンドは逆にウシクが攻め立て、次々とクリーンヒットを当てた。
そして、ジョシュアは無防備な状態になった。
このことをここでは”sitting duck”と言っています。「格好のカモ」とか「いい標的」などの意味で使われます。
ウクライナ人のウシクは、数カ月前までロシア侵攻から国を守るために、ウクライナで戦争に参加していました。
そこから帰ってきたウシクは精神的にも強かったということが暗に言いたかったのでしょうか?
一方で、ジョシュアの方は疲労困憊していた。
最終ラウンドには、もう、ウシクの方が圧倒的に余裕がある状況だったようです。
“was landing clean blow after blow”で「次々とクリーンな打撃を与えていた」と訳しています。
“blow after blow”で「打撃の後に打撃」すなわち「次々と打撃を当てていた」ということを表現しています。
今日はウシク対ジョシュア2の話題を取り上げました。
個人的には、ウシクのパンチは軽く見えていて、アマチュアボクシングの採点でウシクが勝っていたかのように見えなくもないかな?とも思いました。
そのあたりが、ジョシュアには納得いかない原因なのかもしれません。
でも、記事に合ったように、ジョシュアは、明らかに疲労困憊してましたね。
そして、熱烈なスピーチをしていました。よく意味はわかりませんでしたが…。
今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
こうぷー
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