ロシアのウクライナ侵攻が発生してから約3ヶ月が経ちました。
いまだに、戦争は終わる気配を見せていません。
そんな中、フランスのマクロン大統領とドイツのシュルツ首相がロシアのプーチン大統領に電話をした。
そして、ウクライナのゼレンスキー大統領との対話を要請したようです。
今日はこの話題を取り上げようと思います。
まずは記事全体を読んでみたいと思います。
ドイツの首相官邸によると、フランスとドイツの指導者たちは、ロシアのウラジーミル・プーチンに、ウクライナの大統領と「直接そして真剣な交渉」を行うよう要請した。
Emmanuel Macron and Olaf Scholz spoke to Mr. Putin by phone for 80 minutes. The pair “insisted on an immediate ceasefire and a withdrawal of Russian troops,” the chancellor’s office said.
エマニュエル・マクロンとオラフ・ショルツはプーチン氏と電話で80分間話しました。 二人は「ロシア軍の即時停戦と撤退を主張した」と首相官邸は述べた。
Russia’s leader said Moscow was open to resuming dialogue with Kyiv, according to the Kremlin. It did not mention the possibility of direct talks between Mr. Putin and his Ukrainian counterpart Volodymyr Zelensky.
クレムリンによれば、ロシアの指導者は、モスクワはキーウとの対話を再開することにオープンであると述べた。 プーチン氏と彼のウクライナのカウンターパートであるウォロディミル・ゼレンスキーとの間の直接会談の可能性については言及されていませんでした。
Russian and Ukrainian delegations have held multiple rounds of talks remotely and in person since Russia invaded on 24 February, but efforts have stalled of late.
ロシアとウクライナの代表団は、2月24日にロシアが侵攻して以来、遠隔地で直接会談を何度も行ってきましたが、最近、努力は行き詰まっています。
では、1文ずつ文章を細かく見ていこうと思います。
ドイツの首相官邸によると(the German chancellor’s office said)、フランスとドイツの指導者たちは、ロシアのウラジミール・プーチンに、ウクライナの大統領と「直接そして真剣な交渉」を行うように要請した(have urged Russia’s Vladimir Putin to hold “direct and serious negotiations” with Ukraine’s president)。
ドイツの首相官邸が話をしたようです。
ドイツとフランスの指導者たちが、ロシアのプーチン大統領と話をした。
そこで、ドイツとフランスの指導者たちは、プーチンにウクライナの大統領と交渉を行うように要請した。
「直接かつ真剣な交渉」をするようにと言ったようです。
“have urged Russia’s Vladimir Putin to hold “direct and serious negotiations” with Ukraine’s president”で「ロシアのウラジミール・プーチンに、ウクライナの大統領と「直接そして真剣な交渉」を行うように要請した」と訳しています。
“urge”は「要請する、促す」というような意味です。
エマニュエル・マクロンとオラフ・ショルツは、プーチンと電話で80分話しました(spoke to Mr. Putin by phone for 80 minutes)。
2人は「ロシア軍の即時停戦と撤退を主張した(insisted on an immediate ceasefire and a withdrawal)」と首相官邸は述べた。
フランスのマクロン大統領とドイツのショルツ首相は、プーチン大統領と電話で80分話したようです。
Emmanuel Macron has said Marine Le Pen is 'dependent on Russian power and Putin' during the televised leadership debate.Subscribe to Guardian News on YouTube... Emmanuel Macron and Marine Le Pen clash over Russia in leadership debate - YouTube |
ドイツのシュルツ首相は、昨年12月にメルケル首相の後を引き継いでいます。
Ukraine was high on the agenda as German Chancellor Olaf Scholz met with Japanese Prime Minister Fumio Kishida in Tokyo. This is Scholz's first trip to Asia ... Taking a stand on Ukraine - German Chancellor in Tokyo, Japan | DW News - YouTube |
この2人は、プーチン大統領に「ロシア軍の即時停戦と撤退を主張した」ということです。
“insisted on an immediate ceasefire and withdrawal”で「即時停戦と撤退を主張した」と訳しています。
“insist”は「主張する」という意味。よく使う単語です。
“ceasefire”は「停戦」、”withdrawal”は「撤退」という意味です。
クレムリンによれば、ロシアの指導者は、モスクワはキーウとの対話を再開することにオープンである(Moscow was open to resuming dialogue with Kyiv)と述べた。
プーチンと彼のウクライナのカウンターパートであるウォロディミル・ゼレンスキーとの間の直接会談の可能性については言及されていませんでした(did not mention the possibility of direct talks)。
ロシアの側は、ロシアの側でいい分があって、自分たちはウクライナとの対話を再開することにオープンであると言っている。
でも、それは、マクロン大統領やシュルツ首相の言うようなプーチン大統領とゼレンスキー大統領の直接会談だとは言っていない。
これまで通り、代表団がどこかの第三国で交渉をするような形を望んでいるのかもしれません。
“Moscow was open to resuming dialogue with Kyiv”で「モスクワはキーウとの対話を再開することにおーぷんである」と訳しています。
“resume”は「再開する、回復する」というような意味。
“dialogue”は「セリフ、協議、対話」というような意味です。
ロシアとウクライナの代表団(delegations)は、2月24日にロシアが侵攻して以来、遠隔地で直接会談を何度も行ってきました(have held multiple rounds of talks remotely in person)が、最近、努力は行き詰まっています(efforts have stalled of late)。
ロシアとウクライナの代表団は、2月24日にロシアがウクライナに侵攻してから何度も会談を行ってきた。
オンラインで協議をしたり、トルコで協議をしたりしていました。
でも、最近は、協議をしようという感じにはなっていません。
停戦へのお互いの努力が行き詰まってきてしまっています。
“have held multiple rounds of talks remotely in person”で「遠隔地で直接会談を何度も行ってきた」と訳しています。
“multiple”は「多数の、多角的な」というような意味。
“in person”は「直接に、直に」という意味です。
“efforts have stalled of late”で「最近、努力は行き詰まっています」と訳しています。
“stall”は「行き詰まる、失速する」などの意味があります。僕は”stuck”を使いたくなります。
今日は、ロシアのプーチン大統領に対して、フランスのマクロン大統領とドイツのシュルツ首相がウクライナのゼレンスキー大統領との対話を要請したという話題を取り上げました。
今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
こうぷー
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