現在、インドネシアでG20が行われています。
そこで、昨日はアメリカのバイデン大統領と中国の習近平国家主席との会談があったことを取り上げました。
バイデン大統領と習近平国家主席の初めての直接会談が行われました。やはり、台湾問題が話題になり、対立は明確になりました。初の会談は見た目には和やかに見えたものの、お互い、言いたいことは言ったようです。今日はこの話題を取り上げようと思います。まずは記事全体を読んでみたいと思います。President Joe Biden objected directly to China's "coercive and increasingly aggressive actions" toward Taiwan during the first in-person meeting of his presidency with Xi Jinping, as the two superpower le... 【英字新聞を読む】バイデン氏と習近平氏、台湾で衝突するも意見の相違を「管理」... - こうぷーぶろぐ |
アメリカと中国は対ロシアへの対応も違っているようですが、バイデン大統領とゼレンスキーウクライナ大統領は、強引に共同声明にロシア批判を入れようとしている。
今日は、この話題を取り上げようと思います。
まずは記事全体を読んでみたいと思います。
ジョー・バイデン大統領とウクライナのヴォロディミール・ゼレンスキー大統領は、ウクライナを荒廃させ、世界経済を揺るがした9ヶ月の戦争をめぐり、モスクワへの圧力を維持するようグループに圧力をかけたため、世界最大の経済の指導者たちは火曜日、ロシアのウクライナ侵略を非難する大部分からの強いメッセージを伝える準備ができているように見えた。
At the summit, Zelenskyy joined Biden in trying to persuade the G-20 to further isolate Russia diplomatically and economically, despite a souring global financial outlook that has tested many nations’ resolve.
サミットで、ゼレンスキーはバイデンに加わり、多くの国々の決意を試してきた世界的な金融見通しの悪化にもかかわらず、G-20を説得してロシアを外交的および経済的にさらに孤立させようとした。
Inflation and slowing economies are weighing on countries that have imposed penalties on Russia for starting the war. Higher costs for energy and food have destabilized business activity around the world, as much of Europe prepares to brave the winter without imports of Russian natural gas.
インフレと減速する経済は、戦争を開始したことに対してロシアに罰則を課した国々に重くのしかかっています。ヨーロッパの多くがロシアの天然ガスの輸入なしで冬を乗り切る準備をしているため、エネルギーと食料の高コストは世界中のビジネス活動を不安定にしています。
The U.S. and its allies have responded to Russia’s invasion of Ukraine with export controls and other sanctions, making it harder for Russia’s military to access key technologies and resupply with drones, artillery and other weapons.
米国とその同盟国は、ロシアのウクライナ侵攻に輸出規制やその他の制裁で対応しており、ロシア軍が重要な技術にアクセスしたり、ドローン、大砲、その他の武器を補給したりすることが難しくなっています。
では、1文ずつ文章を細かく見ていこうと思います。
ジョー・バイデン大統領とウクライナのヴォロディミール・ゼレンスキー大統領は、ウクライナを荒廃させ、世界経済を揺るがした(has devastated Ukraine and roiled the global economy)9ヶ月の戦争をめぐり、モスクワへの圧力を維持するようグループに圧力をかけたため、世界最大の経済の指導者たちは火曜日、ロシアのウクライナ侵略を非難する大部分からの強いメッセージを伝える準備ができているように見えた(appeared ready Tuesday to convey a strong message from most condemning)。
インドネシアで行われているG20で、ロシアのウクライナ侵略を非難するメッセージが出されようとしているようです。
これは、アメリカのバイデン大統領とウクライナのゼレンスキー大統領が、G20に集まっている世界の首脳に呼びかけたため。
G20のなかにも様々な考えがあるようですが、でもそれを押し切るような形で、非難決議を採択しようとしているようです。
“has devastated Ukraine and roiled the global economy”で「ウクライナを荒廃させ、世界を揺るがした」と訳しています。
“devastate”は「徹底的に破壊する、荒廃させる、落胆させる」などの意味。
“roil”は「かき混ぜる、混乱させる」という意味。
サミットで、ゼレンスキーはバイデンに加わり、多くの国々の決意を試してきた世界的な金融見通しの悪化にもかかわらず(despite a souring global financial outlook that has tested many nations’ resolve)、G-20を説得してロシアを外交的および経済的にさらに孤立させようとした(trying to persuade the G-20 to further isolate Russia diplomatically and economically)。
そして、バイデン大統領と一緒にロシアを外交的にも経済的にもさらに孤立させようとした。
世界中の各国は、一方では、世界的に金融の見通しが悪く、苦しい状況に置かれているにも関わらずということ。
“despite a souring global financial outlook that has tasted many nations’ resolve”で「多くの国々の決意を試してきた世界的金融見通しの悪化にもかかわらず」と訳しています。
“despite”はよく出てくる表現で「~にもかかわらず」です。
sourは、日本語でも「サワー」でよく知られているように、形容詞では「酸っぱい」という意味。
動詞では「酸っぱくさせる」の他に「気まずくさせる、悪化させる」の意味があります。
インフレと減速する経済は、戦争を開始したことに対してロシアに罰則を課した国々に重くのしかかっています(weighing on countries that have imposed penalties on Russia for starting the war)。ヨーロッパの多くがロシアの天然ガスの輸入なしで冬を乗り切る準備をしているため(as much of Europe prepares to brave the winter without imports of Russian natural gas)、エネルギーと食料の高コストは世界中のビジネス活動を不安定にしています(have destabilized business activity around the world)。
現在、世界中のいろんな国がインフレに苦しんでいます。
ロシアも、各国から経済制裁を受けていて、経済的には苦しい状況です。
また、経済制裁によって、ヨーロッパの各国は、ロシアの天然ガスは購入しないこととしています。
ウクライナが出荷する小麦の値段も上がっています。
これから冬を迎えるにあたって、燃料不足が懸念され、世界中のビジネス活動に不安を与えています。
“have destabilized business activity around the world”で「世界中のビジネス活動を不安定にしている」と訳しています。
“destabilize”は「安定性を損なう」という意味。
「スタビライザー」が「安定器、安定剤」などの意味だと分かれば”de-“で、それを否定する意味だと想像できます。
米国とその同盟国は、ロシアのウクライナ侵攻に輸出規制やその他の制裁で対応しており(have responded to Russias invasion of Ukraine with exports controls and other sanctions)、ロシア軍が重要な技術にアクセスしたり、ドローン、大砲、その他の武器を補給したりすることが難しくなっています(making it harder for Russia’s military to access key technologies and resupply with drones artillery and other weapons)。
アメリカとアメリカの同盟国は、ロシアに対して経済制裁を行っている。
このことによって、ロシア軍は、重要な技術や武器の調達が難しくなっている。
なので、ドローン爆撃機などは、アメリカと対立関係にあるイランから輸入したようでした。
久しぶりにロシアのウクライナ侵攻の話題を取り上げます。ロシアは、ウクライナに対して、無人ドローンの攻撃を行ったようです。無人ドローンの攻撃は、これまでも考えられていましたが、本格的に攻撃をしたというのは、初めてじゃないでしょうか?しかも、標的に突っ込んでいって自爆するようです。この攻撃するドローンを「神風ドローン」と表現しています。今日はこの話題を取り上げようと思います。まずは記事全体を読んでみたいと思います。Russia has hit Ukraine with a wave of attacks, including Iranian-made "kamikaz... 【英字新聞を読む】キーウは「神風ドローン」によって攻撃されたと当局者は言って... - こうぷーぶろぐ |
その他でも、そもそも、当初からウクライナ侵攻はうまく行っていない感じがありました。
今日は、現在インドネシアで行われているG20でロシアへの避難のコメントが出そうだという話題を取り上げました。
今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
こうぷー
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