元東京都知事の石原慎太郎さんがお亡くなりになりました。
89歳。
小説家、評論家、国会議員、運輸大臣、東京都知事として、とても目立った人でした。
いろんな意味で、その発言に注目を集める人でもありました。
わりと過激な発言で、議論を起こすことも多かったように思います。
今日は、この記事を取り上げようと思います。
では、まず、記事全体を読んでみたいと思います。
元東京都知事の石原慎太郎さんが亡くなったことが火曜日わかりました。 彼は89歳でした。
Ishihara, a native of the western Japan city of Kobe and a graduate of Hitotsubashi University, was also known as a novelist and served as a member of the Diet, Japan’s parliament.
西日本の神戸市出身で一橋大学を卒業した石原氏は、小説家としても知られ、国会の議員を務めた。
He won the prestigious Akutagawa novel award for “Taiyo no Kisetsu” (Season of the Sun) in 1956 while he was a student of the Faculty of Law at the university. Later, he became known as a conservative critic.
大学法学部在学中、1956年に「太陽の季節」で名誉ある芥川小説賞を受賞。 その後、彼は保守的な評論家として知られるようになりました。
His eldest son, Nobuteru, is former secretary-general of Japan’s ruling Liberal Democratic Party, his second son, Yoshizumi, is a famous television personality and his third son, Hirotaka, is an LDP lawmaker of the House of Representatives, the lower chamber of the Diet.
長男の伸晃は自民党の元幹事長、次男は良純、テレビの著名人、三男の宏高は自民党の衆議院議員です。
Ishihara’s late younger brother, Yujiro, was a movie star and singer.
石原の亡き弟・裕次郎は映画スター兼歌手でした。
では、1文ずつ文章を細かく見ていこうと思います。
元東京都知事(former Tokyo Governor)の石原慎太郎さんが亡くなった(has died)ことが火曜日にわかりました(it was learned Tuesday)。
彼は89歳でした(he was 89)。
元東京都知事の石原慎太郎さんが、亡くなったことが火曜日にわかった。
享年89歳。
膵臓がんと闘っていたということのようですね。
僕も膵臓を患っているので、他人事のようには思えないです。
僕は今から9年前に慢性膵炎で約2カ月間入院をしました。それは、僕の人生で初めての入院でした。慢性膵炎という大病を突然患ってしまったことで、僕の人生のいろんなことが、それまでとは、全く変わってしまいました。今日は、その入院に至った経緯や、その時考えていたことについて、書いてみようと思います。膵炎発症から入院まで僕は、今から9年前の2011年(ちょうど東日本大震災のあった年)まで、健康には全く問題はありませんでした。毎年の人間ドックでも、ちょっとした所見(有所見健康)さえないような状態でした。お酒も、毎... 【僕の人生の転換点】慢性膵炎になって考えたこと(すべては自己責任) - こうぷーぶろぐ |
“former Tokyo Governer”で「元東京都知事」という意味。
“former”で「前の、元」という意味を表しています。
“it was learned Tuesday”「火曜日にわかった」と表現しています。
「それは火曜日に知られることになった」という意味。
この書き方だと、もっと前に亡くなっていて、それが火曜日にわかったのかと思いましたが、火曜日に亡くなっていたようです。
西日本の神戸市出身(a native of the western Japan city of Kobe)で一橋大学を卒業した(a graduate of Hitotsubashi University)石原氏は、小説家としても知られ(was also known as a novelist)、日本の国会議員も務めました(served)。
石原慎太郎さんは神戸市出身なんですね。
東京の人というイメージが僕の中では強いのですが…。
でも、実際に育ったのは湘南とか東京の方のようです。
石原慎太郎さんは、小説家としても知られていて、国会議員も務めていた。
運輸大臣をやっていたこともあるようです。
“native”で「出身」ということを表現しています。
“was also known as novelist”で「小説家としても知られていた」と表現。
ここでの“as”は「~として」という意味です。
彼は大学で法学部在学中の1956年に「太陽の季節」で名誉ある(prestigious)芥川賞を受賞しました(won)。
その後、彼は保守的な評論家として知られるようになりました(became known as a conservative critic)。
石原慎太郎さんは、一橋大学の在学中に、「太陽の季節」で芥川賞を受賞した。
大学生の時に芥川賞を受賞したというのは、すごいですね。
そして、その後、保守的な評論家として知られるようになった。
まぁ、石原慎太郎さんは右寄りな発言が多い人でした。
“prestigious”で「名誉ある」という意味。
これまでの記事でもたびたび出てきました。
“won”は「受賞した」と訳しています。
単純には、「勝った」といういことですが、賞などの場合には「受賞した」と訳した方が自然。
彼の長男の伸晃さんは自民党の元幹事長(former secretary-general)、次男の良純さんはテレビの著名人(a famous television personality)、三男の宏高さんは自民党の衆議院議員です。
石原慎太郎さんの長男の伸晃さんは、元自民党の幹事長です。
去年の衆議院議員選挙で落選してしまって、話題になりました。
次男の良純さんはテレビタレント。
よくテレビで見かける顔ですよね。
三男の宏高さんは自民党の衆議院議員。
もう一人、画家の四男さんがいらっしゃったと思います。
“former secretary-general”で「元幹事長」という意味。
“secretary-genreal”が「幹事長」とか「事務総長」とかいう意味です。
石原さんの亡き弟(late younger brother)の裕次郎は映画スター兼歌手でした。
石原慎太郎さんの弟の石原裕次郎さんは、言わずと知れた大スターでした。
いずれにしても、家族みんな有名な方ばかりの一家。
石原慎太郎さんは、印象深い、インパクトのある人だったと思います。
今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
こうぷー
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