ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手が、アメリカンリーグのMVPを獲得しました。
今年の活躍はすごかったですからね。
大リーグの他の選手からも、称賛されていましたから。
当然の受賞ではないかと思います。
でも、30人の記者の投票が全員1位だったようです。
完全一致のMVP。
今日は、この話題を読んでいこうと思います。
まず、記事全体を読んでいきます。
大谷翔平は木曜日の夜にアメリカンリーグで最も価値のある選手に選ばれ、ロサンゼルスエンゼルスとの歴史的なシーズンの後、彼の羽飾りの良いキャップにさらにもう1つの羽を追加しました。
The 27-year-old was the unanimous pick, earning all 30 first-placed votes of journalists from the Baseball Writers’ Association of America that presents the award each year.
27歳は満場一致で選ばれ、毎年賞を授与する全米野球記者協会からジャーナリストの30の1位投票すべてを獲得しました。
Ohtani became only the second Japanese player to be named MVP in Major League Baseball, following Ichiro Suzuki, who won while playing for the Seattle Mariners in 2001.
大谷は、2001年にシアトルマリナーズでプレー中に獲得した鈴木一郎に続いて、メジャーリーグでMVPに指名された2人目の日本人選手になりました。
In just his fourth year stateside, Ohtani won nine games as a pitcher, while belting 46 home runs as a hitter — putting him one win short of becoming the first player in 103 years to rack up double-digit wins and homers, a feat last achieved by Babe Ruth.
大谷は4年目のアメリカでのシーズンで、投手として9試合に勝ち、打者として46本塁打を放ちました。103年ぶりに2桁の勝利数と本塁打となるのに1勝下回りました。これはベーブ・ルースによって達成された最後の偉業です。
では、いつものように、1文ずつ細かくチェックしていきたいと思います。
大谷翔平は、木曜日の夜に、アメリカンリーグの最も価値ある選手(Most Valuable Player)に選ばれた(was crowned)。
ロサンゼルス・エンゼルスでの歴史的なシーズン(historic season)の後、彼の羽飾りがいっぱいの(well-plumed)帽子にさらにもう一つの羽を追加しました(adding)。
大谷翔平選手が、今年のアメリカンリーグのMVPに選ばれました。
大谷選手は、既にいろんな賞を受賞しているのですが、それにまたもう一つの栄誉が加わった。
そのことを、羽が1つ増えたという表現で表しています。
大谷選手は、すでに大リーグのコミッショナー特別賞も受賞しています。
“crown”は「栄誉を受ける」という意味があります。
まさに「王冠を受ける」って感じですね。
MVPがキチンというと、“Most Valuable Player”「最も価値のある選手」というのも有名です。
27歳の大谷は、満場一致(unanimous)で選ばれました。
毎年賞を授与する(presents the awards)全米野球記者協会のジャーナリストの30の1位投票すべてを獲得しました(earning)。
MVPは全米野球記者協会のジャーナリストの投票で決まる。
それぞれの記者が1位から10位までの選手を投票するようです。
それぞれ、1位は14点、2位は9点、3位は8点というようにポイントが決まっている。
そのすべての1位のポイントを大谷選手は獲得したということです。
14点×30人で420ポイント。満点です。
“unanimous”「満場一致」はわりとよく使う単語です。
“earn”は「お金を稼ぐ」というような意味もありますが、ここでは「獲得した」と訳しています。
大谷は、2001年にシアトルマリナーズでプレーしている中で(while)獲得した(won)鈴木イチローに続いて(following)、メジャーリーグでMVPに指名された(be named)2人目の日本人選手になりました(became)。
大リーグで日本人初のMVPになったのは、イチロー選手でした。
2001年と言えば、イチローが大リーグに移籍したばかりの年でした。
その時に取ったMVP以来、日本人2人目のMVP受賞。
それだけ、すごい活躍だったということです。
“while”は「~している間に」とか「~している一方で」という意味でよく使います。
“be named”は「指名される」という意味。これも使える用語です。
“only the second Japanese player”で、「たった2人しかいない」という感じを出してますね。
大谷は4年目のアメリカでのシーズンで、投手として(as a pitcher)9勝し、一方で(while)打者として46本塁打を放ちました。
これは、103年ぶりに2桁の(double-digit)勝利数と本塁打となるのに1勝下回りました(one win short)。
これは、ベーブ・ルースによって最後に達成された偉業です(a feat)。
大リーグに移って4年目の大谷の今年の成績は、9勝で46本塁打でした。
これは、103年前にベーブ・ルースが達成した、投手としての2桁勝利と打者としての2桁本塁打という偉業に、投手としての1勝が足りなかった。
でも、その偉業にかなり近づいた成績でした。
本塁打は2桁どころか、もう少しでホームラン王でしたからね。
ここで、“while”の「一方で」という使い方が、出てきましたね。
あと、“one win short”「1勝下回った」という表現も使えるようになりたいです。
“feat”「偉業」というのは、あまり使ったことはないですが、憶えておきましょう。
ベーブ・ルースのお孫さんとの交流のような記事も、以前取り上げました。
ベーブ・ルースは伝説の野球選手ですが、それと肩を並べるほどの偉業だったということです。
今日は、大谷選手がMVPを獲得したという記事を取り上げました。
決まる前は、有力候補とは言われていましたが、絶対取るという感じの報道ではなかったように思います。
結果としては、全員が1位投票の圧勝。
すごいですね。
今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
こうぷー
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