今日は将棋の話題です。
藤井聡太棋士が、竜王のタイトルも獲得したようです。
これで、藤井棋士は4冠。
4冠になったのは、歴代で6人目で、最年少での達成のようです。
しかも、これまでの記録を3年半も塗り替えてしまった。
やっぱり、すごく強いようです。藤井聡太棋士。
今日は、その話題を取り上げます。
まず、記事全体を読んでいきたいと思います。
将棋の天才藤井聡太は、ディフェンディングチャンピオンの豊島将之を相手に7戦シリーズを席巻した後、竜王のタイトルを獲得し、19歳3ヶ月で4つのメジャータイトルを同時に保持する最年少の将棋プレーヤーになりました。
“It doesn’t really feel like I’ve captured the title,” Fujii said at a press conference on Sunday.
藤井氏は日曜日の記者会見で、「タイトルを獲得したような気がしない」と語った。
“But as I now sign autograph cards with the Ryuo title appended and attend events like this, I think I will have more occasions to feel it.”
「でも、竜王のタイトルのが入ったサインをして、こういうイベントに参加するようになったので、もっと感じる機会があると思います。」
Aichi Prefecture native Fujii is the sixth player in history to hold four of the eight major shogi titles, greatly rewriting by 3½ years the record once held by 51-year-old ninth-dan Yoshiharu Habu, who was 22 years and 9 months when he held four titles.
愛知県出身の藤井は、将棋8タイトルのうち4タイトルを獲得した史上6番目の棋士であり、51歳の羽生善治9段がかつて持っていた22歳9ヶ月の記録を3年半大幅に書き換えました。
In addition to the Ryuo, which is considered to be the most prestigious of the major titles, Fujii has defended his Oi and Kisei titles and recently captured the Eio.
主要なタイトルの中で最も権威があると考えられている竜王に加えて、藤井は彼の王位と棋王のタイトルを防衛し、最近、叡王を取りました。
The other titles are held by Akira Watanabe, who holds the Meijin, Kio and Osho, and Takuya Nagase, who is the Oza titleholder.
その他のタイトルは、名人戦、棋王、王将を保持する渡辺明と、王座のタイトル保持者である永瀬拓矢が保有しています。
いつものように、1つずつ文章を細かく見ていこうと思います。
将棋の天才(prodigy)である藤井聡太は、ディフェンディングチャンピオンである豊島将之を7回戦のシリーズで席巻した(sweeping)後、竜王のタイトルを獲得した(captured)。
そして、19歳3ヶ月で4つのタイトルを同時に(simultaneously)保持する最年少の将棋棋士になりました。
先週末に行われた竜王戦で、藤井聡太棋士が、豊島将之竜王を破って、新たに竜王になった。
これで、藤井棋士は、4つのタイトルホルダーになりました。
19歳3ヶ月で4つのタイトルホルダーになるというのは、これまでで最年少記録だそうです。
これまでも、いろんな最年少記録を塗り替えてきたので、特にびっくりするようなことではないですね。
“prodigy”は「天才」という意味。”geneous”の方が有名だとは思います。
“sweep”を「席巻した」と訳しています。
まさに「掃くように」吹き飛ばしたという感じを伝えることができる表現です。
あと“simultaneously”で「同時に」という意味。あまり見かけない表現です。
“at the same time”とかで言い換えられそうです。
「タイトルを獲得したような気が本当に(really)しない」
藤井棋士は日曜日の記者会見(a press conference)で言った。
藤井棋士は、まだ、竜王のタイトルを獲得した実感がないと言っています。
なかなかすぐには、実感というものは湧かないものなのかもしれません。
“captured”で「獲得した」を表しています。
この記事でも何度も出てきていますね。
「でも、竜王のタイトルが入ったサインをして(sign autograph)、このようなイベントに参加するようになったので、もっと感じる機会(occasions)があると思う。」
まだまだ、実感はないものの、竜王と書かれたサインをして、イベントでも竜王と呼ばれるので、実感が湧いてくるだろうと言っています。
これから、ことあるごとに言われるでしょうからね。
そのたびに自覚することになるんだと思います。
“sign autograph”で「サインをする」と訳しました。
“autograph”が「自筆のサイン」という意味があるので、それを”sign”「サインする」ということで、まさに、色紙にサインをするようなイメージじゃないかと思います。
“occasion”は「機会」という意味の名詞。わりとよく使う単語だと思います。
愛知県出身(native)の藤井棋士は、将棋の主要8タイトル(the eight major shogi titles)のうち4つを獲得した史上6番目の棋士です。
51歳の羽生善治9段がかつて持っていた(once held)22歳9ヶ月の記録を3年半大幅に書き換えました(greatly rewriting)。
藤井棋士は、将棋の主要8タイトルのうちの4冠になった、歴史上6人目の棋士。
現在51歳の羽生善治9段がこれまで持っていた22歳9ヶ月の記録を大幅に更新した。
しかも、3年半も更新したということは、やっぱりすごいことです。
羽生さんの記録も、なかなか破られることはないだろうと思われていたんですが、ついに破られる時が来たという感じ。
“native”で「出身」ということを表現できます。
「どこどこ(場所)」”native”でいいんですね。
“Osaka native”なら「大阪出身」ということです。
“greatly rewriting”で「大幅に書き換えた」という表現。
このような表現ができると、文章に幅ができるような気がします。
主要なタイトルの中で最も権威がある(prestigious)と考えられている(is considered)竜王に加えて(in addition to)、藤井棋士は、王位と棋王のタイトルを防衛し(has defended)、最近、叡王を獲得しました(captured)。
竜王は、主要8タイトルのうちでも権威のあるタイトルと考えらえています。
最もかどうかは、考え方にもよると思いますが、名人の方がやっぱり上だという人もいるように思います。
でも、たぶん、賞金が一番高かったんじゃなかったでしょうか?
藤井棋士は、竜王のほかにも、王位、棋王、叡王のタイトルを持っているということです。
“prestigious”は「権威がある、立派な、名声のある」と言った意味です。
その他のタイトルは、名人、棋王、王将を保持する渡辺明棋士と王座のタイトル保持者である(titleholder)永瀬拓矢棋士が保有しています(are held)。
藤井棋士が保持している4タイトル以外のタイトルは、渡辺明棋士が3タイトル、永瀬拓矢棋士が1タイトル保持している。
なので、現在は、藤井棋士と渡辺棋士が複数のタイトルを持っていて、強いんだろうと思います。
今後、藤井棋士の8冠制覇もあるんでしょうか?
遠い昔に羽生善治9段がやりましたけどね。
それもあり得るようなぐらい、藤井棋士はとても強いです。
今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
こうぷー
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