【英字新聞読解のコツ!】ジェフベゾスが宇宙に11分間行く(その3)

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今日は、ジェフベゾスの宇宙旅行のその3です。

危険があっても、億万長者のジェフベゾスは宇宙旅行に行きたいようです。

でも、危険を避けるため、できるだけ安全な方法を選んでいるようです。

さらに、安全のためのバックアップもいろんな機能を備えている。

そんな宇宙旅行を目指しているようです。

でも、危険はゼロにはならない。

今日の記事に入っていきます。

 

Blue Origin’s New Shepard capsule, which is fully autonomous and does not require a pilot, has never had an explosive mishap in 15 test flights.
ブルーオリジンのニューシェパードカプセルは、完全に自律的でパイロットを必要とせず、15回のテスト飛行で爆発的な事故を起こしたことがありません。

ジェフベゾスの会社のブルーオリジン社が作ったニューシェパードの乗組員が乗るカプセル。

完全に自律式(fully autonomous)でパイロットを必要としない。

15回のテスト飛行で、爆発的な事故(an explosive mishap)を起こしたことはありません。

And the nature of Bezos’ flight means it comes with some inherently lower risks than more ambitious space travel attempts. But that doesn’t mean the risk is zero, either.
そして、ベゾスの飛行の性質は、より野心的な宇宙旅行の試みよりも本質的にリスクが低いことを意味します。 しかし、それはリスクがゼロであることも意味しません。

ベゾスのロケットの飛行の性質(the nature of Bezos’ flight)は、リスクが低い。

他の飛行機は、野心的な宇宙旅行(ambitious space travel)の試みがされている。

でも、それは、リスクがゼロということでもない。

Because suborbital flights don’t require as much speed or the intense process of trying to re-enter the Earth’s atmosphere at incredible speeds, they’re considered much less risky than orbital flights.
弾道飛行は、それほどの速度や、信じられないほどの速度で地球の大気圏に再突入しようとする激しいプロセスを必要としないため、軌道飛行よりもはるかにリスクが低いと考えられています。

なぜ、リスクがすくないのか?

それは、ベゾスのロケットが弾道飛行(suborbital flights)をするから。

弾道飛行は、それほどの速度や信じられないほどの速度(incredible speeds)大気圏(the Earth’s atmosphere)に突入する必要がない。

だから、軌道飛行(orbital flights)よりも、はるかにリスクが少ない。

With an orbital re-entry, a spacecraft’s external temperatures can reach up to 3,500 degrees Fahrenheit, and astronauts can experience 4.5 Gs of force that is also placed upon the spacecraft, all while the ever-thickening atmosphere whips around the capsule.
軌道に再突入すると、宇宙船の外部温度は華氏3,500度に達する可能性があり、宇宙飛行士は4.5 Gの力を経験し、宇宙船にもその力は加わります。その間、常に厚くなる大気がカプセルの周りを渦巻いています。

軌道に再突入(re-entry)すると、宇宙船の外部温度が上がる。

そして、宇宙飛行士は4.5Gを経験する。

その間、常に厚くなる大気(ever-thickening atmosphere)がカプセルの周りを渦巻く。

High speeds and high altitudes come with inherent risks, and even small errors can have big consequences. Earth’s atmosphere is generally not considered survivable for significant amounts of time above altitudes of 50,000 feet without a spacesuit, and Bezos will be traveling up to 350,000 feet.
高速および高地には固有のリスクが伴い、小さなエラーでも大きな影響を与える可能性があります。 地球の大気は一般に、宇宙服なしで高度50,000フィートを超えるとかなりの時間生存可能とは見なされず、ベゾスは最大350,000フィートを移動します。

高速と高地には、そもそもリスクがある。

そして、ちょっとしたエラーでも重大な結果(big consequences)を招く可能性がある。

地球の大気は、50,000フィートを超えると、宇宙服なしでは生存可能ではない。

でも、ベゾスのロケットは350,000フィートを移動する。

But the capsule he travels in will be pressurized, so he doesn’t need a special suit to keep him safe, and he’ll have access to an oxygen mask if the cabin loses pressure. The spacecraft is also equipped with an abort system designed to jettison the New Shepard capsule and passengers away from the rocket in case of emergency.
しかし、彼が移動するカプセルは加圧されるので、彼を安全に保つために特別なスーツは必要ありません。キャビンが圧力を失った場合、彼は酸素マスクを利用できます。 宇宙船はまた、緊急時にニューシェパードカプセルと乗客をロケットから遠ざけるように設計された打ち切りシステムを備えています。

普通は、宇宙服なしではいられないけれども、ベゾスが移動するカプセルは加圧される(be pressurized)

だから、特別なスーツ(a special suit)は必要ありません。

もし、キャビンの圧力がなくなっても、酸素マスクが使える。

さらに、緊急時には、打ち切りシステム(an abort system)を備えている。

There’s also back-up safety features to help the capsule land gently even if a couple of its parachutes fail to deploy. But even still, there is no way to absolutely guarantee safety should New Shepard malfunction.
いくつかのパラシュートが展開に失敗した場合でも、カプセルが穏やかに着陸するのを助けるバックアップ安全機能もあります。 しかし、それでも、ニューシェパードが故障した場合の安全性を完全に保証する方法はありません。

それだけではありません。

さらに落下する際に、パラシュートが開かなかった場合でも、カプセルが穏やかに着陸する(land gently)ための機能もある。

それだけいろんな機能があったとしても、安全性を完全に保証する方法はない。

Even though suborbital flights are less risky than orbital missions, they can still be deadly.
弾道飛行は軌道ミッションよりも危険性は低いですが、それでも致命的となる可能性があります。

弾道飛行は、軌道ミッションよりも危険性は低い(less risky)

でも、致命的になる可能性はある。

One of Virgin Galactic’s suborbital space planes, for example, broke apart in 2014 when one of the vehicle’s copilots prematurely deployed the feathering system designed to keep the craft stable as it made its descent. The added drag on the plane ripped it to pieces, killing one of the pilots.
たとえば、ヴァージンギャラクティックの軌道下宇宙飛行機の1つは、2014年に、乗り物の副操縦士の1人が降下時に航空機を安定させるように設計されたフェザリングシステムを時期尚早に配備したときに崩壊しました。 飛行機に追加された抗力はそれをバラバラに引き裂き、パイロットの1人を殺しました。

致命的な事故を説明しています。

ブルーオリジンのライバルであるヴァージンギャラクティックの宇宙飛行機の1つは崩壊している。

落下時に飛行機を安定させるためのシステムを時期尚早(prematurely)に動かしたので、崩壊してしまった。

飛行機に加わった力がバラバラにして、パイロットが死んでしまった。

(Blue Origin competitor Virgin Galactic has since had three successful test flights of a revamped version of its SpaceShipTwo space plane.)
(BlueOriginのライバルであるVirginGalacticは、その後、SpaceShipTwoスペースプレーンの改良版のテスト飛行に3回成功しました。)

でも、バージンギャラクティックはその後、改良版の飛行に3回成功している。

Blue Origin has not encountered similar tragic accidents during its testing phase, though — as an old industry adage goes — space is hard. But, Bezos has indicated, the risk is worth it.
Blue Originは、テスト段階で同様の悲劇的な事故に遭遇したことはありませんが、古い業界の格言が示すように、スペースは困難です。 しかし、ベゾスは、リスクはそれだけの価値があると指摘しています。

一方で、ブルーオリジンは、テスト段階で悲劇的な事故(tragic accidents)を起こしたことはない。

でも、宇宙は難しいと古い業界の格言が示している。

ベゾスは、リスクはそれだけの価値があると指摘している。

何となく、ジェフベゾスの考え方が分かるような記事でした。

あくまで、安全性優先。

そして、できるだけ普通にしていていける方法。

そんな宇宙旅行が、ブルーオリジン社の目指すもののようです。

その代わり、時間はごくわずかの11分。

それで、いくらかかるんでしょうね?

それを安いとみるか高いとみるかも、人それぞれだと思います。

今日の記事はここまでです。

明日もまた、頑張ります。

こうぷー

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