日本のコロナ対策は、現在までのところあまり変わっていません。
今回、岸田総理は、少しだけ規制を緩和することにしたようです。
コロナに感染した場合の待機期間を数日間短くすることにした。
これは、コロナパンデミックの経済への影響を小さくすることを目的としているそうです。
極めて限定的なような気がしますが…。
今日はこの話題を取り上げようと思います。
まずは記事全体を読んでみたいと思います。
岸田文夫首相は火曜日、日本は症状のあるCOVID-19患者の隔離期間を現在の10日から7日に、無症状患者の隔離期間を7日から5日に短縮すると発表した。
By shortening the recuperating period, the government seeks to allow people to return to work more quickly to mitigate the impact on socioeconomic activities from the coronavirus pandemic.
回復期間を短縮することで、政府は人々がより早く仕事に復帰できるようにし、コロナウイルスのパンデミックによる社会経済活動への影響を軽減しようとしています。
Kishida also told reporters Japan will start inoculations this month against the Omicron variant targeting people aged 12 and over and that it aims to give more than 1 million shots a day sometime between October and November.
岸田氏は記者団に対し、日本は今月、12 歳以上の人々を対象とした Omicron の亜種に対する接種を開始し、10 月から 11 月の間に 1 日 100 万回以上の接種を目指すと語った。
Japan has been hit by its seventh wave of coronavirus infections. But as it seeks to “live with the coronavirus,” the government has not imposed tight restrictions and has been easing border control measures.
日本はコロナウイルス感染の第7波に見舞われています。 しかし、政府は「コロナウイルスと共存する」ことを目指しているため、厳しい制限を課しておらず、国境管理措置を緩和しています.
では、1文ずつ文章を細かく見ていこうと思います。
岸田文夫首相は火曜日、日本は症状のあるCOVID-19患者の隔離期間を現在の10日から7日に、無症状患者の隔離期間を7日から5日に短縮する(Japan will shorten the period of isolation for COVID-19 patients with symptoms to seven days from the current 10 days and for asymptomatic patients to five days from seven days)と発表した。
日本の岸田総理大臣は、COVID-19の隔離期間の短縮を発表したようです。
発病した人でも、これまでの10日間の隔離期間を7日間にした。
そして、無症状患者の人については、7日間の隔離期間を5日間に短縮。
この措置は、あくまでコロナにかかった人に対する対応です。
“will shorten the period of isolation for COVID-19 patients with symptoms to seven days from the current 10 days and for asymptomatic patients to five days from seven days”で「日本は症状のあるCOVID-19患者の隔離期間を現在の10日から7日に、無症状患者の隔離期間を7日から5日に短縮する」と訳しています。
“symptom”は「症状、兆候」という意味です。
“patient”は名詞では「患者、病人」、形容詞では「我慢する」という意味があります。
でも、どうなんでしょう。
ヨーロッパなどでは、もうすでにマスクとかしてないですからね。
この間、ロマチェンコの試合がロンドンであったのですが、リングサイドの観客も誰もマスクをしてないです。
回復期間を短縮することで(by shortening the recuperating period)、政府は人々がより早く仕事に復帰できるようにし、コロナウイルスのパンデミックによる社会経済活動への影響を軽減しようとしています(seeks to allow people to return to work more quickly to mitigate the impact on socioeconomic activities from the coronavirus pandemic)。
この隔離期間短縮は、コロナによる社会経済活動への影響を軽減をしようとしたもの。
隔離期間を短くして、仕事への影響を軽減しようと考えているようです。
でも、対策がこれだけでは、かなり限られていると思います。
もう少し、踏み込んだ対応はできないものなのでしょうか?
“by shortening the recuperating period”で「回復期間を短くすることで」と訳しています。
“recuperate”は「(けが、びょうきなどから)回復する」という意味です。
あまり見かけない単語。
何か、最近の日本は世界と逆を行っているような感じがします。
ヨーロッパでは、既に入国規制も無くなっていたりします。
また、金融政策でも、世界は金融引き締めに動いているのに、日本は金融緩和を続けている。
これら2つの対応は、日本と中国だけです。
岸田氏は記者団に対し、日本は今月、12 歳以上の人々を対象とした Omicron の亜種に対する接種を開始し(will start inoculations this month against the Omicron variant targeting people aged 12 and over)、10 月から 11 月の間に 1 日 100 万回以上の接種を目指す(aims to give more than 1 million shots a day)と語った。
さらに、岸田総理大臣は、ワクチン接種の話もしたようです。
今月からオミクロン株に対するワクチン接種を開始し、10月と11月では、1日100万回以上の接種を目指す。
でも、オミクロン株って、かなりの人がすでにかかってしまっているので、効果ってどうなんでしょうね?
“aims to give more than 1million shots a day”で「1日100万回以上の接種を目指す」と訳しています。
“aim to ~”で「~を目指す」という意味です。
日本はコロナウイルス感染の第7波に見舞われています(has been hit by its seventh wave)。 しかし、政府は「コロナウイルスと共存する」ことを目指しているため(as it seeks to “live with the coronavirus”)、厳しい制限を課しておらず(has not imposed tight restrictions)、国境管理措置を緩和しています(has been easing border control measures).
日本は、現在、コロナパンデミックの第7波に見舞われています。
政府は「ウィズ・コロナ」と称して、コロナとの共存社会を目指しているので、特に現在は活動制限を課していません。
また、国境管理措置も緩和しています。
といっても、外国人観光客の受け入れは団体ツアーに限るなど、極めて限定的です。
なので、観光産業や航空産業などはまだまだ回復の見込みが立っていないです。
今日は、日本政府がコロナでの待機期間を短縮したという話題について取り上げました。
今日も最後まで読んでくださってありがとうございます。
こうぷー
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