今日はかなり久しぶりに、政治や社会問題の記事です。
北朝鮮が、長距離巡航ミサイルの発射実験に成功したようです。
北朝鮮の国営メディアが伝えました。
このミサイル実験の意味するものは何なんでしょうか?
また、その背景にあるものは何なんでしょうか?
このあたりを今回の記事が書いています。
では、記事を読んでいこうと思います。
北朝鮮は、週末に長距離巡航ミサイル(a new long-range cruise missile)のテストに成功した(carried out successful tests)と、国営メディア(state media)のKCNAは月曜日に述べた。
非核化(denuclearization)をめぐるアメリカとの長引く対立(protracted standoff)の中で(amid)…。
バイデン政権になってからのアメリカと、北朝鮮の非核化の話し合いは全然進んでいないように見えます。
そんな中で、北朝鮮は、長距離巡航ミサイルのテストに成功したと、北朝鮮の国営メディアは発表しました。
北朝鮮のミサイル発射テストというのは、いつも何らかのメッセージがあると言われるのですが、今回はどんなことが考えられるのでしょうか?
KCNAによると、ミサイルは土曜日と日曜日に行われたテストの間(during the tests)に、ターゲットに的中し(hitting their targets)、国の領海に落下する(falling into the country’s territorial waters)前に1,500キロメートルを飛行しました。
今回は、自国内でテストは行われたようです。
何度かテストを行ったんでしょうか?
ミサイルは、1,500キロメートルを飛んだあとにターゲットに的中させた。
これだけ遠くからでも、的確に標的に的中させることができるということを示したかったんだと思います。
最新のテストは、ピョンヤンの兵器プログラムが着実な進展をしている(steady progress)ことを浮き彫りにしました(highlighted)。
米国の制裁を緩和することと引き換えに(in return for U.S. sanctions relief)北朝鮮の核と弾道ミサイルプログラムの解体を目的とした交渉(talks aimed)が行き詰まっている(a gridlock over)中で…。
交渉は、2019年以来、行き詰まっています(stalled)。
アメリカが継続している経済制裁を緩和する代わりに、北朝鮮は核開発と弾道ミサイルプログラムをやめるという交渉はとん挫しています。
そのような状況の中で、今回のミサイル実験は実行されました。
ミサイルは過去2年間に開発された戦略兵器(a strategic weapon)で、1月にアウトラインされた5か年計画の重要な要素(a key element of a five-year plan)。
それは、防衛科学(defense science)と兵器(arsenals)を進歩させるためになされたもの。
これらのミサイルは、計画的に開発が進められてきたもの。
その中でも、今回のミサイルは、5か年計画の重要な要素だということです。
テストの発表(the unveiling of the test)は、アメリカ、韓国、日本の主要な核交渉担当者が東京で会うちょうど前日に行われた(came just a day before)。
北朝鮮との対立(the standoff with North Korea)を打破するための方法(ways to break)を模索する(to explore)ためのミーティングに集まることになっていました。
やはり、何らかのメッセージがあったことを想像させます。
北朝鮮にすれば、敵である、アメリカ、韓国、日本の担当者が会議をする直前にミサイルを発射した。
何らかの、意図があるように思ってしまいます。
バイデン政権(Biden’s administration)は、北朝鮮の非核化を達成するための外交(diplomacy to achieve North Korea’s denuclearization)はオープンだと述べた。
しかし、制裁を緩和する(to ease sanctions)ような意欲(willingness)は見せていない。
今年1月に発足したバイデン政権は、非核化を達成するための外交の窓は開いていると言っています。
でも、自ら、制裁を緩和するような姿勢は見せていない。
どちらも積極的には動いていないという状況でしょうか。
アメリカの北朝鮮特使(the U.S. envoy for North Korea)は、8月にソウルで、「いつでも、どこでも」北朝鮮の当局者と合う準備はできている(was ready to meet)と述べた。
アメリカ大統領が言っているのと同じようなことを特使も言っている。
「いつでも、どこでも(anywhere, at any time)」合う準備はできている。
外交の窓はオープンしているということです。
7月の南北朝鮮のホットラインの再開は、交渉再開(a restart of the negotiation)の期待を高めた(raised hopes)。
しかし、北朝鮮は呼びかけに応じることをやめた(stopped answering calls)。
韓国とアメリカが毎年恒例(annual)の軍事演習(military exercises)を先月始めたので。
これは、ピョンヤンが安全保障危機を引き起こす可能性がある(could trigger a security crisis)と警告していた(had warned)ものだった。
ホットラインの再開をする一方で、北朝鮮の嫌がる軍事演習をしたので、北朝鮮はアメリカや韓国の呼びかけに応じることをやめた。
そして、今回、ミサイル発射に至ったということです。
またまた、緊張感が高まることになってしまっています。
しかも、今回のミサイルは射程距離が1.500キロメートルということで、ほぼ日本全土が射程距離に入るようです。
この距離のミサイルということにも、さまざまな憶測が流れています。
今日の記事はここまで。
明日もまた、頑張ります。
こうぷー
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