【英字新聞読解のコツ!】失恋した息子を、どうやって元気づけることができますか?

英語、英会話

今日はちょっと趣向が違って、読者相談の記事です。

息子が失恋をして、落ち込んでいるのを助けたいという母親からの相談です。

息子は失恋をして、会社でもうまくいっていないようです。

それをどうやって励ましたらいいか?という相談に大学教授が答えています。

でも、ちょっと厳しい答えのようで…。

では、記事に入っていきます。

Dear Troubleshooter:

I am a homemaker in my 50s, and I need your advice about my son, a civil servant in his mid-20s.

親愛なるトラブルシューター:

私は50代の主婦ですが、20代半ばの公務員である息子についてアドバイスが必要です。

手紙やメールの定番の始め方ですね。

”Dear …”「親愛なる…さま」というやつ。

今回は、新聞の投稿での相談なので、「親愛なる、トラブルシューター様」となっています。

そして、相談者は、50代の主婦(a homemaker)で、20代半ばの公務員(a civil servant)の息子についてのアドバイスを求めています。

公務員ということで、何となく、真面目そうな息子さんのイメージが伝わってきます。

My son and his ex-girlfriend work in the same office. They were planning to get married, but she ended up marrying another man, with whom she was cheating on my son.
私の息子と彼の元ガールフレンドは同じオフィスで働いています。彼らは結婚することを計画していたが、彼女は結局、私の息子を浮気していた別の男性と結婚した。

相談者の息子さんは、公務員の同じオフィスで働く元ガールフレンド(ex-girlfriend)結婚を計画していた(were planning to get married)

でも、結局彼女は、浮気をしていた(was cheating on)別の男性と結婚した。

“cheat on”で「ずるをする、裏切って浮気をする」などの意味があります。

このあたりは当人同士の話なので、一方的に浮気だったのかどうかは、定かではありませんよね。

でも、まぁ、この母親からすると元彼女は浮気をしていて、その相手と結婚した。

I told my son he should try and act as naturally as possible around her, but he doesn’t seem over her. He said he occasionally behaves brusquely at work as a result.
私は息子に、彼女の周りでできるだけ自然に行動するように努めるべきだと言いましたが、彼は彼女を克服しているようには見えません。その結果、仕事で時折無愛想に振る舞うと彼は言った。

母親は息子に、彼女の周りでできるだけ自然に対応する(try and act as naturally as possible) ように言った。

でも、息子は彼女を克服できたようには思えない(doesn’t seem over her)

その結果(as a result)、仕事で時折、不愛想に振舞ってしまう(behaves brusquely)と彼は言っている。

何もなかったかのように振舞うということは、なかなか難しいのかもしれません。

The other day at the office, one of his coworkers asked him if he had a girlfriend. He answered, “No, but I was planning to marry the person I used to date.”
先日、オフィスで同僚の一人が彼にガールフレンドがいるかどうか尋ねました。彼は「いいえ、でも私は以前の人と結婚するつもりでした」と答えました。

先日(the other day)、彼のオフィスの同僚の一人がガールフレンドがいるかどうか(if he had a girlfriend)尋ねた。

そこで、息子は、「いないけれども、以前の人(the person I used to date)と結婚するつもりだった」と答えた。

タイミング悪く、余計なことを聞く人もいるもんです。

そこで、息子は正直に答えたんでしょうね。

My son’s ex-girlfriend overheard the conversation and reported him to her boss. As a result, my son was warned about having that kind of conversation in the workplace. He said he felt so mortified that he cried at work.
私の息子の元ガールフレンドは会話を聞き、上司に彼を報告しました。その結果、息子は職場でそのような会話をすることについて警告されました。彼は仕事で泣いたほど悔しい思いをしたと言った。

息子の元ガールフレンドはその会話を聞き(overheard the conversation)、上司に報告した。

“overheard”は「立ち聞きする」という意味です。

その結果、上司から息子はそのような会話をすることについて警告をされた(was warned about having that kind of conversation)

惚れた腫れたの話を職場でするなということでしょうか?

あるいは、もう結婚している相手もいることなので、彼女に関するそのような話をするなということでしょうか?

息子は、職場で泣いたほど悔しい思いをした(mortified)ようです。

よっぽど悔しかったんでしょう。

It is probably because he feels frustrated after hearing that his friends from school are getting married that he tends to take things out on his family. Sometimes he has been short-tempered and selfish, but now it seems like he has gotten worse.
学校の友達が結婚していると聞いて欲求不満を感じているのは、家族に物事を持ち出す傾向があるからだろう。時々彼は短気で利己的でしたが、今では彼は悪化しているようです。

学校の友達が結婚していると聞いて、彼は欲求不満を感じている(feels frustrated)ようです。

それは、彼が家族に不満をぶつける(take things out)傾向がある(tends)からだろう。

彼は、時々短気で利己的でした(short-tempered and selfish)