【Bizmates レベル5 解説】100ドルノートPCの話!

Bizmates ビズメイツ

コロナの状況は悪くなっているようですが、天候はとてもいいですね。

今日は雨が激しいですけど…。

普通の状況なら、観光にはもってこいのシーズンです。

でも、昨年に引き続いて、今年も旅行は自粛の雰囲気です。

早く昔のように、活気のある雰囲気が戻ってきてほしいものです。

今日は、MIT(マサチューセッツ工科大学)の教授の話のようです。

貧しい国の子供たちに、100ドルPCを配って、情報貧困を防ごうという活動をしているみたいです。

100ドルということは、1万円ぐらいですか?

安いですね。

でも、全くPCに触れ合うことができないような人にとっては、天と地との差があるように思います。

今日のトレーナーさんはRoyさんです。

頑張って、いろんな話をするようにしようと思います。

少し、Royさんの発音は苦手なんですよね。

僕には少し聞き取りにくい。

まずは、今日もいつものように、格言のようなことばから…。

If you take any world problem, any issue on the planet, the solution to that problem certainly includes education. In education, the roadblock is the laptop.
あなたが世界の問題、地球上の問題を取り上げるなら、その問題の解決策には確かに教育が含まれます。 教育では、障害はラップトップです。

Nicholas Negroponteさんのことばです。

ちょっと、難しいっす。

正確な意味が分からないです。

前半部分は辛うじてわかります。

世界の問題、地球上の問題を考えるなら、その問題の解決策には教育が含まれる。

そこまでは、わかります。

教育においては、障害はラップトップ?

今日の内容から推測するに、現代の教育をするためには、ラップトップPCが不可欠でしょ。っていう意味のような気がします。

Royさんにそういう意味か?と尋ねたら、その通りだと言っていました。


では、ストーリーに行きます。

From the industrial revolution to the digital boom, technology has always been a huge economic impetus. Yet, for those developing countries whose children lack access to modern technology, the future was uncertain indeed.
産業革命からデジタルブームまで、テクノロジーは常に大きな経済的推進力でした。 それでも、子供たちが現代の技術にアクセスできない発展途上国にとって、将来は確かに不確実でした。

確かに、産業革命から最近のデジタルブームまで、テクノロジーは経済推進に重要な役割を担ってきました。

でも、その恩恵が受けられない発展途上国の子供たちにとっては、将来は不確実なものです。

いくら、世界でテクノロジーが進化していても、自分たちとは関係のない世界のことになってしまいますから…。

Enter Nicholas Negroponte; an MIT professor, angel investor, and visionary with a passion for helping the less fortunate. Nicholas believed that if given access to affordable 21th century technology and education, impoverished children would have the means to change the world.
ニコラス・ネグロポンテを入力してください。 MITの教授、エンジェル投資家、そして財産のない人々を助けることに情熱を持っている先見の明のある人。 ニコラスは、手頃な価格の21世紀の技術と教育へのアクセスが与えられれば、貧しい子供たちは世界を変える手段を持つだろうと信じていました。

MITの教授ですが、いろんなことに積極的な人のようです。

基本的に困っている人を助けたいという思いが強い。

エンジェル投資家であったりすることからもわかります。

そして、貧しい子供たちに手ごろな価格でテクノロジーへのアクセスが可能になれば、彼らは世界を買える可能性があると考えた。

Royさんに、エンジェル投資家って何?って聞かれました。

「起業家の人たちとかに、投資をして支援する人」って答えると、OKをくれました。

Bizmatesの英会話では、”entrepreneur(起業家)”と言う言葉が何回も出てきたので、覚えましたね。

他には、”start-up”でも表現できます。

Nicholas launched his One Laptop Per Child (OLPC) initiative in 2005 and proposed to provide a fully functional, self-powering laptop for only $100.
Nicholasは、2005年にOne Laptop Per Child(OLPC)の取り組みを開始し、完全に機能するセルフパワーのラップトップをわずか100ドルで提供することを提案しました。

セルフパワーってどんなものなんでしょう?

コンセントから電源を取ることみたいですね。

まぁ、普通のラップトップということでしょう。

それを100ドル、すなわち1万円ぐらいで提供することを考えたということです。

そして、一人の子供に1つのラップトップを配ろうとした。

Complete with a durable body, a Linux-based OS, and tools focused on developing creativity, media outlets such as the New York Times called it, “The laptop that will save the world.
耐久性のあるボディ、LinuxベースのOS、創造性の開発に焦点を当てたツールを備えたラップトップを、ニューヨークタイムズなどのメディアは、「世界を救うラップトップ」と呼んでいます。

1万円なのに、耐久性があるボディ、創造性の開発に焦点を当てたツールを備えている。

当然安く上げるために、OSはWindowsではなくて、Linuxですね。

性能がいいのであれば、それこそ「世界を救うラップトップ」だと思います。

Unfortunately, “The $100 laptop” (eventually close to $200) ran into numerous production, marketing, and political problems that eventually derailed Nicholas’ hopes.
残念ながら、「100ドルのラップトップ」(最終的には200ドル近く)は、多くの生産、マーケティング、および政治的な問題に遭遇し、最終的にニコラスの希望を狂わせました。

具体的には、どんな問題にあたったんでしょう?

いろんな横やりが入ったんでしょうか?

最終的に、100ドルのはずが200ドルになり、生産もできなくなったんでしょうか?

ニコラスの希望はくるってしまいました。

“derail”は文字通り「脱線させる」ですね。

そこから、「計画を狂わせる」という意味が出てきます。

Before its eventual collapse in 2014, OLPC managed to provide millions of units worldwide and spawned numerous associations.
2014年に最終的に崩壊する前に、OLPCは世界中で何百万ものユニットを提供し、多数のつながりを生み出しました。

OLPCは、2014年に完全に崩壊した。

でも、それ以前に何百万ものPCを供給したことによって、ものすごい数の関係やつながりを生み出すことができた。

“spawn”は「(水生生物が卵を)産む」という意味から、いろんなものを生み出すという意味です。

Royさん曰く、“spawn = generate”だそうです。

”generate”にも「産む」という意味があります。

配ったPCによって、いろんなつながりが生まれたということだと思います。

Although these organizations are now mostly defunct, the now 74 year-old continues to pursue his vision of a universally connected world that provides free education and internet for everyone.
これらの組織は現在ほとんど機能していませんが、現在74歳の彼は、すべての人に無料の教育とインターネットを提供する、普遍的に接続された世界という彼のビジョンを追求し続けています。

OLPCの取り組みは失敗した。

けれども、ニコラスは、無料の教育とインターネットを提供するという彼のビジョンを追求し続けている。

また、別の活動を続けているのだと思います。

ニコラスはさらに歳をとって、現在81歳のようです。

それでも、活動を続けているみたいです。

He believes that “children are our most valuable natural resource”, and continues to forge ahead with new ventures to make the world a better, more accessible place.
彼は「子供たちは私たちの最も貴重な天然資源である」と信じており、世界をより良く、よりアクセスしやすい場所にするために、新しいベンチャーを推進し続けています。

ニコラスは、子供は最も貴重な天然資源であると信じている。

そして、世界をよりよく、アクセスしやすい場所にするために、新しいベンチャーとともに前進し続けている。

なかなか、精神的にもパワフルな活動を続けているように思います。

文章だけからしかわかりませんが、それでも伝わってくるものですね。

今日のストーリーはここまで。

Royさんからいくつかストーリーの内容に関する質問がありました。

ストーリーの内容の理解に問題がなかったので、質問に移っていきました。

Did OLPC’s failure impact Nicholas Negroponte’s pursuit of self-fulfillment?
OLPCの失敗は、ニコラス・ネグロポンテの自己充足の追求に影響を与えましたか?

今日のストーリーによると、影響を及ぼさなかったんだと思います。

74歳になった今でも、自分のビジョンを追求し続けているので…。

OLPC’s failure didn’t impact so much to Nicholas Negroponte’s self-fulfillment, I think. He is still pursuing his vision of universally connected world that provides free education and internet for everyone. Also maybe he is not satisfied about present situation, but he is trying to make come true his vision.
OLPCの失敗は、ニコラス・ネグロポンテの自己充足にはそれほど影響を与えなかったと思います。 彼は今でも、すべての人に無料の教育とインターネットを提供する、普遍的に接続された世界というビジョンを追求しています。 また、現状に満足していないのかもしれませんが、自分のビジョンを実現させようとしています。

文章だけしか読んでませんが、かなり精神的にもタフな印象があります。

失敗しても、へこたれないんじゃないでしょうか?

割と丁寧に答えられたと思うので、Royさんからは特に質問はありませんでした。

次の質問に行きました。

Have you ever failed at something you really believed in?
本当に信じていることに失敗したことはありますか?

本当に信じていることで失敗したことって、思い当たらないです。

でも、みんなのために良いと思ったことでも、実は考えが違ったりすることはよくあります。

そんな時には、修正して、みんなが納得できるような解決策を見つけることになります。

I have never failed at something I really believed in, but I have some experience not to fit the ideas of something between stakeholders and me. I always consider good solution for stakeholders, but sometime it is different their demands. In such a case, I correct my consideration and find out another solution and finally agree with them.
私は自分が本当に信じていることに失敗したことは一度もありませんが、利害関係者と私の間で何かの考えに合わない経験があります。 私は常に利害関係者にとって良い解決策を考えていますが、時にはそれは彼らの要求とは異なります。 そのような場合、私は自分の考えを修正し、別の解決策を見つけて、最終的に彼らと同意します。

本当に信じていることが失敗することって、なかなか経験しないと思います。

そんなことがあると、結構落ち込むと思います。

でも、ニコラスはへこたれずに自分の信念を貫き通しているのは立派だと思います。

Royさんは、最初は僕の回答に完全に理解ができなかったようでした。

ちょっと回答をずらしていますからね。

でも、再度説明をして内容を理解してもらえました。

次の質問に移りました。

Is failure even a possibility when doing something truly fulfilling?
本当に充実したことをするとき、失敗でさえ可能性だと思いますか?

チャレンジすることが大切なので、失敗することもあり得ると思います。

それも必要なことなのかもしれません。

失敗も科のせいだと考えて進めることができると成功に結び付くんだと思います。

I think for truly fulfilling, trying something is very important. So, sometimes fail about it, but it is acceptable for success. To accomplish something, we have to try and fail many times, I think.
本当に充実するためには、何かを試すことがとても重要だと思います。 それで、時々それについて失敗します、しかしそれは成功のために受け入れられます。 何かを成し遂げるには、何度も失敗しなければならないと思います。

本当に何かを成し遂げたいのであれば、いろいろトライ&エラーが必要だと思います。

嫌ですけどね。

失敗するのは。

でも頑張るしかない。

Royさんもこの回答に納得してくれたようでした。

次の質問に行きました。

Do you agree with his statement that “children are our most valuable natural resource”?
「子供たちは私たちの最も貴重な天然資源である」という彼の発言に同意しますか?

同意しますね。

子供たちには、無限の可能性があると思います。

でも、教育や環境が整わないと、その可能性を失わさせることになります。

そう言った意味で、ニコラスの活動は正しいんだと思います。

I absolutely agree with his statement. I think children have unlimited possibilities in the future. Yet, if no education and no suitable environment, the possibilities are lost. In this sense, Nicholas’ statement and activities are right things, I think.
私は彼の発言に完全に同意します。 子どもたちは将来、無限の可能性を秘めていると思います。 しかし、教育も適切な環境もなければ、可能性は失われます。 そういう意味では、ニコラスの発言や活動は正しいと思います。

子供は適切な教育や環境を整えてあげれば、どのような発見をしてくれるのかもわかりませんからね。

最初から、芽を摘んでしまうようなことがないように、基礎的な教育や情報が得られる環境は整えられるべきだと思います。

それは裕福な子供であっても、貧しい子供であっても一緒であってほしいものです。

Royさんに少し修正されました。

“children have unlimited possibilities”は、”children have unlimited potential”の方がいいらしいです。

最後の質問に行きます。

Discuss what kind of an impact technology has had on education and whether you think laptops, tablets, and other smart devices provide educational benefits.
テクノロジーが教育にどのような影響を与えたか、ラップトップ、タブレット、その他のスマートデバイスが教育上のメリットをもたらすと思うかどうかについて話し合います。

テクノロジーによって、教育も効率的に行うことができるようになると思います。

そして、スマートデバイスによって、たくさんの情報にアクセスすることができるようになります。

たくさんの情報とアクセスすることによって、いろんなことを知ることができるようになると思います。

すると、テクノロジーによって、教育の仕方も変わってくるように思います。

I think we can educate children effectively by using technologies. Using smart devices, children can access a lot of information and knowledges. By accessing a lot of information, they can understand many things. Then the way of education will change by technologies, I think.
テクノロジーを活用することで、子どもたちを効果的に教育できると思います。 スマートデバイスを使用して、子供たちは多くの情報や知識にアクセスできます。 多くの情報にアクセスすることで、彼らは多くのことを理解することができます。 そうなると、テクノロジーによって教育のあり方が変わると思います。

内容的には理解をしてもらうことができました。

少しだけ修正をされました。

”the way of education will change by technologies”のところを、”the way of education will change through technology”と修正されました。

今日のレッスンはここで終了。

最後にRoyさんからのフィードバックです。

Don’t let what you cannot do interfere with what you can do. – John Wooden
できないことで、できることを妨げないようにしてください。 –ジョン・ウッデン
Happy Weekend! Let us take into perspective what you can do. You can communicate in English. We are just trying to refine. Never tell yourself that you cannot. With that out of the way, just practice. I am always here. Thank you for the opportunity to help. 
ハッピーウィークエンド! あなたに何ができるかを考えてみましょう。 あなたは英語でコミュニケーションをとることができます。 私たちはただ洗練しようとしています。 できないと自分に言い聞かせないでください。 それが邪魔にならないように、ただ練習してください。 私はいつもここにいます。 お手伝いする機会をありがとうございました。

今日も褒めてもらえましたね。

明日もまた頑張ろうと思います。

こうぷー

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