世界最年長のオスのパンダが亡くなったそうです。
35歳だったそう。
香港のオーシャンパークという施設にいたということです。
普通の野生のパンダが14歳から20歳で死んでしまうのに比べると、倍ぐらい生きています。
パンダの飼育は難しいそうですが、うまいところは上手に育てます。
香港のオーシャンパークも飼育がすごく上手なんでしょうね。
日本でも、和歌山のアドベンチャーワールドがパンダの飼育が上手なことで有名です。
今日は、この話題を取り上げようと思います。
まずは記事全体を読んでみたいと思います。
飼育下にある世界最年長のオスのジャイアントパンダであるアンアンが、35歳で健康上の問題を抱えて死亡した。パンダはさらなる苦痛を防ぐために安楽死させられたと香港のオーシャンパークは声明のなかで述べた。
An An was gifted to the theme park 23 years ago by the Chinese central government, along with Jia Jia, a female believed to be the world’s oldest ever giant panda before her death in 2016 at age 38.
2016年に38歳で亡くなる前に、世界年長のジャイアントパンダであると信じられているメスのジアジアとともに、アンアンは、23年前に中国中央政府からテーマパークに贈られました。
A panda’s average life span in the wild is 14-20 years, but they can live far longer in captivity, according to wildlife conservationists World Wide Fund for Nature (WWF).
野生生物保護活動家の世界自然保護基金(WWF)によると、野生でのパンダの平均寿命は14〜20年ですが、飼育下ではるかに長く生きることができます。
An An’s survival beyond the average life expectancy demonstrates the theme park’s ongoing commitment to giant pandas. Giant pandas are notoriously hard to breed in captivity, but after years of decline, their numbers in the wild have increased in recent years.
平均寿命を超えたアンアンの生存は、ジャイアントパンダに対するテーマパークの継続的な取り組みを示している。ジャイアントパンダは飼育下で繁殖するのが難しいことで有名ですが、何年にもわたって衰退した後、近年野生での数が増えています。
では、1文ずつ文章を細かく見ていこうと思います。
飼育下にある世界最年長のオスのジャイアントパンダである(the world’s oldest male giant panda in captivity)アンアンが、35歳で健康上の問題を抱えて(following health problems)死亡した。パンダはさらなる苦痛を防ぐために安楽死させられた(was euthanized to prevent further suffering)と香港のオーシャンパークは声明のなかで述べた。
香港のオーシャンパークというところで飼育されていたオスのジャイアントパンダが死亡したそうです。
アンアンという名前のオスのジャイアントパンダは35歳だった。
世界で最年長のジャイアントパンダだったそうです。
病気になっていたのか、それ以上苦しまないように安楽死措置が取られたということ。
香港は何回か行ったことがありますが、オーシャンパークはちょっと離れたところにあるみたいですね。
“was euthanized to prevent further suffering”で「さらなる苦痛を防ぐために安楽死させられた」とあります。
“euthanize”は「安楽死させる」という意味です。
“prevent”は「防ぐ」という意味。
“suffering”は「苦痛」ですね。
2016年に38歳で亡くなる前に、世界年長のジャイアントパンダであると信じられているメスのジアジアとともに(along with Jia Jia)、アンアンは、23年前に中国中央政府からテーマパークに贈られました(was gifted to the theme park)。
アンアンは、今から23年前に中国政府からオーシャンパークに贈られたジャイアントパンダ。
その時には、メスのジアジアと一緒に贈られてきた。
そのジアジアは2016年に亡くなってしまっていますが、38歳まで生きた。
これは、世界最年長だと言われています。
“along with Jia Jia”で「ジアジアと一緒に」と訳しています。
“along with ~”で「~と一緒に」という意味です。
野生生物保護活動家の世界自然保護基金(WWF)によると(according to)、野生でのパンダの平均寿命は14〜20年です(a panda’s average life span in the wild is 14-20 years)が、飼育下ではるかに長く生きることができます(can live far longer in captivity)。
世界保護基金(WWF)によると、野生のパンダの寿命は14年から20年。
でも、飼育下に置かれたパンダは、もっと長く生きることもできる。
今回のアンアンやジアジアのように、35歳とか38歳まで生きることができるので、倍近く生きられるということです。
“can live far longer in captivity”で「飼育下ではるかに長く生きることができます」と訳しています。
“far longer”で「はるかに長く」という意味。
“captivity”は「捕らわれていること、監禁」という意味ですが、動物で使う場合は「飼育下で」と言えます。
平均寿命を超えたアンアンの生存は(An An’s survival beyond the average life)、ジャイアントパンダに対するテーマパークの継続的な取り組み(ongoing commitment)を示している。ジャイアントパンダは飼育下で繁殖するのが難しいことで有名です(notoriously hard to breed in captivity)が、何年にもわたって衰退した後、近年野生での数が増えています。
香港のオーシャンパークがアンアンを35歳まで生存させたということは、オーシャンパークが献身的に世話をしてきたということを示している。
ジャイアントパンダは、飼育して繁殖させるのがとても難しいということで有名です。
しかし、オーシャンパークでの取り組みのようなことで、絶滅危惧種であったパンダは、近年野生でも増え続けている。
日本でも、和歌山のアドベンチャーワールドのパンダの飼育が有名です。
今日は、パンダの話題です。パンダと言っても、上野動物園の方ではなくて、和歌山のアドベンチャーワールドのパンダの話。高齢で父親になる記録を更新し続けている、レイメイが29歳の誕生日を迎えたようです。写真を見ると、やっぱり、少しやせ細って、たるんでいて、年齢を感じますね。パンダの丸々としたイメージとは、ちょっと違っています。では、今日の記事を読んでいこうと思います。Age is just a number and 29 may not seem old — unless you’re a giant panda.年齢は単なる数字であり、29歳は、ジャイアントパンダでない限り... 【英字新聞読解のコツ!】日本のパンダは、29歳になります! - こうぷーぶろぐ |
でも、アドベンチャーワールドのレイメイはまだ29歳のようです。
東京では、上野動物園でパンダが生れると大騒ぎになりますが、アドベンチャーワールドでは、かなりの数のパンダが生れています。
今日は、上野動物園の双子のパンダの赤ちゃんが満1カ月を迎えたという話題です。最近は、動物園は普通に開いているんでしょうか?東京は、今は緊急事態宣言が出ているので、動物園もしまているのかもしれません。一方で、昨日から東京オリンピックが始まりました。東京は現在はどんな感じになっているんでしょうか?人はあんまり出歩かない状態なんでしょうか?ともかく、今日は、双子のパンダの赤ちゃんの話題です。では、記事を読んでいきます。The baby giant panda twins at Tokyo’s Ueno Zoo turned 1 month old Friday and both ... 【英語で最新記事を読み下し】双子のパンダは不明確な毛を育て中が成長しています! - こうぷーぶろぐ |
“ongoing commitment”で「継続的な取り組み」と訳しています。
“ongoing”が「継続的な」という意味。
“commitment”は「取り組み、献身」などという意味です。
今日は、香港の世界最年長のパンダが亡くなったという話題を取り上げました。
今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
こうぷー
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