西島秀俊さん主演の映画「ドライブマイカー」がアメリカのゴールデングローブ賞で受賞しました。
英語以外の言語の映画部門での最優秀賞。
素晴らしいことだと思います。
今日は、うれしいこの話題について取り上げてみたいと思います。
まずは、記事全体を読んでみたいと思います。
日本の「ドライブマイカー」は、日曜日の第79回ゴールデングローブ賞で英語以外の最高の映画を受賞しました。
The movie, starring Hidetoshi Nishijima, is based on a short novel by Haruki Murakami and directed by Ryusuke Hamaguchi, 43. It is about a theater director who is tormented by grief after the sudden death of his wife and how he overcomes it.
西島秀俊主演の映画は、村上春樹の短編小説で、監督は濱口竜介(43)。妻の突然の死後、悲しみに苦しむ演出家とその克服についての作品です。
The film won best screenplay at the 74th Cannes Film Festival last July, the first such award given to a Japanese movie, and also won four awards — best picture, director, screenplay and actor — at the 56th U.S. National Society of Film Critics Award.
この映画は、昨年7月に開催された第74回カンヌ映画祭で最優秀脚本賞を受賞しました。これは日本映画に与えられた最初の賞であり、第56回米国映画評論家協会賞でも最優秀写真、監督、脚本、俳優の4つの賞を受賞しました。
This year’s Golden Globe Awards ceremony was held without spectators or live TV broadcast, and the winners were announced on the host’s website and elsewhere.
今年のゴールデングローブ賞の授賞式は、観客やテレビの生放送なしで行われ、受賞者はホストのウェブサイトなどで発表されました。
では、1文ずつ文章を細かく見ていこうと思います。
日本の「ドライブマイカー」は、日曜日の第79回ゴールデングローブ賞で英語以外の言語(non-English language)の最高の映画を受賞した(won)。
日本映画の「ドライブマイカー」が今年のゴールデングローブ賞で賞を受賞した。
受賞したのは、英語以外の言語の映画の最高の賞。
カンヌとかベネチアとかヨーロッパ系の映画祭での受賞は、これまでにもあったと思いますが、日本映画のアメリカの映画賞の受賞って、記憶にないです。
“won”で「受賞した」と訳しています。
もちろん”win”の過去形。「勝利する」という意味ですね。
西島秀俊主演の(starring)この映画は、村上春樹の短編小説(a short novel)を基にしています(is based)。
そして、監督は(directed)濱口竜介(43)です。
妻の突然の死後(after sudden death)、悲しみ苦しむ(is tormented by grief)演出家とその克服(overcomes)についての作品です。
受賞した作品は、西島秀俊が主演している映画で、村上春樹の短編小説を題材にしている。
監督は43歳の滝口竜介さんです。
作品の内容は、突然の妻の死に対して悲しみに苦しむ演出家である主役がどのようにその悲しみを克服していくかというもののようです。
“is tormented by grief”で「悲しみに苦しむ」と表現しています。
“grief”が「悲しみ」、”torment”が「ひどく苦しめる、悩ます」という意味です。
“is tormented”で受け身になって「苦しむ」と訳せます。
この映画は、昨年7月に開催された第74回カンヌ映画祭で最優秀脚本賞(best screenplay)を受賞した。
これは、日本映画がこのような賞(such award)を与えられた最初でした。
そして、第56回米国映画評論家協会賞でも最優秀映像、監督(director)、脚本、俳優(actor)の4つの賞を受賞しました。
「ドライブマイカー」は昨年のカンヌ映画祭でもすでに賞を受けている作品です。
カンヌ映画祭では、最優秀脚本賞を受賞している。
これについては、以前の記事でも取り上げました。
今日は、カンヌ映画祭で日本人が脚本賞を受賞したという記事です。日本人って、ベネチアとかベルリンとかカンヌの映画祭で受賞することが多いですよね。ヨーロッパの人の感覚と通じるものがあるんでしょうか?一方で、アカデミー賞とかアメリカの賞ってあんまり取れてないように思います。アメリカの方がエンターテインメント性が強いんでしょうか?ヨーロッパの方が、情緒的なものを好むようにも思えます。今日は、そんな記事を取り上げます。では、記事に入っていきます。The Japanese film “Drive My Car” won best screenplay at t... 【英字新聞読解のコツ!】カンヌ映画祭で日本の「ドライブ・マイカー」が脚本賞を... - こうぷーぶろぐ |
そして、アメリカでも映画評論家協会賞で4部門の受賞をしている。
映画評論家協会賞って言うのから想像すると、専門家が認める作品ということが言えるような気がします。
“screenplay”というのは「脚本」という意味です。
“screen”と”play”を足した単語と考えるとちょっと出てきにくいかもしれません。
今年のゴールデングローブ賞の授賞式(ceremony)は、観客(spectators)やテレビの生放送(live TV broadcast)なしで行われた(was held)。
受賞者は主催者のウェブサイトなど(website and elsewhere)で発表されました(were announced)。
今年のゴールデングローブ賞は、観客もテレビの生中継もなかった。
発表はウェブサイトやその他の媒体でのみ。
これも、コロナパンデミックの影響なんだと思います。
ゴールデングローブ賞は、アカデミー賞の前哨戦とも言われるので、「ドライブマイカー」がアカデミー賞の何かの賞を受賞することも期待できるんじゃないでしょうか?
“spectators”は「観客」という意味。
スポーツイベントなどでも、よく出てくる単語です。
今日は、アメリカのゴールデングローブ賞で、日本映画の「ドライブマイカー」が受賞した話題を取り上げました。
今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
こうぷー
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