ANAが羽田空港で全国の新鮮な野菜や果物を販売するというトライアルをやっているようです。
空いている貨物スペースを使って、その日に全国で取れた新鮮な野菜や果物を運ぶ。
そして、空港でそれを販売するということのようです。
全国から航空機が集まる羽田空港ならではのビジネスだと思います。
今日はこの話題を取り上げます。
ではまず、記事全体を読みたいと思います。
全日本空輸は金曜日、羽田空港の旅行者に全国からの超新鮮な果物と野菜を提供すると同時に、飛行機の空いている貨物スペースをより有効に活用することを目的としたプログラムの2回目の試運転を開始しました。
Strawberries, kiwis, shiitake mushrooms, and about seven other types of produce weighing around 220 kilograms in total will be sold at shops over the five-day trial period through Tuesday.
いちご、キウイ、椎茸など、合計約220kgの農産物約7種類を火曜日までの5日間の試用期間中に店頭で販売します。
Shortly before noon on Friday, shiitake mushrooms harvested that morning in Kurume, Fukuoka Prefecture, were unloaded from an ANA plane that arrived at Haneda Airport from Fukuoka.
金曜日の正午少し前に、福岡県久留米市でその朝収穫された椎茸が、福岡から羽田空港に到着したANA機から降ろされた。
Proposed by an ANA employee whose parents are farmers, this is the second time the airline has tested out the Haneda initiative, first introduced last month.
両親が農家であるANAの従業員によって提案された、航空会社が先月最初に導入された羽田イニシアチブをテストするのはこれが2回目です。
If the experiment is a success, ANA might make it a permanent business at the airport.
実験が成功すれば、ANAはそれを空港での恒久的なビジネスにするかもしれません。
それでは、いつものように、1文ずつ文章を細かく見ていこうと思います。
ANAは金曜日、羽田空港の旅行客に全国からの(from across Japan)超新鮮な(ultra-fresh)果物と野菜を提供する(provide)と同時に(while)、航空機の空いている貨物スペース(empty cargo space)を有効活用すること(better use)を目的とした(aims to)プログラムの2回目のトライアル実行を開始しました。
ANAが羽田空港で旅行客に新鮮な果物や野菜の販売の2回目のトライアルを開始したようです。
その新鮮な野菜や果物は、航空機の空いている貨物スペースを有効利用して運んできたもの。
空気を運んでも仕方ないので、そのスペースを有効利用しようというもののようです。
そして、空港の旅行客に全国の新鮮な果物や野菜を提供しようというもの。
この文では、憶えておきたい英語表現がたくさん出てきました。
“across Japan”「日本全国」という表現は、これまでの他の記事でもよく出てくる表現です。
“while”「~と同時に」という表現も、よく出てきます。「~の一方で」という使い方もよくあります。
“aim to”「~を目的とする」もとてもよく見かける表現です。
これらの表現は憶えておきたいです。
いちご、キウイ、シイタケなど、合計約220㎏(around 220 kilograms in total)の約7種類の農産物(about seven other types of produce)を火曜日までの5日間のトライアル期間中(trial period)に店頭で販売します。
全国から集まった約7種類の農産物、重さでは約220㎏のものを羽田の店頭で販売する。
これは、火曜日までの5日間トライアルとして行われます。
誰が買うんでしょうね?
これから向かう先の農産物を旅行客が買うとは思えないですから。
旅行先から帰ってきた人たちなどがターゲットなんでしょうかね?
“trial period”で「試用期間」という表現です。
“period”「期間」は頻繁に使う単語です。
金曜日の正午少し前(shortly before)、福岡県久留米市でその朝収穫された(harvested that morning)シイタケが、福岡から羽田空港に到着したANAの飛行機から降ろされました(unloaded)。
その日に収穫されたものが、飛行機乗って到着して、即販売のようです。
なので、その日の正午前に福岡から到着したシイタケが航空機から降ろされて、すぐに販売されるようです。
このあたりが、たぶん、普通のトラック輸送と違ったところなんだと思います。
普通、輸送に1日はかかると思います。
それが、数時間で運ばれるので、その日の朝に収穫されたものが販売できる。
“shortly before”「少し前」という表現は、使えそうです。
“shortly before 10PM”なら「午後10時ちょっと前」でしょうか。
オンライン英会話をやっているときも、トレーナーさんに、言葉を覚えるには、自分の言葉で使えるようにすることを言われていました。
“harvest”「収穫する」もよく使いますよね。
両親が農家である(whose parents are farmers)ANAの従業員によって提案された(proposed)この企画は、航空会社が先月最初に導入した(introduced)羽田イニシアチブをテストするのはこれが2回目です。
このような企画は、羽田出ないと難しいと思います。
日本全国との路線があるのは、羽田空港でしょう。
だから、全国の野菜や果物が集まる。
航空会社もコロナ禍で経営が難しい時期が続いているので、いろんな試みを行っています。
実験(experiment)が成功すれば、ANAはそれを空港での恒久的な(permanent)ビジネスにするかもしれません。
このトライアルが成功したら、ANAはこれをビジネスにするかもしれない。
元々、空いている貨物スペースを使っているので、追加コストもそれほどあるわけではない。
そんなことを考えると、うまく行けばいいビジネスになる可能性もあります。
“permanent”「恒久的な」は有名な形容詞です。
髪の毛の「パーマ」と一緒ですね。
今日は、ANAの新たなビジネスのトライアルの話を取り上げました。
今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
こうぷー
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