【英語でいろんな読み物を読む!】痛みは贈り物!

英語、英会話

今日の話は、痛みは贈り物であるという話です。

ちょっと聞いただけでは、理解しにくいですが、どんな話なんでしょうか?

痛いということは、体の何かがおかしいという信号であるはずです。

そういった意味では、痛いということがキチンと伝わっていないと、良くないことを察知できないことになります。

そういった話ではないのか?ということを想像しつつ、ストーリーを読んでいきます。

A few years back, a friend handed over a book to me entitled “Pain – the Gift Nobody Wants” by Dr. Paul Brand and Philip Yancey. At first I thought how could pain ever become a gift – no not ever!
数年前、友人がポール・ブランド博士とフィリップ・ヤンシーの「痛み-誰も望んでいない贈り物」という本を私に手渡した。 最初は、どうして痛みが贈り物になるのだろうと思いました。そんなこと今までない!

数年前に、筆者の友人が、ポール・ブランド博士とフィリップ・ヤンシーさんが書いた「痛みー誰も望んでいない贈り物」という本をくれた。

筆者も最初は、どうして痛みが贈り物なんだろう?と考えた。

普通はそのように考えますよね。

Upon reading the book and just by the introduction alone, I became so enthralled in reading and finishing it. Never in my life until then, has a book left such a profound imprint in my life.
その本を読んだとき、そして導入部だけで、私はそれを読んで読み上げることにとても夢中になりました。 それまでの私の人生では、本が私の人生にこれほど深い痕跡を残したことはありません。

筆者が「痛み」の本を読んだとき、その導入部を読んだだけでも夢中になった。

そして、最終的に読み切るまで夢中で読み切った。

筆者はこの本を読むまでは、ここまで本に感銘を受けることがなかった。

すなわち、人生で初めて本で心に深い痕跡を残すような内容だったということです。

ここで気になる単語は、”profound”で「深い、深く、心底からの」と言った意味。

It is about leprosy patients in India. Dr. Paul Brand found out that damages to the hands and feel of leprosy patients are aggravated because they don’t feel pain at all.
それはインドのハンセン病患者についてです。 ポール・ブランド博士は、ハンセン病患者の手や感触へのダメージは、まったく痛みを感じないために悪化することを発見しました。

その本の中で、インドのハンセン病患者の話があった。

ポール・ブランド博士によると、ハンセン病の患者さんは、手の感触やダメージが全く痛みを感じない。

そして、それがゆえにダメージが悪化することを発見した。

痛いことがわからないので、放置したりして悪化するんだと思います。

They keep doing tasks that they’re not aware are damaging or injuring themselves even more. So, Dr. Brand and his team developed Tendon Transfer Techniques that will allow patients to bring back their lost sensation of pain once again thus, preventing possible injury and/or future damage to their hands and feet.
彼らは自分たちがさらにダメージを受けたり、傷つけたりしているのに気づかずに仕事をし続けます。 そこで、ブランド博士と彼のチームは、患者が失った痛みの感覚を再び取り戻すことができる腱移行術を開発しました。これにより、怪我や将来の手足の損傷を防ぐことができます。

ハンセン病の人たちは、自分たちが傷ついているのに気づかずに仕事を続けてしまう。

そこで、ブランド博士と彼のチームは、ハンセン病の患者が失ってしまった痛みの感覚を取り戻すことを開発した。

それは、腱の移植手術でした。

これによって、ハンセン病の患者さんは傷の痛みを感じることができて、けがやさらに進んだ傷の損傷を防ぐことができるようになった。


And so I was so astounded what he found – Pain is a Protective Mechanism in our body! It is a signal that something is wrong and as long as we are sensitive to it, we will be able to protect ourselves and avoid situations that may harm us further along the way. It will also help us heal.
そして、私は彼が見つけたものにとても驚いていました-痛みは私たちの体の保護メカニズムです! それは何かがおかしいという合図であり、私たちがそれに敏感である限り、私たちは自分自身を守り、途中で私たちに害を及ぼす可能性のある状況を回避することができます。 それはまた私達が治癒するのを助けます。

この話を読んで、筆者はブランド博士が見つけたものにとても驚いていました。

「痛みは私たちを守るためのメカニズムなんです」ということ。

痛みは、私たちの体に何か異変が起こっているという合図であり、それに敏感であれば、危険な状況を途中で避けることができる。

そして、それはまた、私たちが治癒するのを助けます。

治癒するのを助けるというのは、けがをすれば、けがをしたところをかばうので、治癒の助けになるということだと思います。

Indeed, it changed my perspective not just the physical pain in my body but even so, in facing an emotional pain in life. When my mother suffered brain aneurysm in 2005, it brought pain to us as a family.
確かに、それは私の体の肉体的な痛みだけでなく、人生の感情的な痛みに直面することにおいても私の見方を変えました。 私の母が2005年に脳動脈瘤を患ったとき、それは家族として私たちに痛みをもたらしました。

筆者によると、この本の話は、肉体的な痛みだけでなく、感情的な痛みに対する考え方も変えた。

それは、筆者の母親が2005年に脳動脈瘤を患ったときの話だった。

当然、家族はとても精神的に痛みを伴う状況になった。

That only made us so mindful in taking care of her and even our own health as well. Thanks to this book which has opened my eyes to this GIFT – that nobody ever wants and to a friend that imparted this very remarkable book to me.
それは私たちが彼女の世話をすること、そして私たち自身の健康さえも気にかけるようになっただけです。 この、誰も望んでいないこと、すなわちギフトに目を開かせてくれたこの本とこの非常に素晴らしい本を私に与えてくれた友人に感謝します。

母親がその病気になったことで、筆者たちが、母親の世話をすることだけじゃなくて、自分自身の健康さえも気にかけるようになった。

筆者は、この本のおかげで、痛みというギフトに気付かせてくれたことに感謝しています。

そして、筆者は、この素晴らしい本を紹介してくれた友人に感謝しています。

“impart”は「(情報などを)与える、授ける」などのような意味。

最初の予想通り、痛みというのが実は我々にとってはとても大事な物だという話でした。

今日のストーリーはここまでで終了。


質問に移っていきます。

Does viewing pain as a gift make it easier for you to endure pain?
痛みを贈り物として見ると、痛みに耐えやすくなりますか?

それは難しいと思います。

痛みは痛みなので、耐えるのは苦痛です。

でも、理屈では痛みは贈り物だということは理解はできます。

I think viewing pain as a gift is very difficult. Because pain is pain, so it is difficult to endure. But I can understand the reason pain is a gift for us. 
痛みを贈り物として見るのはとても難しいと思います。 痛みは痛みなので、耐え難いです。 しかし、痛みが私たちへの贈り物である理由は理解できます。

必要だということは理解できますけどね。

実際に痛い時には、ただただ痛いですよね。

でも、それによって、それ以上悪くならないようになっているんだと思います。

What is a painful experience you’ve recovered from?
あなたが回復した苦痛な経験は何ですか?

私が回復した苦痛は慢性膵炎です。

約10年前に病気になりました。

とても痛かったのですが、約2か月入院して回復することができました。

それから10年間、再び発病することはありませんでした。

The painful experience I have recovered is chronic pancreatitis. I got sick 10 years ago. It was really painful, but I recovered after 2 months of hospitalization. Ten years later, I have never had this illness again.
私が回復した痛みを伴う経験は慢性膵炎です。 私は10年前に病気になりました。 本当に辛かったですが、入院2ヶ月で回復しました。 それから10年後、私は二度とこの病気にかかったことはありません。

痛かったですね。

本当に死ぬのかな?とは思いました。

でも、死ぬということがリアルに迫ってきている感じではありませんでした。

2カ月の入院後は、10年間何も起こらずに過ごせています。

How did you handle painful situations in your life?
人生のつらい状況にどのように対処しましたか?

ケースワーカーさんなどに相談をしました。

人に話すことによって、つらい状況が幾分か緩和されたように思います。

でも、根本的な問題が解決しなければ、解消はしないと思います。

I consulted with caseworkers. By talking with people, I think the severe situation would make some easier. But, if the underlying problems are not solved, the situation would not change.
私はケースワーカーに相談しました。 人と話すことで、厳しい状況が少し楽になると思います。 しかし、根本的な問題が解決されなければ、状況は変わりません。

本当につらい状況の中にいるときは、じっとしているのもしんどくなります。

そのような場合でも、誰かに話を聞いてもらうことで緩和されることもあります。

ただ、簡単にはその状況が改善されることはないですけどね。

Tell me how a painful experience changed your perspective on life.
辛い経験があなたの人生観をどのように変えたか教えてください。

日々を大切に生きようを思いました。

また、他の人に優しくいようと思いました。

さらに、困っている人がいたら、助けてあげようと思いました。

I thought I should live cherish every day. Also I thought I should be kind to other people. Farther more I thought if there are people in trouble, I would help them.
毎日大切に生きるべきだと思いました。 また、他の人にも親切にすべきだと思いました。 さらに困っている人がいたら助けたいと思いました。

死ぬような思いや、とてもつらい経験をすると、毎日を大切に生きることの重要性を感じます。

あと、周りの人たちに優しくありたいな。とも思うようになりました。

さらに、自分と同じように苦しんでいる人がいれば、その人たちの助けになれればいいなぁ。と思います。

自分がしんどかった経験が、他の人が苦しんでいることから逃れるのに助けられたら素晴らしいと思います。

今日はここまでです。

明日もまた、頑張ります。

こうぷー

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