僕はいろんな外国の人とかかわるようになってまだ3年ぐらいしかたっていません。
でも、自分が思っている以上に相手に良く思われることが多いです。
日本人の人と新たに仲良くなる割合よりも、かなり高い割合で仲良くなっていると思います。
それがなぜなのか、正確に理由は分かっていないのですが、それでもいくつか思い当たるところもあります。
そこで、今日は僕なりに考える外国人の人と仲良くなるコツみたいなものについて、書いてみようと思います。
基本的に機嫌が良い
僕は基本的にいつも機嫌がいいです。
見た目はムスッとしていて愛想はあんまりないですが、少し話をするとだいたい機嫌がいいことが多いです。
英語で話すときには特に積極的になるから、余計に機嫌がいいように見えるのかもしれません。
相づちもよく言いますね。
英語でしゃべるときは。
日本語でしゃべる時は、ぼそぼそとあんまり話さないんですけど…。
普通の日本人ってたぶん逆ですよね。
日本語で話すときのほうが結構いろんなことを話して、英語になるとだんまりになる…。
その辺が僕が外国人の人に気に入られる要素の一つかもしれません。
ものおじしない
他の日本人の人は、相手が外国人というだけで、少し距離を置いたような態度を取ると思います。
仮に自分のオフィスに外国人の人がしばらく滞在する場合、たいていの日本人は、その外国人の人にあまり構わないことが多いと思います。
僕のオフィスに来る外国人に対して、いつもうちの会社の人たちはそのような対応です。
でも僕の場合は、そんなに英語が話せるわけでもないのに、ものおじせずに積極的に話をしに行きます。
ただ、何も準備せずに行っても、ちゃんと話ができなくて、わけが分からなくなるだけなので、前もってちゃんと資料や図を用意して、話のなかで使いそうな単語やフレーズも考えてから話をしに行きます。
そのようにしている結果、彼らがオフィスにいる間、僕だけが彼らに話しに行くことになるので、結局、彼らにとっては日本に滞在した期間で仲良くなったのは僕だけになってしまうのです。
僕にはなぜみんなが話に行かないのがよく理解できません。
彼らはそれなりにいろんな知識や経験を持っていて、特に外国でのことについてはよく知っています。
どうしてせっかく近くまで来てくれているのに、彼らを放置したままにしておくのでしょうか?
僕は、英語の上達のために話しに行っているのではなくて、彼らの専門家としての意見を聞きに行くことが多いです。
そして、外国の有益な情報を教えてもらいます。そのようにせっかくだから、いろんなことを教えて貰えばいいのにといつも思います。
話せないなりにも一生懸命話す
先ほど書いた通り、僕は外国人の人に結構無謀にも、積極的に話しをしに行きます。
でも、その際、話すための道具として、前もって作成した図や資料を持って行きます(もちろん英語で作ったもの)。
そして、言葉に詰まったときには、その図や資料を指さしながらコミュニケーションを継続します。
つまり、話せないなりにも一生懸命、自分の言いたいことを伝えようとするわけです。
僕は言葉が上手くでてこない場合、最悪、話す言葉は単語の羅列でも良いと思って話しに行っているのですが、それでも何とかなるものです。
逆に考えればいいわけです。
日本語を話せない外国人の人が資料を示しながら、単語だけを発していれば、何とか理解しようとするでしょう?
それと同じです。
何でもいいから、一生懸命伝えようとすれば、相手も一生懸命理解しようとしてくれるものです。
意見や態度がはっきりしている
僕は、普通の日本人に比べてちょっとしたことでも意見や態度がわりとはっきりしていると思います。
何かを聞かれてもだいたい自分のオリジナルの意見を言います。
かつ、その意見を人に押し付けるようなことはありません。
その場合「僕はこれは好きではない、それはこれこれこういう理由だから」という感じで意見を言います。
その辺でも、よく外国人の人が言う「日本人はあまり自分の意見を言わなくて何を考えているか分からない」ということが少ないのだと思います。
そのように彼らにとって分かりやすい人なので、仲良くなりやすいのかもしれません。
他の日本人が話さないようなことも話す
あと、僕は、他の日本人は話さないようなちょっとしたことも話をします。
だいたいの日本人は外国人と話すときには特に緊張して、話さなければならない必要最小限のことしか話さないと思います。
僕はそんなことはしなくて、メインの仕事の話のほかに、ちょっとした最近の出来事とか、自分が失敗した話とか、面白いことを話します。
そのあたりも外国人の人に気に入られる原因かな?と思っています。
メールを送る時も同様で、仕事に関する本題だけでなくて、元気にしてるか?とか、最近のトピックはどう?とか、僕は最近こんなことをしているよ、とか…。
ムダ話といえばムダ話なんですが、そんなことからお互いに親近感が湧くんじゃないでしょうか?
そのようにコミュニケーションをとるほうが楽しいと思いませんか?
頻繁にメールをする
僕は外国人の人にすごく頻繁にメールをします。
それも、他の日本人にはあまりないことかもしれません。
外国に行ったときに、行った先で1回だけ会って連絡先交換しただけの人であっても、向こうに忘れられる前にだいたいメールを送って、何か聞きたいことを聞きます。
そして彼らが逆に何かを聞いてきたり、頼んできたりした時には、全力で調べて回答します。
そんなやり取りも、たぶん彼らと仲良くなれる原因ではないかと思います。
そんな感じでいろんな国の人にネットワークを持っているので、
「外国ではこのような場合にどうしているのか?」とか
「外国では、こういうものにどれぐらいの広さを取っているのか?」などの情報を得たい場合には、
僕は何か国かの知り合い(友達?)にメールを送って聞くことができます。
そんなネットワークは、実は僕にとっての貴重な財産だと思います。
だから、普段から距離を置かないで彼らとコミュニケーションを取って、仲良くしておくことは自分の仕事にとってもとても有益だと思います。
まとめ
今日は「外国人と仲良くなるコツ」について書いてきました。
僕が見る限り、日本人は外国人というだけで距離を置く傾向があるように思います。
僕よりもずっと英語ができるのに、コミュニケーションを取りに行こうとしない。
もったいないと思います。
意見がはっきりしているとか、コミュニケーションをいっぱいとるだとか、メールを頻繁に送るだとか、いろんな要因を書きましたが、結局は人対人として誠実にコミュニケーションをとることだと思います。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
こうぷー
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