アメリカのペロシ下院議長が台湾を訪問しました。
このことは、中国をかなり刺激しています。
軍事作戦も辞さないという反発をすぐにしています。
一方で、ペロシ議長は、自分の訪問は、アメリカが決して台湾を諦めないという意思の表れであると言っています。
今日は、ペロシアメリカ下院議長が台湾を訪問したことの続報を取り上げようと思います。
まずは記事全体を読んでみたいと思います。
ナンシー・ペロシ米下院議長は水曜日、台湾への歴史的な訪問中に、彼女の訪問は、米国が民主的に統治された島を「放棄しない」ことを「はっきりと明らかにすること」を意図していると述べた.
Beijing had repeatedly warned of dire consequences should the trip go ahead — even going as far as to warn US President Joe Biden that those who played with fire would “perish” by it.
北京は、訪問が進めば恐ろしい結果になると繰り返し警告しており、ジョー・バイデン米大統領に、火で遊んだ者は火によって「滅びる」とさえ警告している.
But the warnings from Beijing — and even a suggestion by Biden himself that the US military thought the trip was “not a good idea” — did not dissuade Pelosi, 82, from flying into the island alongside a congressional delegation on Tuesday evening and meeting its leading officials.
しかし、北京からの警告、そして米軍がこの訪問は「良い考えではない」と考えていたというバイデン自身の示唆でさえ、82歳のペロシが火曜日の夜に議会の代表団と一緒に島に飛んで、その重要な役員と合うことを思いとどまらせることはできなかった。
“We are proud of our enduring friendship,” said Pelosi, speaking alongside Taiwan’s President Tsai Ing-wen at the presidential office in Taipei the morning after her arrival. “Now more than ever, America’s solidarity with Taiwan is crucial and that is the message we are bringing here today.”
「私たちは永続的な友情を誇りに思っています。」とペロシ氏は到着の翌朝、台北の総統府で台湾の蔡英文総統と並んで演説し、 「米国と台湾との連帯はこれまで以上に重要であり、それが私たちが今日ここに伝えているメッセージです。」
Beijing, within minutes of Pelosi’s arrival in Taipei, said it would immediately begin “a series of joint military operations around the island,” including using long-range live ammunition in the Taiwan Strait that separates the island from mainland China.
北京は、ペロシが台北に到着して数分以内に、島と中国本土を隔てる台湾海峡での長距離実弾の使用を含む、「島周辺での一連の共同軍事作戦」を直ちに開始すると述べた。
では、1文ずつ文章を細かく見ていこうと思います。
ナンシー・ペロシ米下院議長は水曜日、台湾への歴史的な訪問中に(during a historic trip to Taiwan)、彼女の訪問は、米国が民主的に統治された島を「放棄しない」ことを「はっきりと明らかにすること」を意図している(her visit was intended to make it “unequivocally clear that the United States would “not abandon” the democratically governed island)と述べた.
ナンシー・ペロシアメリカ下院議長が台湾を訪問したことは昨日も取り上げました。
その訪問中に、ペロシ議長がコメントを出した。
自分自身の台湾の訪問というのは、アメリカが民主的に統治されている台湾を決してあきらめることはないということを示している。
それを、はっきり明確にすることが、自分が台湾を訪問した理由だと言っています。
“her visit was intended to make it “unequivocally clear that the United States would “not abandon” the democratically governed island”で「彼女の訪問は、米国が民主的に統治された島を「放棄しない」ことを「はっきりと明らかにすること」を意図している」と表現しています。
“be intended to”で「~を意図している」と述べています。
そしてその内容は”that”以下に示しています。
北京は、訪問が進めば恐ろしい結果になると繰り返し警告しており(had repeatedly warned of dire consequences should the trip go ahead)、ジョー・バイデン米大統領に、火で遊んだ者は火によって「滅びる」(who played with fire would “perish” by it)とさえ警告している.
中国政府は、ペロシ議長が台湾を訪問することは恐ろしい結果を招くことになると警告していました。
そして、バイデン大統領に、火遊びをする人は火で滅びるとまで脅していました。
バイデン大統領は、中国の習近平国家主席と長い電話会談をしていました。
その中で、習近平国家主席に「火遊び」の話をされたようです。
“who played with the fire would “perish” by it”で「火で遊んだ者は火によって「滅びる」」と訳しています。
“perish”は「滅びる、消滅する」という意味の動詞です。
かなりきつい言い方をしていますね。