【Bizmates Discovery 解説】すべては復讐のために!FOR THE SAKE OF REVENGE

Bizmates ビズメイツ

今日の”Bizmates Discovery”の話は、裁判についてです。

実はアメリカでは裁判そのものは、あまり使われていないという話。

法定外の交渉で、もめごとは解決されることが多いみたいです。

今日のBizmates Discoveryのストーリーの中でも出てきますが、ドラマの”SUITS”などでも、荒磯井ごとの解決を事務所などでやり合うことが多い。

”SUITS”なんかを見ていると、そんなことまで交渉で決めていいの?って思ってしまいます。

結局、お金があるほうが勝ちとか、相手の弱みを握っているほうが勝ち。

僕なんかは、そこに正義があるのか?って思ってしまいます。

今日のトレーナーさんはTerryさんでした。

まず、ゴールデンウイークは、全体的にどうだったか?という風に聞いてきました。

「何もすることなかった。ジムは休みやし、外出するなって言われてるから…。」と答えました。

すると、「そうだよね。」ということになってしまうんですが、スモールトークとしては、そんな話ぐらいしかないので、仕方ないですよね。


ということで、ストーリーに入っていきます。

We often see movies portraying lawyers as being fierce and ruthless professionals, saying things like “Objection, your honor!”, or “I would like to call in a surprise witness.” It’s very impressive whenever we see them hammering the accused in order to get the truth.
弁護士を獰猛で冷酷な専門家として描いた映画で、「裁判長、異議あり!」や「驚きの証人を呼びたい」などとよく言われます。彼らが真実を得るために被告人を槌で打っているのを見るときはいつでもそれは非常に印象的です。

裁判所で、弁護士がお決まりのことばを叫ぶ。

裁判官が槌をバンバンと打って、判決を言い渡す。

そんな場面が、映画やドラマでよく見られます。

これらは、ドラマや映画の中でもとても印象的な場面です。

日本では、槌を叩いたりしないですから、もちろん、アメリカ映画やドラマの話。

However, I’ve learned from watching a popular, American show called, “SUITS” that while being in a courtroom may seem spectacular, many lawyers prefer to avoid court altogether by reaching a ‘settlement’ outside of court.
しかし、私は「SUITS」と呼ばれる人気のあるアメリカの番組を見て、法廷にいる間は壮観に見えるかもしれませんが、多くの弁護士は法廷の外で「和解」に達することによって法廷を完全に避けることを好むことを学びました。

最初のところでも書いた通り、”SUITS”では、裁判のシーンはあんまり印象的ではありません。

むしろ、法定外のやり取りがドラマになっている。

日本でもこれほど交渉があるのかわからないですが、検事との交渉、裁判官との交渉…。

もちろん、相手方弁護士との交渉…。

それによって、問題を解決することの方が圧倒的に多いです。

そして、弁護士はそのほうがいいということを学んだようです。

A ‘settlement’ is a resolution, between opposing parties in a legal case, reached outside of court. Going to court is expensive and time consuming.
「和解」とは、訴訟において対立する当事者間で、法廷外で行われる決議です。 法廷に行くことは費用と時間がかかります。

これまでにも書いてきた通り、「和解」というのは、法定外で当事者間が合意すること。

法廷で争うことは、費用と時間がかかるので、当事者間で和解によって、解決を図ることが多いということ。

You have to make sure the witness’ statements are solid, collate all the evidence against the opposing party, and know the details of the case like the back of your hand.
証人陳述書がしっかりしていることを確認し、相手方に対するすべての証拠を照合し、事件の詳細をよく知っている必要があります。

裁判をするためには、証拠がしっかりしている必要があるし、証人の証言も必要。

すべてのことがこと細かくわかっている必要があります。

一方で、和解であれば、当事者が合意できればいいので、そこまで突き詰める必要もないのでしょう。

”like the back of my hand”は「よく知っている」という意味。


So, it’s no surprise that in the US, only 2% of cases actually go to trial. This is because many people sue not for justice but for compensation and revenge. Perhaps this figure is accurate in how we deal with all life solutions.
したがって、米国では、実際に裁判にかけられるのは2%に過ぎないのも当然です。 これは、多くの人が正義のためではなく、補償と復讐のために訴えるためです。 おそらく、この数字は、私たちがすべての生活の解決策をどのように扱うかについて正確です。

和解は、裁判に比べてこれだけ簡単なので、アメリカで裁判にかけられるのは2%だけ。

そもそも、争いごとの多くの目的が、正義のためでなく、補償と復讐のためだからというのがその理由です。

それが理由なのであれば、わざわざ裁判をするまでもないということでしょう。

当事者が納得できれば、何が正義か、何が正しいのかは重要ではないということです。

When we make a complaint, place the blame on someone, or make an accusation, are we really hoping for a wrong to be made right or are we just getting revenge? Sometime, it’s just better to turn the other cheek and move on.
私たちが苦情を申し立てたり、誰かを非難したり、告発したりするとき、私たちは本当に間違ったことが正しく行われることを望んでいますか、それともただ復讐しているだけですか? 時には、もう一方の頬を向けて先に進む方が良い場合もあります。

私たちが争いごとをするときの目的は何なんでしょうか?

それは、正義が行われるということを望んでいますか?

それとも、復讐がしたいだけでしょうか?

その目的によっては、殴られたのと反対の方の頬を向けて、先に進んでしまったほうが良い場合もあります。

この意味は、もうそんなことには捕らわれていないで、前に進んだ方がいいと言っているのでしょうか?

Terryさんに言うと、一方の頬を殴られたら、反対側の頬を差し出して、もう一度殴られるという意味らしい。

キリスト教の聖書にある言葉のことらしいです。

今日のストーリーはここまでです。

Terryさんに文章の要約をするように言われました。

内容について、要約して説明をして、内容について理解していることを確認してもらいました。

そして、質問に移っていきます。

Is taking someone to court as common in your country as in the US? Why or why not?
あなたの国では、米国と同じくらい一般的に誰かを法廷に連れて行くのですか? なぜまたはなぜそうではないのですか?

それほど、一般的ではないと思います。

日本においては、争いごとを公にすることを避ける傾向にあると思います。

それは、争いごとをしているということが、他の人に知られるということを、恥ずかしいことだと思うからだと思います。

なので、法廷で争うということはあまり一般的でないと思います。

In Japan it is not so common taking someone to the court. It is shame for Japanese people that other people know that you are in conflicts. Japanese people have tendency to want to avoid such a situation. So we conflict in the court not so often.
日本では、誰かを法廷に連れて行くことはそれほど一般的ではありません。 あなたが対立していることを他の人が知っているのは日本人にとって恥ずべきことです。 日本人はそんな状況を避けたいと思う傾向があります。 ですから、私たちはそれほど頻繁に法廷で争うことはありません。

では、日本人はどうやって問題解決するのか?ってTerryさんは聞いてきました。

まずは、当事者同士で話し合って、誰かを交えて話し合って、それでもどうしても解決できないのであれば、最終的に裁判かな?と言いました。

アメリカのように、即裁判っていうのはなかなかないように思います。

What are some cases where a settlement might not be applicable?
和解が適用されない場合はどのような場合がありますか?

それは、お互いに合意できない場合だと思います。

お互いの主張に大きな違いがあって、妥協することができない時には、和解をすることはできません。

また、違いが小さくても、お互いに譲り合わない場合にも、和解はできないと思います。

I think that’s the case when we can’t agree with each other. We can not do settlement when there is large difference in each other’s claims. Farther more, even if the difference was small, I don’t think we can not reach to the settlement if we don’t give in each other.
それは、お互いに合意できない場合だと思います。 お互いの主張に大きな違いがある場合は和解できません。 さらに、差が小さくても、お互いに譲らなければ和解にたどり着くことができないと思います。

めっちゃ、感心して聞いてましたね、Terryさん。

和解というのは、結局、歩み寄りなので、お互いに何かを譲り合わなければなりません。

それがないと、和解は成立しません。

What is your definition or winning?
あなたの定義または勝利は何ですか?

自分の最も大事な主張が認められるかどうかだと思います。

細かい事柄については、認められなくても構いません。

一番大事な部分が認められれば、それでいいと思います。

I think it is whether my most important claim is accepted or not. Details is not important. It not need to be accepted. But if the most important part of my insist is accepted, it is good for me.
私の最も重要な主張が受け入れられるかどうかだと思います。 詳細は重要ではありません。 受け入れる必要はありません。 しかし、私の主張の最も重要な部分が受け入れられれば、それは私にとって良いことです。

僕の場合は、この答えのとおりです。

最も大事な主張が受け入れられるかどうかが大事。

些細な部分は、ある程度どうでもいい。

この答えをさらに説明しているときに、「些細な」”trivial”が出てきませんでした。

残念。

What’s an example where you did something for the sake of revenge?
復讐のために何かをした例は何ですか?

僕は、復讐のために何かをしたことはありません。

何か不正なことをされても、正しいことをして対応していれば、いずれその不正は暴かれます。

なので、自分で復習をしなくても、自然と悪いことは淘汰されると思います。

I have never do something for revenge so far. Even if I were done something ugly thing by someone, if I am doing the right things, the ugly things will be revealed in someday. So, I don’t have to do revenge, the ugly things will be expelled.
私は今のところ、復讐のために何かをしたことはありません。 誰かにひどいことをされたとしても、正しいことをしていれば、いつかひどいことが明らかになるでしょう。 だから、私は復讐をする必要はありません、醜いものは追放されます。

この答えには、Terryさんはめっちゃ感心していた様子でした。

リベンジしなくても、正しいことを続けていれば、いずれ悪いことは明らかになる。

”Evil is sure to be expelled.”「悪は必ず駆逐される」のです。

ただし、正しい主張はする必要はあります。

そうでないと、悪いままになし崩しにされてしまいます。

リベンジする必要はないけれども、正しい主張と正しい行いを続けることで、悪いことは明らかにされてしまうと思います。

今日のレッスンはここで終了。


最後にTerryさんのフィードバックです。

You step-up and have a very strong presence during the lesson I especially like the fact that you don’t rush to respond but take your time to consider the situation and respond in a logical way. Keep asking and inquiring you did great!
あなたはステップアップし、レッスン中に非常に強い存在感を示します。私は特に、急いで対応するのではなく、時間をかけて状況を考慮し、論理的な方法で対応するという事実が好きです。 あなたが素晴らしかったことを尋ね続けてください!

今日でオンライン英会話はしばらくお休みにするつもりです。

これまで猛ダッシュで駆け抜けてきたので、ちょっと振り返って復習をしようと思っています。

明日からは、英会話はしませんが、いろんな文章を読むことは続けます。

こうぷー

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