【英字新聞読解のコツ!】野球で日本はアメリカを2-0で下し、初めての金メダルを獲得!

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今日はこれでしょう。

念願の金メダルを野球で日本は獲得しました。

結局5試合すべてで勝利しての金メダル。

でも初戦からずっと、厳しい試合を続けてきていました。

1歩間違えば、全然違った結果になっていたかもしれません。

ギリギリのところで勝つか負けるかというのがとても重要なんだと思いました。

では、今日の記事に入っていきます。

A Japanese team of All-Stars fulfilled a determined national mission to win the Olympic baseball gold medal for the first time, beating the United States 2-0 Saturday night behind Munetaka Murakami’s third-inning home run.
日本のオールスターズチームは、村上宗隆の3回の本塁打によって、土曜日の夜に米国を2-0で下し、オリンピック野球の金メダルを初めて獲得するという決意のある国家的使命を果たしました。

野球の日本代表チームは、悲願のオリンピックでの金メダルを獲得しました。

記事では、“a determined national mission”「決意された国家的使命」と書かれています。

すごく大げさな表現のように思いますが、それだけ期待されていたということです。

“behind Munetaka Murakami’s third-inning home run”で「3回の村上選手のホームランによって」と書かれていますが、この”behind”は「~の手助けで」というような意味です。

結局、アメリカに2-0で勝って、金メダルを獲得しました。

Masato Morishita and four relievers combined on a six-hitter, and the Japanese men (5-0) matched the accomplishment of the women’s softball team, which upended the Americans for their second straight gold medal.
森下暢仁と4人の救援者が6人のバッターと組み合わせ、日本人男子チーム(5-0)は、アメリカを倒して2回連続の金メダルに押し上げた女子ソフトボールチームの業績に匹敵しました。

森下投手と4人のリリーフ陣で、アメリカを抑え込みました。

これは、女子のソフトボールで金メダルを獲得したのと匹敵する(matched the accomplishment)と記事では書いています。

野球がオリンピックの正式種目になってから、日本はずっと金メダルを取れていなかったので、本当にやっとという感じです。

今大会から復活した女子ソフトボールでも、最後はアメリカを下して金メダルを獲得したので、匹敵すると表現されています。

Several hundred people who appeared to be Olympic volunteers cheered on Japan in a largely empty 34,000-capacity Yokohama Stadium, some wearing orange Japan jerseys and matching facemasks on the warm and humid night.
オリンピックのボランティアのように見える数百人の人々が、34,000人収容の横浜スタジアムで日本を応援しました。暖かくて湿度の高い夜には、オレンジ色のジャパンジャージとそれに合ったフェイスマスクを身に着けている人もいました。

試合の行われた横浜スタジアムでは、34,000人のキャパシティに対して数百人が応援していた。

もちろん、無観客試合なので、お客さんは入っていない。

なので、それらの人たちは、ボランティアの人たちだと思われます(appeared to be Olympic volunteers)

うらやましいですね。ボランティアの人たちは直接見られたわけです。

暖かくて湿度が高い夜(the warm and humid night)に、オレンジ色のジャパンジャージとそれにあったフェイスマスク(matching facemasks)を着けていた。

暖かいというよりは、暑い(hot)が正しい表現のような気もします。

America, the nation that introduced baseball to Japan in 1872, finished 4-2. Teams were denied access to all 40-man roster players and many eligible top prospects by Major League Baseball and its clubs, hindering the United States and other countries whose top players are in MLB.
1872年に日本に野球を紹介したアメリカは4-2で終わった。チームは、メジャーリーグベースボールとそのクラブによって、40人の名簿プレーヤーすべてと多くの適格なトップ有望選手への招致を拒否され、トッププレーヤーがMLBにいる米国およびその他の国を妨害しました。

野球の発祥の地であるアメリカは、結局4勝2敗でこのオリンピックを終えた。

東京オリンピックでは、メジャーリーグが、所属選手がオリンピックに参加することを拒否した(denied)

なので、アメリカやMLBに有望選手がいる国は、ベストな選手を選ぶことができなかった。

ここでは、アメリカやその他の国を妨害した(hindering the United States and other countries)。と表現しています。

日本や韓国以外の国は、有望な選手がMLBでプレーしているので、ベストなチームを組むことは難しかった。

Murakami, at 21 the youngest player in Japan’s starting lineup but already a two-time All-Star in four seasons with the Central League’s Yakult Swallows, reached out for a 136 kph offspeed pitch with a 2-2 count from Nick Martinez (1-1). He drove the ball to the opposite field, over the 16-foot wall in left-center, and Martinez winced as it landed in the fourth row of the empty blue seats.
日本の先発で最年少の21歳であるが、セントラルリーグのヤクルトスワローズでの4シーズンですでに2度のオールスターを獲得した村上は、ニック・マルティネス(1勝1敗)から2-2カウントで時速136キロのオフスピードピッチに手を伸ばした。彼はボールを反対側のフィールド、左中間の16フィートの壁を越えてドライブし、マルティネスは空の青い座席の4列目に着地したときに巻き上げた。

21歳で日本の先発で最年少の村上は、アメリカのマルティネスの変化球に手を伸ばした(reached out for)

村上選手は若いですが、すでに2回もオールスターに選出されている。

そして、村上が打ったボールは左中間のフェンスを越えた(over the 16-feet wall in left-center)

これが、日本の先制点で、最終的には決勝点になりました。

村上選手は、うまく反対方向に打ち込んだ。

Japan added an unearned run in the eighth when Masataka Yoshida singled off reliever Scott McGough and center fielder Jack Lopez heaved the ball past the plate for an error that allowed Tetsuto Yamada to score. The Japanese beat the United States for the second time in six days, also rallying in the ninth and winning 7-6 in 10 innings on Aug. 2.
吉田正尚がリリーフのスコット・マクガフからヒットを打ち、中堅手ジャック・ロペスが山田哲人の得点を許したミスでボールをプレートを越えたとき、日本は8回に得点を追加した。9回に追いつき、10イニングで7-6で勝利した8月2日に続き、日本人は6日間で2度目の米国を破った。

日本は8回に、吉田のヒットのあと、センターのジャック・ロペスがホームへの返球を悪送球した。

それを見た山田哲人がホームに滑り込んで、2点目の追加点を挙げた。

前の対戦をした8月2日には、日本は9回に追いついて、10回に得点して勝利をしていた。

それに引き続いて6日間で2回連続してアメリカを破った。

今回は、ギリギリの試合も多かったけれども、結局日本は全部勝って金メダルでした。

Morishita (2-0), a 23-year-old right-hander on the Hiroshima Carp who is the reigning Central League Rookie of the Year, held the United States to three hits over five innings, struck out five and walked none.
セントラルリーグルーキーオブザイヤーを制した広島カープの右利きの森下(2-0)は、5イニングで3安打、5三振、無四球でした。

先発の広島カープの森下は、結局5回で3安打、5三振、無四球でした。

好投だったと言っていいでしょう。

先発の責任は十分果たした。

Kodai Senga, a 28-year-old right-hander on the Pacific League’s Fukuoka SoftBank Hawks viewed as a possible future MLB pitcher, followed with 157 kph heat in the sixth.
パシフィックリーグの福岡ソフトバンクホークスの右利きのオダイセンガは、将来のMLB投手候補と見なされ、6回に時速157キロを出した。

そして、将来のMLB投手の候補とみられている(as possible future MLB pitcher)ソフトバンクの千賀投手は、リリーフで上がって、6回に157キロをマークした。

千賀もいいピッチングをしたようです。

このあたりからは、細かく投手をつないで全力投球になってきているんだと思います。

Hiromi Ito pitched the seventh and gave up a leadoff single to Tyler Austin in the eighth.
伊藤比呂美が7回にピッチングし、8回にタイラーオースティンにリードオフシングルを打たれてあきらめました。

伊藤投手は7回にピッチングをしました。

8回もマウンドに登りましたが、タイラー・オースティンにヒットを打たれて、交代しました。

このあたりも、もう、順番に生きのいいピッチャーをどんどん投入する感じだと思います。

Suguru Iwazaki, a 30-year-old lefty with the Central League’s Hanshin Tigers, relieved and struck out Boston prospect Triston Casas, retired Todd Frazier on a popup and got Eric Filia to ground into a forceout.
セントラルリーグの阪神タイガースに所属する30歳の岩崎優は、ボストンの有望選手であるトリストンカサスをリリーフして三振にし、トッドフレイジャーをポップアップで退け、エリックフィリアをゴロでフォースアウトにした。

阪神の岩崎は、伊藤をリリーフしてマウンドに上がりました。

そして、トリストン・サカスを三振にした(struck out)

そして、そのあとの2人も、ポップフライとゴロでのフォースアウトにした。

全力投球で1人ずつアウトにしていくという感じです。

それぞれのピッチャーが良いピッチングをしていきました。

Ryoji Kuribayashi, a 25-year-old first-time All-Star for Hiroshima, gave up a one-out single to Nick Allen, then retired Lopez on a forceout for his third save.
広島で初めてオールスターを務めた25歳の栗林良吾は、ニック・アレンにワンアウトシングルを与えたけれども、3度目のセーブでロペスをフォースアウトで退けた。

広島のピッチャーで、今年初めてオールスターに選ばれた栗林投手が最後に締めくくった。

栗林投手は新人なんですよね。

このオリンピックでは、すべての試合でクローザーだったと思います。

新人にもかかわらず、信頼が厚い。

精神的にも強いんだと思います。

結局、2アウトから1本ヒットは打たれたものの、そのあとをきっちりアウトにして、勝利を決めた。

これで、金メダルが確定したわけです。

Japanese players streamed onto the mound, the relievers running in from the bullpen. Manager Atsunori Inaba was hoisted into the air by players and thrown up and down on the mound as if on a trampoline. Players lined up on the third base line and bowed to their supporters, then to the U.S. team. U.S. manager Mike Scioscia tipped his cap in reply.
日本のプレイヤーがマウンドに流れ込み、リリーフ陣がブルペンから駆け込みました。稲葉篤紀監督は選手たちに宙に浮かされ、トランポリンのようにマウンドを上下に投げられた。三塁に並んでサポーターに、そしてアメリカチームに頭を下げた。米国の監督、マイク・ソーシアはそれに応えてキャップを取った。

日本の選手たちがマウンドになだれ込んだ(streamed onto the mound)

そして、リリーフ陣はブルペンから駆け込みました(running in from the bullpen)

稲葉監督は、胴上げをされた。

トランポリンのようにマウンド上を上下に宙を浮きました(thrown up and down on the mound as if on a trampoline)

選手たちは、3塁ベースラインに並んでサポーターそしてアメリカチームに頭を下げた(bowed to their supporters, then to the U.S. team)

アメリカチームの監督のマイク・ソーシアは、それに応えてキャップを取りました(tipped his cap in replay)

試合後にキチンとあいさつをして、相手チームに敬意を示すというのもとても大事なことです。

日本のチームはどんなスポーツでもそのようにやっているように思います。

礼に始まり、礼に終わる。

日本で行われたオリンピックでも、日本のそのような態度が目立っていたように思います。

今日の記事はここまでです。

明日もまた、頑張ります。

こうぷー

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