【英字新聞読解のコツ!】18歳がジェフ・ベゾスと一緒に宇宙に行く!

英語、英会話

今日は、何回か記事を取り上げたことがある、ジェフ・ベゾスの宇宙船会社の話です。

ブルーオリジン社の最初のフライトに18歳の人が乗ることになりそうです。

そもそも、第1便の乗船を落札した人が辞退したようです。

それによって、繰り上がったのがオランダ人の18歳の人。

いろんな意味で注目を浴びそうです。

では、今日の記事に入っていきます。

 

The mystery bidder who put up a whopping $28 million for an 11-minute joy ride to the edge of space alongside Jeff Bezos will not make the trip, Bezos’ rocket company Blue Origin announced Thursday.
ベゾスのロケット会社ブルーオリジンは木曜日に、ジェフ・ベゾスと一緒に宇宙の端まで11分間の喜びに乗ってなんと2800万ドルを投じた謎の入札者は旅行をしないだろうと発表した。

Amazonの創始者、ジェフ・ベゾスの宇宙ロケット会社であるブルーオリジンについては、これまでもいくつか取り上げてきました。

いよいよ、打ち上げが迫ってきているんでしょうか?

2,800万ドルを投じた最初のロケットに乗る予定だった謎の入札者(the mystery bidder)が辞退をしたようです。

最初に乗るということは、それなりに価値があるから、高いお金を投じたのに、都合が悪くなったんでしょうか?

Blue Origin said in a press release that the person, who asked to remain anonymous for the time being, had to bow out because of “scheduling conflicts.” The winner will instead take a spot on a future mission.
ブルーオリジンはプレスリリースで、当面匿名を希望した人物は「スケジュールの矛盾」のために辞任しなければならなかったと述べた。代わりに、勝者は将来のミッションにスポットを当てます。

ブルーオリジンは、プレスリリースで理由について述べている。

“that”以下に理由が書かれています。

当面匿名を希望していた人物は、スケジュールの矛盾(scheduling conflicts)のために辞退した。

代わりに将来のミッションの人にスポットを当てることになる。

2回目以降に乗る予定の人が繰り上がるということ。

Flying in their place — alongside Bezos, his brother Mark Bezos, and Wally Funk, an 82-year-old pilot and one of the “Mercury 13” women — will be an 18-year old recent high school graduate named Oliver Daemen.
ベゾス、彼の兄弟マークベゾス、そして82歳のパイロットで「マーキュリー13」の女性の一人であるウォーリーファンクと一緒に彼らの代わりに飛んでいるのは、オリバーデメンという名前の18歳の最近の高校卒業生です。

82歳のパイロット、しかも女性と言うのがちょっと驚きでした。

ベゾスとその兄弟が乗ることは以前から記事になっていました。

あと、82歳の女性のパイロットと、繰り上がるオリバーデメンという18歳の高校卒業したばっかりの人が乗ることになるようです。

18歳で乗るということは、親がお金持ちなんでしょうね。

Daemen “was a participant in the auction and had secured a seat on the second flight. We moved him up when this seat on the first flight became available,” a Blue Origin spokesperson told CNN Business.
ブルーオリジンのスポークスマンはCNNビジネスに、「オークションに参加し、2便目の座席を確保していた。1便目のこの座席が空いたときに彼を引き上げた」と語った。

やはり、デメンさんは、2便目に乗ることになっていたようです。

それが、匿名の人が辞退をしたので、繰り上がった。

ブルーオリジンにすれば、話題になりそうな人なので、良かったんじゃないでしょうか?

“We’re not disclosing how much he paid.” A source familiar with the matter said Daemen’s spot was purchased for him by his father, Joes Daemen, who is the founder and CEO of Somerset Capital Partners, an investment firm based in the Netherlands.
「彼が支払った金額は明らかにしていません。」この問題に詳しい筋によると、ダウメンのスポットは、オランダに本拠を置く投資会社であるサマセットキャピタルパートナーズの創設者兼最高経営責任者である父親のジョーズデメンによって購入されたという。

デメンさんがいくら払ったのかは、明らかにしていません(not disclosing)

情報筋によると、オランダの会社の社長の息子さんのようです。

購入したのは、父親。

やっぱり、お金持ちの息子さんだったようです。

Daemen, who plans to attend the University of Utrecht in the Netherlands this fall, will become the youngest person ever to fly to space, while Funk will become the oldest.
今年の秋にオランダのユトレヒト大学に通う予定のデメンは、宇宙に飛ぶ史上最年少の人物になり、ファンクは最年長になります。

デメンさんは、高校を卒業して、今年の秋からオランダのユトレヒト大学に通う予定(plans to attend)

デメンさんは、宇宙に行く最年少の人物になり、パイロットのファンクさんは最年長になる。

ブルーオリジン社にとっては、いい宣伝項目になりそうです。

This trip will mark the first ever crewed flight of Blue Origin’s suborbital space tourism rocket, called New Shepard, and the company used that fact as a selling point leading up to a livestreamed bidding war last month.
この旅行は、ニューシェパードと呼ばれるブルーオリジンの軌道下宇宙旅行ロケットの初めての乗組員飛行をマークし、同社は先月のライブストリーミング入札戦争につながるセールスポイントとしてその事実を使用しました。

この事実は、ブルーオリジンにとってとても良いことになった。

“mark”には「目立たせる」という意味があるので、この乗組員の構成は、初めての飛行を目立たせることになった。

ライブストリーミングの販売も予定しているようなので、話題になると良い売れ行きが望めます。

ブルーオリジンにとっては、ありがたいことなんでしょう。

The $28 million bid was far higher than most had anticipated the auction would fetch. Blue Origin donated the money to its nonprofit group, Club for the Future, which is focused on encouraging science and tech education among children.
2,800万ドルの入札は、オークションで予想されていたよりもはるかに高かった。 ブルーオリジンは、子供たちの科学と技術の教育を奨励することに焦点を当てている非営利グループ、クラブ・フォー・ザ・フューチャーにお金を寄付しました。

2,800万ドルは予想よりもはるかに高かった(far higher than)ようです。

なので、ブルーオリジン社は寄付をしました。

必要以上のお金は寄付をしたんですね。

あまりに儲けすぎるというのも印象が悪いですから。

Club for the Future in turn donated $19 million of that money to a variety of space-focused nonprofits, including the Brooke Owens Fellowship, which is a women-in-tech scholarship fund, and the famed but financially struggling Space Camp in Alabama.
Club for the Futureは、その資金の1,900万ドルを、女性技術者奨学金基金であるBrooke Owens Fellowshipや、アラバマ州の有名だが財政的に苦戦しているSpace Campなど、宇宙に焦点を当てたさまざまな非営利団体に寄付しました。

更に寄付を受けた団体は、財政的に苦戦をしている(financially struggling)団体に寄付をした。

一応、宇宙に焦点を当てた団体にも寄付をしたようです。

宇宙開発から得たお金ですからね。

関連性のあるものに寄付するのが理屈にも合います。

Blue Origin has spent the better part of the last decade running the suborbital New Shepard rocket through a series of successful test flights that have been fully automated and, thus far, carried no humans.
ブルーオリジンは、過去10年間の大部分を、完全に自動化され、これまでのところ人間を乗せていない一連の成功したテスト飛行を通じて、軌道下のニューシェパードロケットを実行することに費やしてきました。

ブルーオリジン社は、過去10年間を無人のテストに費やしてきた。

10年間の大部分を費やしたようです。

大部分と言うのを、”the better part of”で表現しています。

The company announced last month that it was finally ready to begin scheduling flights for passengers and that Bezos, the Amazon billionaire who founded Blue Origin in 2000, would be on the first-ever mission.
同社は先月、ついに乗客のフライトのスケジュールを開始する準備が整い、2000年にブルーオリジンを設立したアマゾンのビリオネアであるベゾスが史上初のミッションに参加することを発表しました。

ジェフ・ベゾスが最初の有人フライトに参加をするのを発表したのは、先月だったんですね。

言わずと知れた、Amazonの創始者。

最初のフライトと言うと、結構怖いと思うんですが、自信があるんでしょうか?

According to the company’s website, there are a few limitations on who can take a New Shepard flight: Everyone must be 18 years or older, be in good enough physical shape to climb seven flights of stairs in a minute and a half, be between 5’0″ and 6’4″ in height and between 110 pounds and 223 pounds in weight.
同社のウェブサイトによると、ニューシェパードのフライトに乗れる人にはいくつかの制限があります。誰もが18歳以上で、1分半で7つの階段を上るのに十分な体型である必要があります。 身長は5.0から6.4 フィート、体重は110ポンドから223ポンドです。

同社のウェブサイトによると(according to the company’s website)、いくつかの制限がある。

18歳以上と身長体重の制限はわかりやすいですね。

でも、1分半で7つの階段を上ることができるというのは面白い。

運動能力が必要だけれども、逆に誰でも乗れるという印象になりそうな条件です。

これも、ブルーオリジン社の作戦でしょうか?

Passengers must also be able to fasten and unfasten their seat harness in less than 15 seconds, spend up to an hour and a half strapped into the capsule with the hatch closed, and withstand up to 5.5G in force during descent.
乗客はまた、15秒未満でシートハーネスを着脱でき、ハッチを閉じた状態で最大1時間半をカプセルに固定し、降下中に最大5.5Gの力に耐えることができなければなりません。

更に条件があります。

15秒未満でシートの脱着ができ、5.5Gの重力に耐えられなければならない。

でも、大した条件ではないですね。

そもそも、ブルーオリジン社の売りは、一般人でも乗れるような宇宙船だったと思います。

だから、特殊な訓練を受けていないベゾスなんかもすぐに乗ることができるんですね。

今日の記事はここまで。

明日もまた、頑張ります。

こうぷー

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