先週、メジャーリーグのオールスターゲームがありました。
大谷翔平選手は、1打数1安打。牽制球でアウトになっていました。
去年は、先頭打者で、先発投手で、ホームランダービーにも出場していました。
今年は、打者だけで出場し、ゆっくり楽しんでいた感じがしました。
しかし、相変わらず、メジャーリーグの選手たちの中でも大谷翔平選手への評価は高いままです。
今日はこの話題を取り上げようと思います。
まずは記事全体を読んでみたいと思います。
二刀流スターの大谷翔平のオールスターゲームの経験は、今年は昨年とは少し異なっていました。昨年、大谷はT-Mobileホームランダービーに記憶に残る形で参加し、アメリカンリーグのマウンドで試合を開始し、リードオフ打者で指名打者でもありました。
But Ohtani took a different route for the All-Star Game at Dodger Stadium, as he declined to participate in the Home Run Derby and also decided he didn’t want to pitch in the game.
しかし、大谷はホームランダービーへの参加を辞退し、試合で登板したくないと判断したため、ドジャースタジアムでのオールスターゲームに別のルートを取りました。
Ohtani was again popular among All-Star players who continue to be in awe of his abilities as both a hitter and a pitcher. Astros veteran ace Justin Verlander was among those who believe that Ohtani should be the frontrunner for the American League MVP Award.
大谷は、打者と投手の両方の能力に畏敬の念を抱き続けているオールスター選手の間で再び人気がありました。アストロズのベテランエース、ジャスティンバーランダーは、大谷がアメリカンリーグMVPアワードのフロントランナーになるべきだと信じている人々の1人でした。
“If someone goes out and is one of the best hitters, and they are also one of the best pitchers, it’s hard to vote against them,” Verlander said. Twins center fielder Byron Buxton, who replaced Mike Trout as a starter in the outfield for the American League, said he’d also consider the Yankees’ Aaron Judge but noted how difficult it is to hit and pitch.
「誰かが出てきて、最高の打者の1人であり、彼らが最高の投手の1人でもある場合、彼らに反対票を投じることは困難です」とバーランダーは言いました。アメリカンリーグの外野手でマイク・トラウトに代わって出場したツインズの中堅手バイロン・バクストンは、ヤンキースのアーロン・ジャッジも検討すると述べたが、打撃と投球がいかに難しいかを指摘した。
“So finally to have somebody like Shohei who can do that, it takes the game to a whole different level. At some point, it’s going to allow the guys who do both to be able to do that. There won’t be another Shohei, but there are guys who can do both.”
「ですから、ついにそれができる翔平のような人がいるということは、ゲームをまったく異なるレベルに引き上げることになります。ある時点で、両方を行う人がそれを実行できるようになります。別の翔平はいないでしょうが、両方を行うことができる人がいます。」
では、1文ずつ文章を細かく見ていこうと思います。
二刀流スターの大谷翔平のオールスターゲームの経験(Two-way star Shohei Ohtani’s All-Star Game experience)は、今年は昨年とは少し異なっていました(was a bit different this year than it was last year)。昨年、大谷はT-Mobileホームランダービーに記憶に残る形で参加し(participated in teh T-Mobile Home Run Derby)、アメリカンリーグのマウンドで試合を開始し、リードオフ打者で指名打者でもありました。
メジャーリーグの二刀流のスターである大谷翔平選手は、今年のオールスターは、去年と違った形で参加した。
去年のオールスターでは、出られるものすべてに出たという感じでした。
まず、オールスターゲームの前日に行われるホームラン競争に参加しました。
そして、オールスターゲームでは、先発で投げ、DHの1番打者でした。
本当に、やれることすべてをやったという感じ。
“was a bit different this year than it was last year”で「今年は去年と少し違っていた」と訳しています。
“a bit”は「少し」という意味。”a little bit”で「ほんの少し」というようにも使えます。
しかし、大谷はホームランダービーへの参加を辞退し(declined to participate in the Home Run Derby)、試合で登板したくないと判断したため(decided he didn’t want to pitch)、ドジャースタジアムでのオールスターゲームに別のルートを取りました(took a different route)。
今年の大谷選手は、ホームラン競争への参加を辞退。
そして、ピッチャーとして投げることもやめました。
今年のメジャーリーグのオールスターが終わりました。今年も、大谷翔平選手が出場しました。しかし、今年は去年と違って、バッターとしてだけの出場でした。先頭打者でヒットを打ったものの、牽制球でアウトになるという珍しいシーンもありました。https://www.youtube.com/watch?v=oAPFHEsMLKs逆を突かれてますね。さて、なぜ、今年は二刀流で出場しなかったのでしょうか?その理由が書かれていたアメリカの記事があったので、取り上げます。まずは記事全体を読んでみたいと思います。This year, having Shohei Ohtani is effectively... 【英字新聞を読む】大谷翔平選手がメジャーリーグ・オールスターで投げなかった理由! - こうぷーぶろぐ |
そのため、去年のように忙しい感じではなく、ゆっくりした感じで参加したようです。
“declined to participate in the Home Run Derby”で「ホームランダービーを辞退した」と訳しています。
“decline”は「断る、減る、下がる」などの意味があります。
大谷は、打者と投手の両方の能力に畏敬の念を抱き続けている(who continue to be in awe of his ability)オールスター選手の間で再び人気がありました(was again popular among All-Star players)。アストロズのベテランエース、ジャスティンバーランダーは、大谷がアメリカンリーグMVPアワードのフロントランナーになるべきだと信じている人々(who believe that Ohtani should be the frontrunner for the American League MVP Award)の1人でした。
大谷選手は、メジャーリーグの選手の中でも人気があることがすごいですね。
普通のファン以上に選手に人気があるように思えます。
それは、一種の尊敬の念があるからのようです。
野球を仕事としてやっているからこそ、大谷選手のすごさが余計に分かるという感じなのかもしれません。
“who continue to be in awe of his ability”で「彼の能力に畏敬の念を抱き続けている」と訳しています。
“awe”は「畏敬、畏敬の念」という意味。
「誰かが出てきて(if someone goes out)、最高の打者の1人であり、彼らが最高の投手の1人でもある場合、彼らに反対票を投じることは困難です(it’s hard to vote against them)」とバーランダーは言いました。アメリカンリーグの外野手でマイク・トラウトに代わって出場したツインズの中堅手バイロン・バクストンは、ヤンキースのアーロン・ジャッジも検討する(also consider the Yankees’ Aaron Judge)と述べたが、打撃と投球がいかに難しいかを指摘した(noted how difficult it is to hit and pitch)。
ベテラン投手のバーランダー投手は、大谷選手について評しています。
「大谷でも誰でもなくていいけど、誰かが出てきて、最高の打者であり、最高のピッチャーだった時に、その人に反対票を投じることはできないだろう」と言っています。
バクストン選手も、ヤンキースのジャッジも今年はいいので考えるけど、打撃もピッチングも一流なのは難しい。と言っています。
“noted how difficult it is to hit and pitch”で「打撃と投球がいかに難しいか」と訳しています。
“how difficult it is”で「いかに難しいか」という、言わゆる感嘆文ですね。
「ですから、ついにそれができる翔平のような人がいるということは、ゲームをまったく異なるレベルに引き上げることになります(it takes the game to a whole different level)。ある時点で、両方を行う人がそれを実行できるようになります(is going to allow the guys)。別の翔平はいないでしょうが、両方を行うことができる人がいます(there are guys who can do both)。」
バクストンが続けて言っています。
大谷翔平選手は、野球を別次元に引き上げた。
最近の野球では、ピッチャーとバッターを両方やるという人はいなかった。
もとから、そんなことはムリだと言って、誰もやらなかった。
でも、大谷選手はそれができるということを証明してしまった。
しかも、ピッチングもバッティングも最高のレベルで両方できるということを証明してしまった。
だから、今後は、大谷翔平選手みたいに、両方が最高レベルという人は出てこないかもしれないけれども、両方をできるという人は出てくるだろう。
ということで、大谷選手の活躍は、野球界の常識を変えてしまったということです。
“is going to allow the guys”で「人がそれを実行できるようになります」と訳しています。
どちらかと言うと、「人がそれを実行することが許される」というような感じ。
今までは、そんなことは許されなかったという思いが分かります。
今日は、大谷翔平選手がオールスターに出場した選手にどのように評価されていたのかについて取り上げました。
今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
こうぷー
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