昨日に引き続いて、仮想通貨FTX破産の話題です。
FTXのCEOだった、バンクマン・フリード氏がアメリカ当局の手の及ばないところに逃亡するのではないか?という噂が立っています。
そんな中、アルゼンチンに飛んだという話が、世界の航空機の飛行が見られるFlight Rader 24のTwitterに載った。
実際には、これはガセネタだったようですが、一方で、ドバイに逃げようとして、止められたという話題もあります。
今日は、この話題を取り上げようと思います。
まずは記事全体を読んでみたいと思います。
FlightRadar24 は土曜日の朝早く、かつての仮想通貨億万長者がナッソーからアルゼンチンに飛んでいたとツイートしました。 このアカウントは、問題のフライトに乗っていたのは Bankman-Fried であるというツイートをソースとして引用しました。
Reuters asked Bankman-Fried whether he had flown to Argentina, and he replied, “Nope,” by text. He added that he remained in the Bahamas, which became his full-time residence last year.
ロイターがバンクマン・フリードにアルゼンチンに飛んだかどうか尋ねたところ、彼はテキストメッセージで「いいえ」と答えた。 彼は、昨年彼のフルタイムの居住地となったバハマに留まったと付け加えた.
Earlier this year, the exchange was valued at $32 billion, and Bankman-Fried was billed as crypto’s white knight as he bailed out multiple digital asset companies.
今年初め、この取引所の評価額は 320 億ドルに達し、Bankman-Fried 氏は複数のデジタル資産会社を救済したため、仮想通貨のホワイト ナイトとして宣伝されました。
Now, its ex-CEO is reportedly facing probes by the Department of Justice, the Securities and Exchange Commission, and the Commodity Futures Trading Commission. Meanwhile, the bankrupt exchange appears to have been the target of a hack overnight.
現在、元CEOは、司法省、証券取引委員会、および商品先物取引委員会による調査に直面していると伝えられています。 一方、倒産した取引所は、一晩でハッキングの標的になったようです。
では、1文ずつ文章を細かく見ていこうと思います。
FlightRadar24 は土曜日の朝早く、かつての仮想通貨億万長者がナッソーからアルゼンチンに飛んでいたとツイートしました(tweeted early Saturday morning that the one-time crypto billionaire was flying from Nassau to Argentina)。 このアカウントは、問題のフライトに乗っていたのは Bankman-Fried であるというツイートをソースとして引用しました(cited tweets as its sourcing)。
世界中の飛行機の状況がみられるサイトのFlight Rader 24は、Twitterでかつての仮想通貨のビリオネアが、ナッソーからアルゼンチンに飛んでいるとツイートをした。
Flight Rader 24は、現在飛んでいる世界中の飛行機の状況が分かるサイト。
このサイトのTwitterでバンクマンフリード氏がプライベートジェットでアルゼンチンに飛んでいるとツイートがされた。
結局はガセネタだったようです。
“cited tweets as its sourcing”で「ソースとして引用した」と訳しています。
“cite”は「引用する」という意味の動詞。
ロイターがバンクマン・フリードにアルゼンチンに飛んだかどうか(whether he had flown to Argentina)尋ねたところ、彼はテキストメッセージで「いいえ」と答えた。 彼は、昨年彼のフルタイムの居住地となったバハマに留まったと付け加えた(added that he remained in the Bahamas).
ロイター通信社がバンクマン・フリード氏に問い合わせたところ、「アルゼンチンには飛んでいない」と答えた。
バンクマン・フリード氏は、現在バハマに留まっているらしいです。
バハマは、フロリダの南のキューバに近いところにある島国です。
“whether he had flown to Argentina”で「アルゼンチンに飛んだかどうか」と訳しています。
“whether”は「~かどうか」という意味。
過去完了形で表現することで、既にアルゼンチンに飛び終わっているのかどうかを尋ねていることが分かります。
今年初め、この取引所の評価額は 320 億ドルに達し(was valued at $32 billion)、Bankman-Fried 氏は複数のデジタル資産会社を救済したため(as he bailed out multiple digital asset companies)、仮想通貨のホワイト ナイトとして宣伝されました(was billed as crypto’s white knight)。
バンクマン・フリード氏が運営していたFTXは、今年の始めには評価額が320億ドルに達していた。
そして、複数のデジタル資産会社を救済したので、バンクマン・フリード氏は仮想通貨界のホワイトナイトと呼ばれていました。
“as he bailed out multiple digital asset companies”で「複数のデジタル資産会社を救済したので」と訳しています。
ここでの”as”は、「~なので」という意味でよく出てくる使い方。
現在、元CEOは、司法省、証券取引委員会、および商品先物取引委員会による調査に直面していると伝えられています(is reportedly facing proves)。 一方(meanwhile)、倒産した取引所は、一晩でハッキングの標的になったようです(appears to have the target of a hack overnight)。
バンクマン・フリード氏は、現在、アメリカ当局の調査の対象となっています。
一方で、倒産したFTXは、ハッキングの対象となって、多額のお金が盗まれたというのは、昨日取り上げました。
“meanwhile”は「一方で」という意味で、話を転換するときによく使われます。
今日は、昨日に引き続いて仮想通貨FTXの破産に関係する話題を取り上げました。
今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
こうぷー
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