ジョニー・デップとアンバー・ハードの名誉棄損裁判については、これまでもいろんな記事を読んできました。
一旦は、ジョニー・デップの勝訴で終わった裁判ですが、まだまだ続く可能性があるようです。
今回の裁判では、アンバー・ハードが悪者役のような感じが多かったです。
今日はこの話題を取り上げようと思います。
まずは記事全体を読んでみたいと思います。
アンバーハードに対するジョニーデップの数百万ドルの名誉毀損訴訟は終わりましたが、アクアマンの女優が高価な保証金を支払うことができれば、実際には終わりではありません。
In a short and sometimes tense hearing Friday morning in Judge Penney Azcarate’s Fairfax, VA courtroom, a final judgment in the explicit and high-profile civil trial that ended June 1 was presented and entered into the docket.
金曜日の朝、バージニア州フェアファックスのペニーアズカラテ裁判官の法廷で行われた短い、時には緊張した聴聞会で、6月1日に終了した明示的で注目度の高い民事裁判の最終判決が提示されて訴訟一覧表に記載されました。
However, in a contentious back and forth with Azcarate, Heard’s main attorney Elaine Bredehoft sought to set a briefing schedule and more for a proposed appeal for her client.
しかし、アズカラテとの論争の中で、ハードの主任弁護士であるエレイン・ブレデホフトは、クライアントに提案された上訴のためにブリーフィングスケジュールなどを設定しようとしました。
Azcarate bluntly told Bredehoft that if she wanted to appeal the verdict from the seven-person jury, the lawyer would have to file motions with the court.
アズカラテは、7人の陪審員からの評決に上訴したい場合、弁護士は裁判所に申し立てを行う必要があるとブレデホフトに率直に語った。
Azcarate also informed Heard’s attorney that the Aquaman star will have to put up an $8.35 million bond with 6% interest per year for any appeal to formally move forward.
アズカラテはまた、アクアマンのスターが正式に前進するための控訴のために、年間6%の利子で835万ドルの債券を発行しなければならないことをハードの弁護士に通知しました。
Reiterating what she has said publicly over the past few weeks, Bredehoft made it clear Friday that Heard will be appealing the verdict.
ブレデホフトは、過去数週間にわたって彼女が公に言ったことを繰り返し、金曜日にハードが評決に上訴することを明らかにした。
Bredehoft has also said that Heard does not have the money to pay Depp or meet the bond. As well as likely challenging the bond issue, Heard’s defense team have about 21 days to file an appeal. Financial issues notwithstanding, it ain’t over for the Heard team.
ブレデホフトはまた、ハードにはデップに支払うお金や債券を満たすためのお金がないと言った。債券発行に異議を唱える可能性があるだけでなく、ハードの弁護チームは約21日以内に上訴を提出する必要があります。経済的な問題にもかかわらず、ハードチームにとっては終わりではありません。
では、1文ずつ文章を細かく見ていこうと思います。
アンバー・ハードに対するジョニー・デップの数百万ドルの名誉棄損訴訟は終わりました(Johnny Depp’s multimillion-dollar defamation suit against Amber Heard is over)が、アクアマンの女優が高価な補償金を支払うことができれば(if the Aquaman actress can pay a pricey bond)、実際には終わりではありません(not really over)。
ジョニー・デップとアンバー・ハードの訴訟が終わったことは、先日取り上げました。
結果は、ジョニー・デップの実質勝訴。
数百万ドルの損害賠償が、ジョニー・デップに認められました。
しかし、実際にはまだこの訴訟は終わりではありません。
アンバー・ハードは、補償金が払うことができれば、上訴するつもりのようです。
“if the Aquaman actress can pay a pricey bond”で「アクアマンの女優が高価な補償金を払うことができれば」と訳しています。
“pricey”は「値段が高い、高価な」という意味です。
金曜日の朝、バージニア州フェアファックスのペニー・アズカラテ裁判官の法廷で行われた、短いそして時には緊張した公聴会で(in a short and sometimes tense hearing)、6月1日に終了した明示的で注目度の高い民事裁判の最終判決(a final judgement in the explicit and high-profile civil trial that ended June 1)が提示されて訴訟一覧表に記載されました(entered into the docket)。
“a final judgement in the explicit and high-profile civil trial that ended June 1″で「6月1日に終了した明示的で注目度の高い民事裁判の最終判決」と訳しています。
“explicit”は「明白な、率直な」というような意味。
“high-profile”は「目立った、注目される」というような意味です。
しかし、アズカラテとの論争の中で(in a contentious back and forth)、ハードの主任弁護士であるエレイン・ブレデホフトは、クライアントに提案された上訴のために(for a proposed appeal for her client)ブリーフィングスケジュールなどを設定しようとしました(sought to set a briefing schedule and more)。
訴訟は一旦終わったんだけれども、ハードの主任弁護士のエレイン・ブレデホフトは次の訴訟の準備をしようとした。
すなわち、上訴のブリーフィングのスケジュールを設定しようとしたと言っています。
ハードは当然、判決に納得していないので、上訴をしたいと思っているということです。
“sought to set a briefing schedule and more”で「ブリーフィングスケジュールなどを設定しようとした」と訳しています。
“sought to ~”は”seek to ~”の過去形。「~しようとする、努める」という意味です。
アズカラテは、7人の陪審員からの評決に上訴したい場合(if she wanted to appeal the verdict from the seven-person jury)、弁護士は裁判所に申し立てを行う必要がある(the lawyer would have to file motions with the court)とブレデホフトに率直に語った(bluntly told)。
担当裁判官のアズカラテさんは、ハードの主任弁護士であるブレデホフトさんに率直に語った。
7人の陪審員の評決に対して不服で上訴したい場合には、裁判所に対して手続きを行う必要がある。
“bluntly told”で「率直に語った」と訳しています。
“bluntly”は「ぶっきらぼうに、あからさまに」というどちらかと言うとちょっと悪い意味がある言葉です。
アズカラテはまた、正式に前進するための控訴のために、アクアマンのスターが年間6%の利子で835万ドルの債権を発行しなければならないことを(that the Aquaman star will have to put up an $8.35 million bond with 6% interest per year)ハードの弁護士に通知しました(informed Heard’s attorney)。
担当裁判官のアズカラテさんは、ハードの弁護士のブレデホフトさんに、控訴に必要なことを通知した。
その内容は、年利6%の利子で835万ドルの債権をはっこうしなければならないということ。
835万ドルと言うと、1ドル130円で換算しても、10億8,550万円。
6%の年利だけで6,513万円。すごい金額です。
“informed Heard’s attorney”で「ハードの弁護士に通知した」と書いた後、
“that”以下でその内容について説明しています。
何度も言っていますが、この語順が英語の語順。
ブレデホフトは、過去数週間にわたって彼女が公に言ったことを繰り返し(reiterating what she has said publicly over the past few weeks)、金曜日にハードが評決に上訴することを明らかにした(will be appealing the verdict)。
ブレデホフトさんは、これまで数週間、公式に言ってきたことを繰り返した。
今回の訴訟は、女性にとって大きな後退だと言っていました。
そして、ハードが評決に上訴することを明らかにしまいした。
すなわち、10億以上の債権を発行して、上訴するということです。
“reiterating what she has said publicly the past few weeks”で「過去数週間に亘って彼女が公に言ったことを繰り返した」と訳しています。
“reiterate”は「何度も繰り返して言う」という意味。
その後の”what ~”「~ということ」で言った内容を説明しています。
ブレデホフトはまた、ハードにはデップに支払うお金や債権を満たすためのお金がない(Heard does not have the money to pay Depp or meet bond)と言った。
債券発行に異議を唱える可能性があるだけでなく(as well as likely challenging the bond issue)、ハードの弁護チームは約21日以内に上訴を提出する必要があります。
経済的な問題にもかかわらず(financial issues notwithstanding)、ハードチームにとっては終わりではありません。
ハードの弁護士であるブレデホフトさんは、ハードにはデップに支払ったり、債券を発行するためのお金がないと言っています。
なので、債券発行に関して異議を唱えるとともに、上訴をするために21日以内に申請しなければならない。
デップに払うお金もないので、上訴をしたいが、そのためのお金もないという八方ふさがり状態になりつつあるということでしょうか。
“as well as likely challenging the bond issue”で「債券発行に異議を唱える可能性があるだけでなく」と訳しています。
“as well as ~”は「~だけではなく」という意味。よく使う構文です。
今日は、話題になっているジョニー・デップとアンバー・ハードの名誉棄損裁判が、まだまだ続きそうだという話題について取り上げました。
今日も、最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
こうぷー
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