日本政府がロシアに攻められているウクライナに対して防衛装備を送りました。
日本は、武器を送ることはできないので、防御するための物資などで支援をするということのようです。
それ以外にも金銭的にも支援をしたということが伝えられています。
民間でも、支援のためにお金を送ったり、兵士として参加しようとしている人がいるということもニュースになっていました。
今日は、この話題を取り上げようと思います。
まずは記事全体を読んでみたいと思います。
政府は火曜日の夜に航空自衛隊KC-767輸送機をポーランドに派遣し、防弾チョッキやその他の自衛隊装備をウクライナに提供した。
To support the country, which has been engaged in a battle against invading Russian forces, the provision of defense equipment was officially approved at National Security Council ministerial meetings earlier on the day.
ロシア軍の侵略との戦いに従事している国を支援するために、防衛装備の提供は、その日の早い時期に国家安全保障会議の閣僚会議で公式に承認されました。
The equipment included bulletproof vests, helmets and cold-weather clothing. The operational guidelines for the Three Principles on Transfer of Defense Equipment and Technology were revised to allow the provision of bulletproof vests.
装備には防弾チョッキ、ヘルメット、防寒着が含まれていました。 防弾チョッキの提供を可能にするために、防衛設備と技術の移転に関する3つの原則の運用ガイドラインが改訂されました。
Foreign Minister Yoshimasa Hayashi and Ukrainian Ambassador to Japan Sergiy Korsunsky signed related documents at the Foreign Ministry building.
林芳正外相とセルギー・コルスンスキー駐日ウクライナ大使が外務省庁舎で関連書類に署名した。
“We will do whatever we can to support Ukraine,” Chief Cabinet Secretary Hirokazu Matsuno said at a press conference on Tuesday.
松野博一内閣官房長官は、火曜日の記者会見で、「ウクライナを支援するためにできる限りのことをする」と述べた。
では、1文ずつ文章を細かく見ていこうと思います。
政府は、火曜日の夜に航空自衛隊KC-767輸送機をポーランドに派遣し(dispatched an Air Self-Defense Force KC-767 transport air craft to Poland)、防弾チョッキやその他の自衛隊装備(bulletproof vest and other SDF equipment)をウクライナに提供した(provide)。
日本政府は、ウクライナの支援のために、防衛装備を送ったようです。
火曜日の夜に、ウクライナの隣国のポーランドに向けて、自衛隊の輸送機が飛んだ。
その中には、防弾チョッキや自衛隊の装備が積まれていた。
その他の自衛隊装備も、自己を守るための物品などでしょう。
たぶん、日本の立場からは、銃とか攻撃するものは提供できないと思います。
“dispatched an Air Self-Defense Force KC-767 transport aircraft to Poland”で「航空自衛隊KC-767輸送機をポーランドに派遣した」と表現しています。
“dispatch”は「送る、送り出す、派遣する」という意味の動詞です。
ロシア軍の侵略との戦いに従事している(which has been engaged in a battle against invading Russian forces)国を支援するために、防衛装備の提供(the provision of defense equipment)は、その日の早い時期に国家安全保障会議の閣僚会議で公式に承認されました(was officially approved)。
ロシア軍の侵略との戦いに従事している国というのは、ウクライナのことですね。
そのウクライナを支援するために、日本政府は防衛装備を提供することにした。
このことは、火曜日の政府の国家安全保障会議の閣僚会議で正式に承認されたと言っています。
日本政府として、ウクライナを正式に支援をしていくということを決めたということです。
“which has been engaged in a battle against invading Russian forces”で「ロシア軍の侵略との戦いに従事している」と表現しています。
この”which”は関係代名詞で、その直前の”the country”を説明している。
“engage”は「従事する、参加する」などの意味の動詞。僕のイメージでは「一生懸命やる」という感じだと覆います。
“was officially approved”で「公式に承認された」と表現しています。
“be approved”で「承認された」という意味。
会社の決裁などをもらうときなどにもよく使われる表現です。
装備には、防弾チョッキ、ヘルメット、防寒着が含まれていました(included bulletproof vests, helmets and cold-weather clothing)。
防弾チョッキの提供を可能にするために(to allow the provision of bulletproof vests)、防衛設備と技術移転に関する3つの原則の運用ガイドライン(the operational guidelines)が改訂されました(were revised)。
日本からウクライナに送る装備には、防弾チョッキ、ヘルメット、防寒着などが含まれていた。
これらを提供するためだけにでも、運用ガイドラインの改訂が必要だった。
火曜日の閣僚会議では、この改訂が承認されて、防衛装備の提供が決められたということだと思います。
“to allow the provision of bulletproof vests”で「防弾チョッキの提供を可能にするために」と表現しています。
“allow”は「許す」という意味が有名な動詞です。
「防弾チョッキの提供が許されるように」といった感じでしょうか。
“were revised”で「改訂された」と表現しています。
“revise”は「変える、見直す、改訂する」という意味の動詞。ここでは受け身形で使われています。
林芳正外務大臣(Foreign Minister)とセルギー・コルスンスキー駐日ウクライナ大使(Ukrainian Ambassador to Japan)が外務省庁舎で関係書類に署名をしました(signed related documents)。
閣僚会議の後の話だと思います。
閣僚会議での防衛装備の提供の決定を受けて、外務省の庁舎で外務大臣とウクライナ駐日大使が関係書類にサインをした。
これで、正式に防衛装備が日本からウクライナに提供されることが決まったということです。
その後、記事の最初に合った通り、夜に自衛隊の輸送機でポーランドに向けて輸送がされた。
松野博一官房長官は、火曜日の記者会見で(at a press conference)、「ウクライナを支援するためにできる限りのこと(whatever we can to support Ukraine)をする」と述べた。
政府のスポークスパーソンである、官房長官も記者会見で話しています。
「私たちは、ウクライナ支援のためにできる限りのことをする。」と。
“whatever we can to support Ukraine”で「ウクライナを支援するためにできる限りのこと」と表現しています。
“whatever ~”で「~するのは何でも」という意味なので、「ウクライナを支援できることは何でもする」ということです。
今日は、日本政府がウクライナに防衛装備を送ったという話題を読んできました。
今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
こうぷー
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