【英字新聞読解のコツ!】「新しい冷戦」での日本での役割!

英語、英会話

今日は、先週行われたサミットの話です。

イギリスのコーンウォールというところで行われたようです。

いろんなことが話し合われたんですが、中でも対中国との関係について、いろいろコメントがあったようです。

そして、中国もそれに対して反論するようなことも…。

「新冷戦」という新しい言葉も出てきています。

今日はそんな内容の記事を読んでいきます。

では、記事に入っていきます。

The Group of Seven nations ended their recent summit by presenting a united front against China, calling out the country over human rights concerns and territorial aggression.
G7は、中国に対して統一戦線を提示し、人権問題と領土侵略について中国に呼びかけ、最近のサミットを終了しました。

”The Group of Seven”すなわち、G7の話です。

G7の最近のサミット(recent summit)が終了した。

G7の首脳たちは、中国に対して統一戦線(a united front)を提示した。

人権問題と領土侵略に関して中国に呼びかけた。

It is the latest development in what some are calling a “new Cold War,” and though Japan is a G7 member, one former senior Japanese diplomat says it’s also well situated to mediate between the two sides.
これは、一部の人が「新冷戦」と呼んでいる最新の進展であり、日本はG7加盟国ですが、元上級外交官の1人は、両者の間を仲介するのにも適していると述べています。

これは、一部の人たちが「新冷戦」と呼んでいる最新の状況。

日本の元上級外交官の1人(one former senior Japanese diplomat)は、仲介(mediate)に適していると述べている。

中国と特に対抗しているのは、米国だと思います。

その2国間の仲介に日本は適していると言っています。

In a communique issued after the summit in Cornwall, G7 leaders underscored the importance of peace and stability across the Taiwan Strait and called on Beijing to respect human rights in Xinjiang and Hong Kong.
コーンウォールでの首脳会談後に発行されたコミュニケで、G7首脳は、台湾海峡全体の平和と安定の重要性を強調し、新疆ウイグル自治区と香港の人権を尊重するよう北京に求めた。

今回のサミットは、イギリスのコーンウォールで行われた。

そこでの首脳会談後(after the summit)のコミュニケで中国に対する発言があった。

G7の首脳は、台湾海峡の全体の平和と安定(peace and stability)を求めた。

そして、新疆ウイグル自治区と香港の人権の尊重も求めた。

According to Tanaka Hitoshi, Chairman of the Institute for International Strategy and a former Deputy Minister for Foreign Affairs, the hardline tone of the statement bears all the fingerprints of Washington, which hopes to maintain a confrontational approach to China.
国際戦略研究所の田中仁会長と元外務副大臣によると、声明の強硬な口調は、中国への対立的なアプローチを維持することを望んでいるワシントンのすべての主張を持っている。

この声明の強硬な口調(the hardline tone of the statement)は、アメリカのはっきりした主張によるもの。

ここでの”fingerprint”は、「指紋」という意味ではなくて、「はっきりした主張」と訳します。

まぁ、指紋というのは、はっきりした証拠ということから来ているのだと思います。

Tanaka says the United States already had a strong alliance with Japan, Korea, and Australia that can curb China’s activities in the Indo-Pacific region, and now it appears to be bringing its European allies into the fold.
田中氏によると、米国はすでに日本、韓国、オーストラリアと強力な同盟関係にあり、インド太平洋地域での中国の活動を抑制することができ、今や欧州の同盟国を巻き込んでいるようだ。

アメリカはすでに日本などとの強力な同盟関係(a strong alliance)にある。

それらの国々で、中国の活動を抑制する(curb)ことができる。

さらに、ヨーロッパの同盟国を巻き込もう(into the fold)としている。

“With the result of the summit, I think there is now sort of emerging a strong deterrence against activities in China,” he says.
「サミットの結果、今や中国での活動に対する強い抑止力が生まれていると思います」と彼は言います。

サミットの結果(with the result of the summit)、中国での活動に対する強い抑止力(a strong deterrence)が生まれている。

そのように田中さんは言います。

Beijing quickly hit back at the G7 in a news conference on Tuesday. Chinese Foreign Ministry spokesperson Zhao Lijian called out the US specifically, saying the country was “very ill” and that the G7 should “take its pulse and come up with a prescription.”
北京は火曜日の記者会見でG7にすぐに反撃した。 中国外務省のスポークスマン、趙立堅は、米国は「非常に病気」であり、G7は「その脈動を取り、処方箋を考え出す」べきだと具体的に呼びかけた。

中国も黙ってはいません。

火曜日の記者会見ですぐに反撃しました(hit back)

中国外務省のスポークスマンは、アメリカは「非常に病気(very ill)」であると言いました。

面白い表現です。

そして、G7は、「その脈拍をとり、処方箋(prescription)を考えるべきだ」と言いました。

すべて病気に例えて、非難したようです。

今日は、G7が中国を非難し、中国がさらに反論したという記事を読みました。

新冷戦という新しい言葉も出てきています。

今後、どのように進んでいくのか、注目したいところです。

今日の記事はここまでです。

あしたもまた、頑張ります。

こうぷー

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