今日は、「僕がいつもそうありたい」と思っていることについて、書こうと思います。
それは「人にやさしく、自分に厳しく」です。
ことあるごとに、自分に言い聞かせているつもりです。
でも、なかなかいつもそうであることは難しいですね。
人間というのは、放っておくと、逆に、「自分に甘く、人に厳しく」なっていきます。
そんなことも含めて、今日は「人にやさしく、自分に厳しく」について書いてみようと思います。
基本的には人間は逆になりがち
「人にやさしく、自分に厳しく」って難しいですね。
基本的には、人間はその逆であることが多いです。
「自分にやさしく(甘く)、人に厳しい」
でもそれって、よくないですよね。
他人にはいろいろ注文をつけたり、文句を言ったり、小言を言ったりする。
なのに、自分自身はそのようなことを平気でしている。
そんなとき、相手からすれば、「いろいろ言うくせに、自分はいいのかよ(怒)」って思ってしまいます。
だから、人にいろいろ指図するのって、本当は難しいんです。
人に指図することは、自分が絶対にやらないようにしないと、指図してもいずれ聞いてもらえなくなります。
基本的に人間は、「自分にやさしく、人に厳しく」なりがちなのだと、理解していないといけません。
常に注意しなければならない
人は、「人にやさしく、自分に厳しく」しようとしていても、無意識のうちに「自分にやさしく、人に厳しく」になってしまいがちだということも、意識しておかないといけません。
意識をしていないと、形状記憶シャツのように、普通の人は、「自分にやさしく、人に厳しく」の方向へ徐々に戻って行ってしまいます。
ですから、できるだけ注意して他の人と接するようにしないといけません。
- 自分は自分自身に甘くなっていないか?
- 自分のことをさしおいて、人に対して指図していないか?
- この指図をしていることを、自分は守れているか?
などをいつも考えながら、人と接していないと、信用を失うことにもなりかねません。
自分ができていないことを人に指図する人のことを良く思いますか?
誰も良く思わないと思います。
また、自分のことを甘く考えてばかりいる人を信用できるでしょうか?
そんな自分勝手な人を信用できないと思います。
ですから、「自分に厳しく、人にやさしく」いるためには、常に「自分に厳しく、人に優しく」人と接するということを、意識し続けていないといけません。
人を変えることはできない
基本的に私たちは、人のことを変えることはできません。
その人のことは、最終的にはその人が決めることです。
その人が何かに対して厳しい選択をするのか、それとも、やさしい(甘い)選択をするのかも、本来は、その人が選ぶべきことです。
だから、わたしたちはその選択権を奪う可能性のあるような、人に対して「厳しくするべきだ」と指図することは、できるだけ避けるべきです。
但し、愛情のある厳しさだけは違うと思います。
よくよく相手のことを考え、自分のこと以上に思ったうえで、あえて厳しくあるべき方向性を指し示す。
その場合だけは「人に厳しく」あってもいいと思います。
ただ、その場合でも、内容は厳しくても態度は「やさしく」あるべきだと思います。
自分に集中する
人は思い通りにならないので、わたしたちは自分のことに集中するべきです。
そして自分に集中するだけでなく、自分に厳しくあるべきだと思います。
自分に甘くすることはいくらでもできます。
でも、自分に甘くしていると人間は成長できません。
自分を成長させたいのであれば、自分に厳しくあるべきなのです。
他人に厳しくいろいろ言ってる暇があれば、
- 自分が現在どのような状態であるのか?
- 今後何をしたいのか?
- そのためには何が必要なのか?
- 何をするべきなのか?
などをきちんと考えて、それらを着実にやっていくべきです。
その際に必要なのが厳しさです。
現状を甘くとらえてはいけません。
安易な目標を立ててはいけません。
それを着実に実行していくのにも、自分に対する厳しさが必要です。
そのように、他人のことをどうこう言うのではなく、自分にフォーカスして厳しく考えていくことが、よりよい人生を生きていくためには大事なことだと思います。
よりよく生きるための手段
「人にやさしく、自分に厳しく」は、私たちがよりよく生きるための手段だと思います。
人にやさしくすると、同じように人はやさしさを返してくれます。
誰でも人からやさしくされれば、うれしい気持ちになりますし、今度そのようなことがあれば自分も人にやさしくしようと思います。
いつも人にやさしくしていると、自分の周りがそのような人ばかりになっていきます。
また、自分に厳しい人は人から信頼されますし、尊敬されます。
自分に厳しいというのは、なかなか難しいことです。
ですから、いつもそのようにできている人というのは、周りの人から一目置かれる存在になります。
そして自分に厳しい人は、自分自身に対するマジメントがきちんとできる人なので、信頼も得ることができます。
そのようになれば、自分の周りはやさしくて自分を信用し、尊敬してくれる人ばかりになります。
そうすると、結果的に自分自身が生きていくのにとても楽になれると思います。
ですから、結局は「人にやさしく、自分に厳しい」のは人のためではなく、自分のためになるのです。
頑張ったことは報われる
常に「人にやさしく、自分に厳しく」いることは、とても難しいことです。
自分自身の努力も必要ですし、時には「人に厳しく、自分にやさしい」人もいるので、報われないと思うこともあるかもしれません。
でも、長い目で見れば良い行いには、必ず良いことが返ってきますし、悪い行いには、必ず悪いことが返ってきます。
仏教の世界ではこのようなことを因果応報というそうです。
ですから、目先のことにとらわれることなく、常に「人にやさしく、自分に厳しく」していれば、必ず良い結果が訪れるということを信じて、頑張っていれば、必ず良い人生を送ることができると思います。
まとめ
「人にやさしく、自分に厳しく」常にいることはとても難しいことですが、結果的には自分のためになることでもあります。
でもいつも意識しておかないと、ついつい「自分に甘く」なりますし、「人に対して厳しく」なってしまいます。
僕もこれからもいつも「人にやさしく、自分に厳しく」を意識しながら、毎日を過ごしていきたいと思います。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
こうぷー
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