今日のオンラインレッスン教材は、Philippineの交通手段、Jeepneyについての話でした。
Philippineに行ったことがないので、あんまり知らないけど、テレビなんかで見たことはあります。
こんなやつ。
めっちゃ派手な乗り物ですよね。
タイのTuktuk(トゥクトゥク)と間違いそうですけど。
それはこんなやつですけど。
で、Jeepneyの話。
第二次世界大戦後にアメリカ軍が残していったジープを改造して作ったらしいです。
それが、単に改造したというだけじゃなかったので偉大だというんですね。
その人がLeonardo Saraoという人らしいです。
フィリピンでは有名なんでしょうね。
この人の言葉が次のようなものです。
Jeepneyはフィリピン人についてすべてを説明している(describes everything)。
芸術的で、創造的で、私たちの回復力がある(resilient)ことも示している。
どんな状況でも、いつも道を見つける(always find a way)。
Jeepneyはフィリピン人を象徴するようなものということのようです。
フィリピン人もJeepneyも、芸術的で創造的で回復力がある。
Jeepneyを製造するにあたっての状況も説明しているんでしょう。
彼は、アメリカ人が第二次世界大戦後に残した余った(surplus)戦争用のジープを新しい輸送手段(a new means of transportation)に変更しました(modified)。
今日のトレーナーさんはAndrewさんという人で、フィリピン人でした。
彼曰く、Jeepneyはもう最近は少なくなっていっているらしいです。
理由はPollution(大気汚染)
マニラの空気はとても汚れていて、汚れた空気がドームになっているらしいです。
それを改善するために政府はJeepneyじゃない交通手段に入れ替えることに決めたらしい。
それで、僕は次のように聞きました。
タクシーじゃなくてバスらしいです。
バスはこんなやつらしいです。
ISUZUとかNISSANとかHINOとかのバス。
日本のメーカーのバスが多いらしいです。
さみしいんじゃないですか?って聞いたら、そんなことはないって。
この方が空調が効いていていて、快適らしいです。
あと、Jeepneyだと周りがないから落ちて危ないって。
話は戻って、Saraoさんの話。
余剰のアメリカ軍のJeepを改造してJeepneyを作ることに彼は全身全霊を傾けました。
そして、
最終的(eventually)にサラオの努力(hard work)は報われた(paid off)。
彼のジープニーはすぐにマニラで最も人気のある(the most popular)交通手段(mode of transportation)になった。
“pay off”には「(苦労などが)報われる」って意味があります。
まさに苦労に対してキチンと「支払われる」って感じでしょうか?
また、”mode of transportation”の”mode”って「方法、やり方」というような意味。
なので、ここでは「交通手段」としています。
サラオの発案によって、ジープニーがマニラの主な交通手段になった。
しかも、それは余剰のアメリカ軍が残していったジープを改造して作ったもの。
無駄がないですよね。
それは、とてもいいことのように思えます。
でも、トレーナーさんのAndrewさん曰くそうとも言えないらしいです。
確かに、戦争後の何にもないところでみんなが歩くしかなかったところに新しい交通手段は有効でした。
でも、それがゆえにフィリピンには鉄道が発達しなかった。
今となっては、家が密集して建っているので、いまさら鉄道を敷くことはできない。
だから、日本のように鉄道網が発達することはもうない。
Jeepneyの開発には、そんな側面もあるらしいです。
でも、Jeepneyの開発は、単に交通手段の開発という効果だけじゃなかったようです。
彼のジープニーは、首都のリハビリ(the rehabilitation of the capital)を開始する(kickstart)のに役立った。
人、物(goods)そして建築資材(building materials)を大量輸送する(mass-transporting)だけでなく(as well as)、戦争によって影響を受けた(affected by the war)家族に収入源(a source of income)を供給することでも(役に立った)。
サラオさんのジープニーはマニラのリハビリを開始するのだけでなく、戦争で仕事を失ってしまったたくさんの家族の収入源にもなることで役に立った。
“kickstart”「開始する」というのは、まさにバイクなどをキックスタートさせるという感じがします。
そして、重要構文の”as well as”「~だけじゃなく…も」というのも実際には、こんな感じで使えるということです。
収入源になったというのは、Jeepneyを制作するという仕事を作ったという意味なんでしょうね。
だから、Jeepneyは、フィリピン人にとって大きな意味のあるものになったということです。
これで、一通りJeepneyの話が終わって、例のように質問があります。
そりゃ、アニメとかマンガじゃないですか?
世界で有名な日本の文化と言えば。
と思って、僕は次のように答えました。
すると、Andrewさんは答えました。
Andrewさんは、結構な年齢ですからね。
70ぐらいじゃないでしょうか?
だから、僕らの感覚とはちょっと違うのかもしれません。
そうなんですね。いまだに。
まだ、”芸者ガール”が出てこないだけましなんでしょうか?
もう今や、若い人たちにとっては、Japanese pop cultureの象徴だと思うんですけどね。
AnimationやMangaは。
そして、次の質問に移ります。
というので、Andrewさんの新幹線という答えを尊重して回答を考えました。
新幹線というと、やっぱり日本は工業国だということを印象付けるんじゃないかな?と。
と答えたところ、彼は違うというんですね。
英会話のレッスンで、生徒の答えを否定するって笑けますけどね。
それじゃ、日本の何を表しているのかと言うと、彼曰く、
らしいです。
新幹線イコール時間通りの文化。
電車も人も日本は時間通りの文化というイメージがあるらしい。
面白いですね。
そうやけどさ。
工業国でもいいやん。
自分たちが思っている日本のイメージと、外国の人が思っている日本のイメージは違っている。
そんなことを知ることができるのも、オンライン英会話の楽しみかもしれません。
今日は、Jeepneyの話からいろんな話ができて、とても楽しいレッスンでした。
Andrewさんとは実は初めてのレッスンだったんですけどね。
今日は波長が合って、とてもいいレッスンでした。
では、彼のレッスン後のレビューです。
もう少し、練習しなさいって。
明日もまた、頑張ります。
こうぷー
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