今日は、奈良の国立博物館で開催されている正倉院展についての話題です。
毎年行われている正倉院展の今年の注目点について書かれた記事。
今年は、初展示の8点を含む55点の宝物が展示されるようです。
コロナ禍の中での開催のために、入場のための制限もあるようです。
先日は、東京での刀の展示会の記事も取り上げました。
少しずつ、このような展示会も開催されていっているようです。
では、今日の記事に入っていこうと思います。
正倉院の宝物(treasures)の73回目の毎年の展覧会(annual exhibition)は、土曜日に奈良国立博物館で始まった。
そして、8世紀の日本で栄えた(flourished)天平文化から選ばれた傑作(masterpieces)を展示しています(showcasing)。
毎年行われてる正倉院展が、今年も奈良の国立博物館で土曜日から始まった。
毎年、展示されるものが違うんですよね。正倉院展。
正倉院には、宝物が約9,000点あるそうです。
その中から、選ばれた傑作が毎年展示される。
“exhibition”はよく出てくる単語です。「展示」という意味。
動詞が”exhibit”で「展示する」という意味。
“showcasing”という単語も2番目の文で出てきていますが、これも「展示する」という意味。
奈良の正倉院という倉庫(repository)にある55点の宝物を展示し、これには、これまでに展示されたことのない(have never been exhibited before)8つのアイテムも含みます。
今年は、55点の宝物を展示するそうです。
その中には、これまで展示されたことのない8つのアイテムも含まれている。
だから、古美術ファンは、毎年、正倉院展を訪れることになるんだと思います。
“repository”は「倉庫、美術館」などという意味。
文としては、“have never exhibited before”の「今まで展示したことがない」の形を覚えたいですね。
現在完了形で、「これまでずっと、展示されてこなかった」と表現しています。
そのようなアイテムの一つが、「金箔(Gold Leaf)と絵を描いた(Painting)香炉(Incense Burner)の漆塗り(Lacquered)の台座(Pedestal)」で、動植物(flora and fauna)を鮮やかな色(vivid colors)でイメージした蓮の花の形(a lotus-shaped)をした香炉です。
これまで公開されてこなかった8つのアイテムの一つについて説明しています。
それが、写真にも出ている「金箔と絵を描いた香炉の漆塗りの台座」です。
このような初登場のアイテムが毎年必ずありますよね。
それに、みんなが注目することになります。
このアイテムを説明するために、ちょっと難しい単語が続きました。
でも、”flora and fauna”「動植物」は対で覚えておくとよいと思います。
あと、“vivid”が「鮮やかな」という意味はよく使うので覚えておきたい。朝の番組名でもありますよね。
それから、“lotus”が「蓮」言う意味なのは、個人的には覚えておきたいです。
車の「ロータス」はここから取ったのかな?と思います。
ギリシャ神話の「伝説の木」という意味もあるらしいです。
筆記の文化に関連した(linked)展示は、今年の展示の別の焦点(another focus)です。
陶磁器(ceramic)の硯や象牙(ivory)と鹿の角で作られたスタンド、筆や墨、紙などが展示されています。
初めての展示物の他にも、今年は筆記の文化に関連した宝物が展示されている。
硯とか墨とか筆とか紙とか。
これも、毎年何らかのテーマに沿った一連の展示がされています。
“focus”は「焦点」という意味。
写真などでも「フォーカス」とか言いますよね。
あと、“ceramic”は「陶磁器」。
これも、セラミックの包丁とかいろいろ普段日本語でも使います。
コロナウイルス対策の一環(part of measures)として、来場者は事前に(in advance)チケットを購入し、入場日時の両方を予約する(reserve)ことを求められます(are required)。
来場者数は1時間当たり約500人に制限されます(will be limited)。
今年はコロナ対策に対応した入場方法が求められています。
来場者は、事前にチケットを購入したうえで、入場する日時も予約する必要があります。
そして、これによって、来場者数は、1時間当たり約500人に制限されている。
この方が、空いていて見やすいのかも知れません。
“in advance”の「事前に」がよく使われる熟語です。
“be required to ~”「~を求められる」も覚えておくと使えそうです。
読売新聞の支援を受けて(support from)開催される展示会は、11月15日まで無休で開催されます(runs)。
この展示会は、11月15日まで無休で開催されます。
「無休で」というのを、ここでは英語で“open seven days a week”「1週間に7日オープンする」という表現を使っています。
また、「開催する」というのを”run”で表現しています。
このあたりの英語の感覚ができてくると、英語を話すのも楽しくなると思います。
では、今日の記事をまとめて読んでみましょう。
正倉院の宝物の第73回目の年次展示会は、土曜日に奈良国立博物館で始まり、8世紀の日本で栄えた天平文化から選ばれた傑作を展示しました。
The exhibition features 55 treasures from the Shoso-in repository in Nara, including eight items that have never been exhibited before.
奈良の正倉院という倉庫にある55の宝物を展示し、これまでに展示されたことのない8つのアイテムを展示します。
One such item is the “Lacquered Pedestal for an Incense Burner with Gold Leaf and Painting,” a lotus-shaped incense burner featuring images of flora and fauna in vivid colors.
そのひとつが「金箔と絵を描いた香炉の漆塗りの台座」で、動植物を鮮やかな色でイメージした蓮の形をした香炉です。
Exhibits linked to writing culture are another focus of this year’s exhibition, which features items including a ceramic inkstone and stand made of ivory and deer antler, as well as brushes, ink sticks and paper.
筆記文化に関連した展示も今年の展示の焦点であり、陶磁器の硯や象牙と鹿の角で作られたスタンド、筆、墨、紙などが展示されています。
As part of measures against the novel coronavirus, visitors are required to buy tickets in advance and reserve both the date and time of entry. The number of visitors will be limited to about 500 people per hour.
新型コロナウイルス対策の一環として、事前にチケットを購入し、入場日時の両方を予約する必要があります。来場者数は1時間あたり約500名に制限されます。
Organized with support from The Yomiuri Shimbun, the exhibition is open seven days a week and runs through Nov. 15.
読売新聞の支援を受けて開催されるこの展示会は、無休で11月15日まで開催されます。
今日は、奈良の国立博物館で行われている正倉院展についての記事でした。
いろいろな宝物を見られるので、毎年楽しみにしている人も多いと思います。
奈良に行くと、鹿にも会えるので楽しいですよね。
今日も最後まで読んでくださってありがとうございました。
こうぷー
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