【Webライティングの実際】発注者の意向どおりに書くのは、結構難しいです【最高ランクまで行ったけど…】

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僕は、今までの自分ではいけないと思い立ち、今年の始めからいろんなことに挑戦を始めました。

まず最初に1月6日から英語のオンライン授業を受講し始めました。

そして、今年の1月の終わりごろから、マナブさんのYouTubeを見た影響で、Webライティングの仕事を始めました。

これまでの会社生活で、結構な量の文章を書いてきた経験があったので、文章を書くことについては、そこそこの自信がありました。

なので、始める前は、結構簡単に仕事を受注して、それなりの収入がえられるんじゃないか?と思っていました。

でも、ことはそう簡単には進まず、開始当初は、なかなか仕事すら取れませんでした。

でも、それなりにいろいろ工夫をして、いろんな案件を受注することによって、6月には認定ランサーにまでのぼりつめることができました。

最近は、本業が忙しくなってきたこともあり、あまり積極的に仕事を取っていないので、再びシルバーランクに落ちましたが、引き続きWebライティングの仕事は続けています。

今日は、Webライティングの仕事を7か月ぐらい続けてきて感じる、率直な感想を書いてみようと思います。

自分の好きなように書けるわけではない

至極、当然のことですが、Webライティングの仕事では、自分の好きなように文章を書けるわけではありません。

Webライティングの仕事は、発注者さんの希望どおりの文章を、発注者さんの希望通りの字数で書く、というのが仕事になります。

これが、ある意味、楽でもあり、難しくもあるところです。

楽であるということの意味は、

  • テーマを考える必要がない
  • 発注者さんによっては、構成まで決めてくれている
  • 発注者さんの指示に従えばよい

というようなところでは、楽であるとも言えると思います。

一方、難しいというのは、その反面、当然のことですが、発注者さんが決めた

  • 内容
  • 構成
  • 字数

で書かなければならないということです。

内容について、ときには、SEO対策を求められることもあります。

例えば、「タイトルは、キーワードを含めて30字程度」とか、「文章中では、段落ごとにキーワードを何回以上使うこと」とか…。

また、求められる字数については、だいたい「書く内容に対しては、字数が多いなぁ(涙)」と思うような字数で発注されていることが多いです。

「たったこれだけの内容で、3,000字も書くの?」などと思うことがよくあります。

でも、その要求に答えて文章を書くというのがWebライティングの仕事ということになります。

詳しく書くということになるのですが、なかなか字数って稼げないものです。

本当に、要求される字数を書くというのは毎回苦労させられることになります。

でもある意味、それは当然で、お金を払ってもらって文章を書いているのですから、それぐらいは頑張らないといけないんだと思います。

最も苦労したライティング、「ワンハンドラテラル」

僕が実際のWebライティングの仕事で、最も苦労したのが、筋トレの解説をするという発注でした。

いろんな筋トレのポーズや、やり方を解説するのですが、その中でも最も難しかったのが、「ワンハンドラテラル」という筋トレの方法の解説です。

この筋トレは、単純に言うと、「片手でダンベルを持って、真横に上げる」というだけの運動です。

この説明を、なんと3,000字で書け!というのが、発注者のオーダーでした。

とても、そんなにたくさんの文字は書けないと思ったので、発注者さんに構成案をもらいました。

すると、

【構成案】

  1. 導入文
  2. ワンハンドラテラルで鍛えられる筋肉とは?
  3. ワンハンドラテラルの種類と正しいやり方
  4. NGなやり方と注意点
  5. ワンハンドラテラルの適切な重量や回数
  6. まとめ

と書かれていました。

これを見ると、少し、書けそうな感じがしますよね。

それでも、この構成案に書かれている、各項目について、それぞれ500字以上は書かなければなりません。

そこで、僕は、ここからさらに内容をブレイクダウンすることにしました。

  • 鍛えられる筋肉を3つに分ける
  • 種類とメリットに分けて書く
  • NGなやり方も3つに分ける

こうすることによって、それぞれの項目について300字程度書けば、トータルで3,000字になるように仕上げたのでした。

その時の導入文が、次のようなものです。

どうでしょうか?導入文だけでもかなりの量でしょう?

やはりお金をもらうというのは、そんなに簡単なものではありません。

それなりの努力と作業を行って初めて、文章でお金をもらえるようになるんだと思います。

資格や経験が求められるものが多い

Webライティングの仕事のオーダーでは、単にライティングをするだけというのではないものも多くあります。

例えば、持っている資格取得の際の体験談や、仕事上や普段の生活での経験に基づいたことを書くというライティングが求められるものも多いです。

これらのオーダーに応じるためには、当然、オーダーで求められる資格を持っていたり、いろんな経験をしている必要があります。

当たり前の話ですが、持っていない資格の話やこれまでの人生でしたことのない経験については書くことはできません。

さらに、要求される資格や経験があったとしても、このようなオーダーに基づくライティングを同じ発注者さんに何度も書くわけにはいきません。

このような点を考えても、Webライティングの仕事というのは、なかなか難しいものがあります。

Webライティングの仕事は、仕事性質上、いろんな制約があるので、基本的に継続的に仕事を続けていくということが、難しい面があります。

コピペ禁止は当然

コピペ禁止は、Webライティングの仕事では当然です。

だいたいの発注者さんは、提出された成果物をコピペ診断ツールでチェックします。

だから、コピペを行えばすぐにわかります。

なので、自分のオリジナルの文章で提出するようにしないといけません。

僕は、テストライティングの段階で1度、「コピペが多い」と発注者さんに言われたことがあります。

その仕事は、失業保険の手続きの方法について書くというオーダーの仕事でした。

僕は、この類の文章というのは、より正確に書かれているほうが良いと思ったので、厚生労働省の失業保険の手続き方法についてのHPの文章を数多く引用して文章を作成しました。

もちろん、引用しているわけですから、引用部分は「」で囲んで書いていました。

でも、結果として、コピペが多いという風に発注ささんは判断をされてしまいました。

たぶん、厚生労働省のHPのコピペが多いという判断をコピペ診断ツールがしたのだと思います。

僕としては、とても不本意ではありましたが、最終的に判断するのは発注者さんです。

Webライターとしてはそのように判断されてしまったら、仕方がありません。

なので、このようなことにならないように、他のHPは参考にしつつも、常にオリジナルの文章で書くように注意をする必要があります。

受注者からの評価が残る

クラウドソーシングのランサーズでは、Webライティングの仕事が終わった後に評価があります。

発注者、受注者双方が、双方の評価をするわけです。

ですから、常に手抜きの仕事をするわけにはいきません。

その評価が、その後ずっと残ってしまいますから…。



クラウドソーシング「ランサーズ」

僕は、ずーーっと5点満点中5点の評価を受けていたのですが、ある発注者さんから1回だけ4点の評価を受けてしまいました。

でも、その後、その発注者さんからは、継続的に指名で発注があったり、評価のコメントも、いつもすごく良いことを書いてくれているので、たぶんその時だけ、評価の点数の入力を間違えてしまったんだと思います。

そうであっても、4点の評価は4点です。

それを訂正することはできません。

僕はこのことによって、これまでの仕事のトータルの評価は、4.9点になってしまいました。

間違いであっても、点数が下がってしまうことがあるぐらいですから、本当に仕事の評価として低い点数を受けることがあってはいけません。

自分が発注者だったら、評価の低いWebライターに発注はしないと思います。

このようなことを考えると、仕事は常に、真摯に丁寧にやる必要があると思います。

Webライティングの仕事は自由度が高い

これまで書いてきた通り、Webライティングの仕事で、発注者さんの意向どおりにライティングをするのは、決して簡単ではありません。

でも、それは、お金をもらって仕事をしているのだから、ある意味当然でもあります。

しかし、一方で、きちんとしたライティングの技術さえあれば、とても良い仕事ともいえます。

  • 元手がいらない
  • 締め切りはあるが、時間的に自由に働ける
  • やりたい時だけにやることもできる
  • 経験や実績は蓄積していく

このようなことを考えると、難しさはあるものの、自由度の高い、副業などにはもってこいの仕事と言えるかもしれません。

ある意味、パソコンとネット環境と文章力さえあれば、いつでもどこでも自分ひとりだけでできます。

また、失敗したからと言っても、あまり損害が大きくなるということもありません。

そんな仕事なので、文章力に多少の自信がある人は、一度チャレンジしてみるのもいいのではないかと思います。

まとめ

今日はWebライティングで「発注者の意向どおりに書くのは、結構難しい」ということについて、書いてきました。

Webライティングの仕事は、基本的に発注者さんの意向どおりに書かなければならないです。

テーマや構成を考えなくて済むという楽な面と、発注者さんの設定した制約の中で書かなければならないという難しい面の両面があります。

また、資格や経験を求められる場合もあります。

その場合は、資格や経験があったとしても、それについてのライティングは1度きりになってしまうことが多いです。

このように、Webライティングの仕事は、決して簡単にできるものではありません。

でも、時間的に自由度が高いなど、副業としてやりやすい面もあります。

また、たくさんの元手などがかかるわけでもなく、もし失敗したとしても、大きな損失が出るわけではありません。

ですから、ライティング力に、ある程度自身のある方は、Webビジネスの最初の仕事として、チャレンジしてみるのもよいと思います。

今日も最後まで読んでくださってありがとうございました。

こうぷー

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