先日、このブログで「人生を充実させるために、何を考えて生きていくべきか」ということについて書きました。
でも、どのように生きていくかを、考えているだけでは不十分です。
本当に人生を充実させるためには、考えた後には、その考えたことを、具体的に実践していく必要があります。
なぜなら、ただ、頭でどのように生きていくかを考えているだけでは、何も実現しないからです。
そして、人生を充実させるためには、一生懸命、自分の頭で考えたことが実際に実現されるように、毎日の生活の中でやるべきこと、日々、気をつけるべきことがあります。
今日は、人生を充実させるために自分で一生懸命考えたことを、実際の生活の中で、実際に実現していくために必要なことについて書きます。
すなわち、実際に私たちが「なりたい自分になるために、毎日を具体的にどのように生きていくべきか」について、書いてみようと思います。
まず、目標を定める
まずは、自分が思った人生を送ることができるようにするために、自分の人生の目標を定めましょう。
どんなことでも、最終的な目的地が決まらないと、きちんとそれに向かって進んで行くことはできません。
目的地が決まってないのに、やみくもに進んで行っても、決して私たちが目指しているゴールにはたどり着けないのです。
ですから、まずは、「なりたい自分」とは何なのかについて、きちんと見定める必要があります。
そのためには、「自分はいったいどのような人になりたいのか」について、まず、真剣にかつ徹底的に考えましょう。
それが私たちの目指す人生の目標となります。
「自分はいったいどのような人になりたいのか」について考える際に、その考え方の参考になるやり方があります。
それは、スティーブン・コヴィーの「7つの習慣」の第2の習慣で紹介されている方法です。
その方法は、すごくシンプルに説明します。
『自分が死んだときに、自分の葬式に参列してくれた人たちを想像します。
その人たちに、「自分がどのような人であったという風に弔辞を読んでもらいたいか」ということを考える』というものです。
あなたの葬儀の参列者から、「とても家族思いの人だった」と言われたいのか。
それとも、「仕事を一生懸命やる人だった」と言われたいのか。
自分が自分の葬式で、どのような人だったと言われたいかで、あなたの人生の目標は変わってきます。
そして、その目標によって、あなたがこれから生きていく日々の具体的な行動は、決まっていくはずです。
「家族思いの人」と言われたいのならば、普段から、家族を大切にする行動を最優先にするべきです。
そうではなくて、「仕事を一生懸命やる人」と言われたいのならば、常に仕事を大事にして行動するべきです。
僕の場合は、「自分のことよりも、子供や家族など、まわりの人のことを優先してとても大事にする人だった」と言われたいと思っています。
ですから、僕の毎日の行動は、その考え方に従って、「自分のことよりも、子供や家族など、周囲の人のことを大切にする」ように心がけています。
いつも意識していても、実際に、自分の理想とする行動ばかりをとるというのは、なかなか難しいものです。
でも、それを意識しているのとしていないのとでは、全然違うと思います。
決めた目標に向かって、着実に前進する
次に、なりたい自分になるためには、人生の最終的な目標を定めることができたら、それに向って、毎日着実に前進することが必要になります。
日々、少しずつでも人生の最終目標に向って前進する。
そのことで、着実に人生の最終目標に少しずつでも、近づいていくことができます。
最初に、「人生における最終的な目標を定めるように」と書きました。
それは、自分がどのようになりたいかを徹底的に、かつ真剣に考えて設定された、人生における最終的な目標です。
そのような目標は、そんなに簡単に達成できるようななものではないはずです。
人生の最終的な目標は「家族思いの人」であったり。
「仕事に一生懸命な人」だったり。
そんな、今日やってすぐに明日達成できるような目標ではないと思います。
そのような人生の最終目標に到達するのは、とてつもなく遠い道のりです。
ですから、毎日の生活の中では、着実に進んでいるのかどうか、あまり実感として、感じられないかもしれません。
日々努力していても、していなくても…。
しかし、毎日の地道な努力の長年の蓄積によって、最終的には、自分が思っているような人間になれるかどうかは、決まってきます。
ですから、常にその人生の最終目標を意識する必要があります。
そのようにして、ほんの少しずつでも、自分の定めた人生の最終目標に向って、着実に前進していく必要があるのです。
そうすることによってはじめて、到達することが決して簡単ではない、しかも、とてつもなく遠い、人生の最終目標まで到達することができるのだと思います。
最終目標をブレイクダウンして、着実に遂行する
先ほど書いたとおり、なりたい自分になるためには、毎日の絶え間ない努力が必要です。
そして、絶え間なく努力を続けるためには、明確かつ具体的な目標があるほうがやりやすいです。
そのためには、これまで書いてきたような人生における大きな目標のに至るための、ブレイクダウンされた目標を設定することが必要になってきます。
そして、ブレイクダウンされた目標を、一つ一つ確実に達成することができれば、最終的に人生の最終的な目標に到達することができるでしょう。
ブレイクダウンされた目標は、人生の最終目標よりも具体的かつ明確なので、どのようにすれば達成できるのかが、分かりやすくなると思います。
ですから、普段の毎日の生活の中では、最終目標を意識しつつ、そのブレイクダウンされた一つ一つの目標に向かって、日々取り組んでいくことが必要となります。
僕の場合、前述したとおり、人生の最終的な目標は「自分のことよりも、子供や家族など、まわりの人のことを優先してとても大事にする人だった」と言われたいということです。
しかし、そのためには、毎日の生活の中で、家族や周りの皆さんの役に立つように頑張ることがとても重要だと考えています。
そのように考えた場合、現在、僕が日々の具体的な目標として取り組んでいることは、
- 会社の本業の仕事をきちんとこなすこと
- 毎日のオンライン英会話のレッスンで英会話を上達させること
- このブログを毎日更新すること
- 断酒を続けること
- Webライティングで受注し納品すること
- コンピュータプログラミングの勉強をすること
です。
このようなことに取り組むことは、直接的には僕の最終目標には直接関係ないことのようにも思えます。
しかし、このブレイクダウンされたより明確な目標に、日々真摯に取り組むことによって、キチンと家族を養ったり、周りの人々の役に立つことができると考えています。
また、有益なことに努力を続けることによって、賭け事や飲酒、喫煙など、単に自分だけを満足させるのことに、時間やお金を使わなくて済みます。
このブレイクダウンされた目標に向かって毎日努力することによって、少しずつでも、自分が最終的な目標としている人間にも近づくことができると考えています。
健康に留意すること
毎日、確実に「自分がなりたい人間になれるように生活していく」ためには、これまでかいてきたとおり、目標に向かって頑張っていくことはもちろん大切です。
しかし、それと同じように、自分自身の健康にも留意することもとても重要だと思います。
人生における目標がいくら立派で、その人生の目標に向かって努力するための方策も完璧であっても、それを毎日着実に実行して、人生の目標に向かってきちんと進んでいくためには、自分自身が健康でなければなりません。
そして、その健康であるということには、身体的な健康と精神的な健康のいずれもが含まれます。
まず、身体的な健康が損なわれていては、そもそも毎日、人生の最終的な目標に向かって、いろんなことに取り組んでいくこと自体が困難です。
体に病気を持っているような状態では、毎日の努力もままならないでしょう。
ですから、食べ物や運動、睡眠などに気をつけて、常に身体的に健康であるということは、最終的な人生の目標を達成するためには、とても大事なことだと思います。
そして、さらに、精神的に健康であるということも、身体的に健康であるのと同様にとても重要です。
何故なら、身体的には健康で、体に特に不調がなくても、精神的に健康でなければ、集中力も無くなってしまいます。
そもそも、毎日目標に向かって努力することも困難でしょう。
ですから、精神的にもいつも好調な状態をキープし続けるということも、とても大事なことだと思います。
以上のように、やはり常に身体的にも精神的にも健康であるということは、「なりたい自分になるために、毎日を生きていく」うえで、すべての活動の土台として、とても重要なことだと思います。
規則正しく生活すること
着実に、人生の最終目標を目指して、そして、なりたい自分になるために、毎日を生きていくためには、規則正しい生活を送るということもとても重要だと思います。
毎日、規則正しい生活の中で、自分で決めたことを着実にこなしていく。
自分を甘やかさずにきちんとした生活を続けて行く。
そういうことの積み重ねによって、人生の最終目標を目指して、なりたい自分に近づいていくことができるのだと思います。
毎日規則正しい生活を着実に送って、朝一番からきちんと一日をスタートするために、朝活をするのも一つの方法だと思います。
朝活をすると、一日の最初から充実した時間をスタートできます。
そして、その日一日が内容の濃い一日にできる可能性が高くなります。
そのような毎日を積み重ねることができると、自分のやらなければならないことを着実にこなすことができます。
そして、どんどんなりたい自分に近づいていくことができると思います。
他人のことを気にしすぎないこと
なりたい自分になるためには、自分以外の他人のことは、あまり気にしすぎないようにしましょう。
例えば、「家族思いの人」になりたいと思っている人の場合には、その目標のために家族のことを優先していくことになります。
そうすると、どうしても会社の付き合いなどについて冷たくなってしまうようなこともあると思います。
それについて、会社の人などから、どうのこうの言われることもあるかもしれません。
でも、そのことをあまりに気にしすぎてはいけないと思います。
会社の人などから、「付き合いが悪い」など、いろいろ言われるのを気にしすぎると、好きでもない会社の飲み会などの付き合いにばっかり行くことになります。
そうすると、本来、なりたかった「家族思いの人」という自分の人生の最終目標からどんどん遠ざかってしまうことになります。
それでは、本末転倒になってしまいます。
そのようなことにならないためにも、他人の評価を気にしすぎることはやめましょう。
そして、自分の人生の最終目標に向って正しい方向に進みましょう。
他人はどうのこうの言っても、結局、私たちの人生に責任を持ってはくれません。
そのときの自分の都合によって、自分が思っていることを言っているだけです。
それで、私たちの思っている人生が遅れなくてもお構いなしです。
ですから、他人の言うことはあまり気にしすぎないで、自分の信じた道を行くべきだと思います。
まとめ
今日は、「なりたい自分になるために、毎日を具体的にどのように生きていくべきか」について書いてきました。
なりたい自分になるということは、とても長い道のりです。
でも、きちんと人生の最終的な目標を定めて、健康的な状態で、自分自身を研鑽しながら着実に前進し続けていれば、必ず達成できると思います。
僕も、毎日頑張って自分の目標に向って進んでいこうと思います。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
こうぷー
コメント