ハリウッド俳優のジョニー・デップが元妻のアンバー・ハードに裁判を起こしているようです。
裁判の内容は、ジョニー・デップが元妻のアンバー・ハードに結婚期間に虐待をしたようにワシントンポストに論説を書いたということ。
損害額は、5,000万ドルなので、5億円ということです。
今日はこの話題を取り上げようと思います。
まずは記事全体を読んでみたいと思います。
ジョニー・デップとアンバー・ハードは現在、バージニア州フェアファックスの裁判所で日々を過ごしています。今週3日間証言したデップは、彼女が書いた2018年のワシントンポストの論説で、元妻を5,000万ドルで訴えています。
Depp and Heard first met on the set of the film “The Rum Diary” in 2009. Depp testified the two next saw each other two years later on a promotional tour for the film.
デップとハードは、2009年に映画「ラムダイアリー」のセットで最初に会いました。デップは、2年後、映画のプロモーションツアーで2人が次に会ったことを証言しました。
Heard and Depp began dating and later got engaged in 2014, according to a report by People magazine at the time. Depp and Heard married in a private ceremony in Los Angeles.
当時のピープル誌のレポートによると、ハードとデップは交際を始め、後に2014年に婚約しました。デップとハードはロサンゼルスでのプライベートセレモニーで結婚しました。
Heard filed for divorce after 15 months of marriage. She obtained a temporary restraining order against Depp, claiming he abused her while under the influence of drugs and alcohol.
ハードは結婚15ヶ月後に離婚を申請した。彼女は彼が麻薬とアルコールの影響下にある間に彼女を虐待したと主張して、デップに対して一時的な拘束命令を取得した。
Heard penned a op-ed for The Washington Post in December of 2018 about the treatment of women in domestic abuse cases. She did not mention Depp by name.
ハードは、家庭内暴力事件における女性の扱いについて、2018年12月にワシントンポストの論説を書いた。彼女はデップの名前については言及しなかった。
Depp acknowledged in his testimony that he and Heard had arguments during their relationship but said, “Never did I myself reach the point of striking Ms. Heard in any way nor have I ever struck any woman in my life.”
デップは証言の中で、彼とハードが関係の中で議論を交わしたことを認めたが、「私自身、ハードさんを殴るようなことは決してなかったし、人生で女性を殴ったこともなかった」と述べた。
Heard has not yet taken the stand in the trial, which expected to last six weeks. Depp is expected to resume the stand for continued cross-examination on Monday.
ハードは、6週間続くと予想される裁判で証言していません。デップは月曜日に継続的な尋問の証言を再開する予定です。
では、1文ずつ文章を細かく見ていこうと思います。
ジョニー・デップとアンバー・ハードは現在、バージニア州フェアファックスの裁判所で日々を過ごしています(are currently spending their days in a Fairfax, Virginia courthouse)。
今週3日間証言した(testified for three days this week)デップは、彼女が書いた2018年のワシントンポストの論説で、元妻を5,000万ドルで訴えています(is suing his ex-wife for $50 million)。
俳優のジョニー・デップが元妻のアンバー・ハードを訴えているようです。
2018年にアンバー・ハードがワシントンポストに書いた論説の件で訴えている。
その額は、5,000万ドルなので、5億円を超える額です。
そして、デップはすでに3日間証言に立ったようです。
“is suing his ex-wife for $50 million”で「元妻を5,000万ドルで訴えている」と表現しています。
“sue”は「訴える、訴訟を起こす」という意味。
“ex-wife”は「元妻」という意味。”ex-president”だと「元社長、元大統領」になります。
デップとハードは、2009年に映画「ラム・ダイアリー」のセットで最初に会いました(first met on the set of the film “The Rum Diary”)。
デップは、2年後、映画のプロモーションツアーで2人が次に会ったことを証言しました(testified the two next saw each other)。
ジョニー・デップとアンバー・ハードが最初に会ったのは、2009年に映画の「ラム・ダイアリー」の撮影。
そして、2年後にその映画のプロモーションツアーで次に会った。
映画って、撮影してから、編集などで早くても1年後とかに公開ですよね。
なので、撮影で出会ってから、2年後に2人は再び、「ラム・ダイアリー」のプロモーションツアーで再び会ったということです。
“testified the two next saw each other”で「2人が次に会ったことを証言した」と表現しています。
“testify”は「証言する」という意味の動詞。
当時のピープル誌のレポートによると(according to a report by People magazine at the time)、ハードとデップは交際を始め(began dating)、後に2014年に婚約しました(got engaged)。
デップとハードはロサンゼルスのプライベートセレモニーで結婚しました(married in a private ceremony)。
その当時の雑誌ピープルのレポートでは、ハードとデップは交際後、2014年に婚約し、結婚した。
ロサンゼルスのプライベートセレモニーでの結婚でした。
“began dating”で「交際を始めた」と訳しています。
「デートを始めた」と言った感じでしょうか?
ハードは結婚15か月後に離婚を申請しました(filed for divorce)。
彼女は彼が麻薬とアルコールの影響下にある間に彼女を虐待したと主張して(claiming he abused her while under the influence of drugs and alcohol)、デップに対して一時的な拘束命令を取得しました(obtained a temporary restraining order)。
デップとハードの結婚後わずか15カ月で、妻のハードは離婚の申請をした。
それと同時に、ハードは、デップが薬物とアルコールの影響下で、ハードを虐待したとして、一時的な拘束命令も取得した。
デップが、ハードに虐待行為をしたことが離婚の原因だったようです。
“claiming he abused her while under the influence of drugs and alcohol”で「彼女は彼が麻薬とアルコールの影響下にある間に彼女を虐待したと主張して」と訳しています。
“claim”は「主張する」という動詞。
“abuse”は「虐待」ですね。
ハードは、家庭内暴力事件における女性の扱いについて(about the treatment of women in domestic abuse cases)、2018年12月にワシントンポストの論説を書いた(penned a op-ed for The Washington Post)。
彼女はデップの名前については言及しなかった(did not mention Depp by name)。
ハードは、2018年の12月にワシントンポストに論説を書いた。
テーマは仮定な暴力事件における女性の扱いについて。
デップの名前には言及しなかったものの、知っている人は誰のことを言っているのかは分かったんでしょう。
“penned a op-ed for The Washington Post”で「ワシントンポストに論説を書いた」と訳しています。
“op-ed”は「論説、論評」という意味。
デップは証言の中で(in his testimony)、彼とハードが関係の間に議論を交わした(had arguments during their relationship)ことを認めたが、「私自身、ハードさんを殴るようなことは決してなかった(never did I myself reach the point of striking Ms. Heard)し、人生で女性を殴ったこともなかった(nor have I ever struck any woman in my life)」と述べた。
ジョニー・デップは、証言する中で次のように述べた。
「ハードさんと口論になることはあっても、殴るようなことは決してなかった。」
「しかも、私はこれまでの人生で女性を殴ったことはない。」
“nor have I ever struck any woman in my life”で「人生で女性を殴ったこともなかった。」と表現しています。
“nor”は「~も~も両方ない」という意味です。
ハードは6週間続くと予想される(expected to last six weeks)裁判で、証言していません(has not yet taken the stand)。
デップは月曜日に継続的な尋問の証言を再開する予定です(is expected to resume the stand for continued cross-examination) 。
元妻のアンバー・ハードは、まだ証言をしていない。
この裁判は、6週間続くと予想されている。
一方で、ジョニー・デップの方は、すでに3日間証言台に立っています。
そして、月曜日にもまた尋問の証言を行う予定です。
“has not yet taken the stand”で「まだ証言していない」と訳しています。
現在完了形で「これまでずっと証言していない」ということを表現しています。
“is expected to resume the stand for continued cross-examination”で「継続的な尋問の証言を再開する予定です」と表現しています。
“resume”は「再開する、再び始まる」という意味。
“cross-examination”は「反対尋問」という意味です。
今日は、ジョニー・デップが元妻のアンバー・ハードに対して起こしている裁判について取り上げました。
今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
こうぷー
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