今日は、2021年の日本のトップニュースを読みます。
トップ3に挙げられた話題は何だったんでしょうか?
今年もいろんなことが起こりましたが、スポーツに関する話題が多かったようです。
では、まずは記事全体を読んでみたいと思います。
オリンピックの年に、スポーツがその年の日本のトップニュースランキングを支配することは珍しいことではありません。
But even Japan’s remarkable performance at the pandemic-affected Tokyo Olympics could not compete with the exploits of a baseball star hitting heights not reached in the major leagues in a century.
しかし、パンデミックの影響を受けた東京オリンピックでの日本の目覚ましいパフォーマンスでさえ、1世紀のメジャーリーグでは到達できなかった高さに到達する野球スターの功績に対抗することはできませんでした。
1: Angels’ double-duty Ohtani named unanimous MVP
Los Angeles Angels two-way star Shohei Ohtani was not only named the American League’s Most Valuable Player on Nov. 18, he was a unanimous choice after receiving all 30 first-place votes from members of the Baseball Writers’ Association of America to cap a remarkable season that thrilled baseball fans on both sides of the Pacific.
1:エンジェルスの大谷が全会一致のMVPに指名
ロサンゼルスエンゼルスの二刀流スターである大谷翔平は、11月18日にアメリカンリーグで最も価値のある選手に選ばれただけでなく、全米野球記者協会のメンバーから30の1位の票をすべて獲得した後、満場一致で選ばれて、太平洋の両側で野球ファンを興奮させた注目すべきシーズンを締めくくった。
2: Japan hauls in record 58 medals at Tokyo Olympics
A one-year postponement and absent spectators could not deter a remarkable showing by Japan’s Olympians as the nation hosted the 32nd Summer Games.
2:東京オリンピックで記録的な58個のメダルを獲得した日本
1年間の延期と観客の不在は、日本が主催した第32回夏季オリンピックでの、日本のオリンピック選手による目覚ましいショーを阻止することはできませんでした。
Over the 17 days between the opening on July 23 and closing on Aug. 8, Japanese athletes took home 27 gold medals and 58 medals overall, both record hauls.
7月23日の開幕から8月8日の閉幕までの17日間で、日本人アスリートは両方とも記録となる27個の金メダルと58個のメダルを持ち帰りました。
3: COVID-19 vaccinations start
A national coronavirus vaccination program was launched on Feb. 17. The Cabinet of then Prime Minister Yoshihide Suga regarded the vaccinations, which are effective in preventing infection and reducing the risk of serious symptoms and death, as the key to the fight against COVID-19.
3:COVID-19ワクチン接種開始
全国コロナウイルスワクチン接種プログラムが2月17日に開始されました。当時の菅義英首相の内閣は、感染を防ぎ、深刻な症状や死のリスクを減らすのに効果的なワクチン接種をCOVID-19との戦いの鍵と見なしました。
次に、いつものように、1文ずつ文章を細かく見ていこうと思います。
オリンピックの年に(in an Olympic year)、スポーツがその年の日本のトップニュースランキングを支配する(dominate)ことは、珍しくありません(it’s not unusual)。
オリンピックの年の話題になりやすいのは、オリンピックでのニュースです。
なので、今年行われた東京オリンピックの話題が今年のトップニュースを占めやすいものです。
“dominate”は「支配する」という意味の動詞。
“it’s not unusual”は「珍しくありません。」と表現しています。
直訳すると、「それは普通ではないことはない」ということになります。
しかし、パンデミックの影響を受けた(pandemic-affected)東京オリンピックでの日本の目覚ましいパフォーマンスでさえ(even Japan’s remarkable performance)、1世紀のメジャーリーグで到達できなかった(not reached)高さに到達する(hitting heights)野球スターの功績(exploits)に対抗することはできませんでした(could not compete)。
今年の夏、コロナパンデミックの影響を受けても、東京オリンピックは開催されました。
その東京オリンピックでは、日本の選手が素晴らしい活躍をしました。
たくさんの金メダルや、感動的なシーンもたくさんありました。
それでも、メジャーリーグにおける1世紀にわたって達成されなかったことを成し遂げたスターの功績には、及びませんでした。
それほど、メジャーリーグでの活躍がすごかったということです。
“remarkable”は「目覚ましい、注目に値する」というような意味です。
“exploit”は「功績、快挙、手柄」というような意味。ちょっと難しい。
“compete”は「競争する、匹敵する」というような意味の動詞。
Los Angeles Angels two-way star Shohei Ohtani was not only named the American League’s Most Valuable Player on Nov. 18, he was a unanimous choice after receiving all 30 first-place votes from members of the Baseball Writers’ Association of America to cap a remarkable season that thrilled baseball fans on both sides of the Pacific.
ロサンゼルスエンゼルスの双方向スターである大谷翔平は、11月18日にアメリカンリーグで最も価値のある選手に選ばれただけでなく、全米野球記者協会のメンバーから30の1位の票をすべて獲得した後、満場一致で選ばれて、太平洋の両側で野球ファンを興奮させた注目すべきシーズンを締めくくった。
2つの役割を持つ(double-duty)エンジェルスの大谷が全会一致(unanimous)のMVPに指名(named)
ロサンゼルス・エンゼルスの二刀流スターである大谷翔平選手は、11月18日にアメリカンリーグでMVPに選ばれただけでなく(was not only named)、全米野球記者協会のメンバーから30の1位の票をすべて獲得した(receiving all)後、満場一致で選ばれて(a unanimous choice)、太平洋の両側で野球ファンを興奮させた(thrilled)注目すべきシーズン(remarkable season)を締めくくった(cap)。
今年のニュースの1位は、大谷翔平選手の大リーグでの活躍でした。
11月18日の投票では、満場一致でアメリカンリーグのMVPを獲得しました。
今年1年、オールスターでの二刀流での出場やホームラン王争いなど、すごい活躍をしていました。
それを、満場一致のMVPの獲得で締めくくった形になりました。
“unanimous”は「全会一致の」という意味。ボクシングや格闘技での判定結果でもよく使われる表現。
“cap”は「締めくくった」という意味を表しています。
もちろん、「帽子」という名詞と同じ意味ですが、そこから「かぶせる」とかいう意味とか、蓋をするという意味などに通じて、「締めくくる」という意味も出てくるんだと思います。
A one-year postponement and absent spectators could not deter a remarkable showing by Japan’s Olympians as the nation hosted the 32nd Summer Games.
1年間の延期と観客の不在は、日本が主催した第32回夏季オリンピックでの、日本のオリンピック選手による目覚ましいショーを阻止することはできませんでした。
日本は東京オリンピックで記録的な(record)58個のメダルを獲得した(hauls)
1年間の延期(postponement)と観客の不在(absent spectators)は、国が主催した(the nation hosted)第32回夏季オリンピックでの日本のオリンピック選手の目覚ましい成績(a remarkable showing)を阻止することはできなかった(could not deter)。
第2位は東京オリンピックでの日本人選手の活躍でした。
コロナパンデミックのために、1年間延期され、しかも無観客での開催を余儀なくされてしまった東京オリンピック。
それでも、主催国である日本選手の活躍は目覚ましいものがありました。
これまでのオリンピックでの獲得メダル数を上回る成績を収めることが出来た。
いろんな困難も、日本人選手の活躍を阻止できなかったと表現しています。
“haul”は、本来は「引っ張る、引っ張り出す」というような意味です。
そこから、メダルを「獲得した」と訳しています。
“deter”は「阻む、阻止する」という意味。ちょっと難しい単語。
7月23日の開幕から8月8日の閉幕までの17日間で、日本人アスリートは両方とも記録となる(both record hauls)27個の金メダルと合計(overall)58個のメダルを持ち帰りました(took home)。
夏の暑い時期の話でしたね。
あっという間に終わってしまったようにも思います。
その2週間余りの、東京オリンピック開催期間中に日本はこれまでの記録のメダル獲得数を超える活躍をした。
金メダルが27個、合計のメダル数が58個。
いずれも、これまでの獲得数を上回るものでした。
“overall”は「全部で」という意味。
A national coronavirus vaccination program was launched on Feb. 17. The Cabinet of then Prime Minister Yoshihide Suga regarded the vaccinations, which are effective in preventing infection and reducing the risk of serious symptoms and death, as the key to the fight against COVID-19.
全国コロナウイルスワクチン接種プログラムが2月17日に開始されました。当時の菅義英首相の内閣は、感染を防ぎ、深刻な症状や死のリスクを減らすのに効果的なワクチン接種をCOVID-19との戦いの鍵と見なしました。
COVID-19ワクチン接種(vaccination)開始
全国コロナウイルスワクチン接種プログラムが2月17日に開始されました(was launched)。
当時の菅義偉首相の内閣(the Cabinet then Prime Minister Yoshihide Suga)は、感染を防ぎ(preventing infection)、深刻な症状(serious symptoms)や死のリスクを減らすのに効果的な(effective)ワクチンの接種をCOVID-19との戦いの鍵(the key to the fight)とみなしました(regarded)。
第3位は、コロナウイルスワクチン接種の開始でした。
当時の菅内閣は、コロナウイルスワクチンの接種がCOVID-19 との戦いの鍵だとみなした。
そして、ワクチン接種を進めることにしました。
でも、ヨーロッパなどに比べると、ワクチン接種は遅れていましたね。
既に春ごろには、ヨーロッパなどではワクチン接種が済んでいた。
日本は夏の終わりごろにようやく国民全体の接種に進んでいたように思います。
“infection”は「感染」という意味。この1年間ではよく見かける単語になりました。
“effective”は「効果的な」という表現。これは、普段でもよく使うことが出来る単語。
“regard”は「みなす、注視する、考慮する」などという意味。
“regarding”の「~に関して」の方が良く使う。
今日は、今年のニュースのトップ3について読んできました。
今年もいろんなニュースがありましたが、あと2日で終わりです。
今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
こうぷー
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