【英語でいろんな読み物を読む!】シンガポールの学生はなぜ数学が得意なのか?

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シンガポールの学生の方が、アメリカの学生よりも数学が良くできるらしいです。

その傾向は、ずーっと続いている。

その理由があるそうなんですが、それを説明するのに、面白い表現が出てきます。

”A camel is a horse designed by committee.”

直訳すると、「ラクダは委員会がデザインした馬です」という意味。

何のことかわかりません。

その本当の意味はどんな意味なんでしょう?

では、今日のストーリーに入っていきます。

[su_note]“A camel is a horse designed by committee.”- Sir Alec Issigonis[/su_note]

[su_note note_color=”#85ff66″]「ラクダは委員会によって設計された馬です。」-アレック・イシゴニス卿[/su_note]

アレック・イシゴニスさんというのは、ギリシャ系イギリス人の自動車技術者さんらしいです。

この言葉には「いろいろなアイデアを盛り込むことで、結果的に何がなんだか分からない不細工なものが出来てしまう」という意味が込められています。

「デザインの決定権をもっている人がたくさんいて、彼等の意見をすべて取り入れてしまうことで、最初のビジョンとはかけ離れたものになってしまう」というようなことです。

「船頭多くして船山に上る」と似たような意味でしょうか。


[su_note]While a horse is tame, can run fast, and can take a rider on its back with ease, a camel can only trudge along, has humps that make riding it difficult, and is stubborn with a bad temperament.[/su_note]

[su_note note_color=”#85ff66″]馬は飼いならされており、速く走ることができ、ライダーを簡単に背負わせることができますが、ラクダは歩き回ることしかできず、こぶがあり、乗ることが難しく、気質が悪く頑固です。[/su_note]

ここでは、馬とラクダの違いが説明されています。

馬はシンプルで良いもの、ラクダは複雑で難しいもの、というような感じです。

物事を複雑にすると、ラクダか出来上がってしまうということが言いたいようです。

[su_note]This “design by committee” concept tries to incorporate so many suggestions into a product. But when they are all taken together, they make the final product quite bad.[/su_note]

[su_note note_color=”#85ff66″]この「委員会による設計」の概念は、非常に多くの提案を製品に取り入れようとしています。 しかし、それらをすべてまとめると、最終製品はかなり悪くなります。[/su_note]

最初に言った、ラクダができてしまうということですね。

いろんな考え方を入れ込みすぎたがゆえに、肝心なものがわからなくなる。

製品で言うと、いろんな提案を取り入れたがゆえに、ガタガタなものが出来上がってしまう。

そして、最終製品はかなり悪いものになってしまうのです。

[su_note]I’ve seen this in several US math textbooks – they incorporate so many concepts, approaches, and ideas that the original sense gets lost. The most optimal way of solving problems gets buried under layers of unnecessary material.[/su_note]

[su_note note_color=”#85ff66″]私はこれをいくつかの米国の数学の教科書で見ました-それらは非常に多くの概念、アプローチ、およびアイデアを組み込んでいるため、元の感覚が失われます。 問題を解決するための最適な方法は、不要な素材の層の下に埋もれてしまいます。[/su_note]

同じようなものを筆者はアメリカの数学の教科書で見たと言っています。

それらには、丁寧にも、多くの概念、アプローチ、アイディアが書かれている。

でも、それがゆえに、何が大事なのか、何が問題を解決するのに最適なのかがわからなくなってしまっている。

いろんなことが書かれているので、それに埋もれてしまっているということです。


[su_note]In a standardized math test, American students scored below the world average while Singapore students scored consistently high.[/su_note]

[su_note note_color=”#85ff66″]標準化された数学のテストでは、アメリカの学生は世界平均を下回り、シンガポールの学生は一貫して高いスコアを獲得しました。[/su_note]

それが理由なのかどうかはわからないですが、アメリカの学生の数学の成績は平均以下です。

一方、シンガポールの学生は一貫して高いスコアを獲得し続けている。

シンガポールの学生は、どのような勉強をしているんでしょうか?

[su_note]I looked at the exercises and problem sets in Singapore math textbooks, and they were much simpler and direct to the point. There were no extraneous layers that muddled the lessons.[/su_note]

[su_note note_color=”#85ff66″]シンガポールの数学の教科書にある演習と問題のセットを調べましたが、それらははるかに単純で、要点を直接示していました。 レッスンを混乱させる余分な層はありませんでした。[/su_note]

筆者はシンガポールの数学の教科書を調べた。

すると、それらはとてもシンプルで、要点をダイレクトに示していた。

何をすればいいのかというのが、分かりやすいんですね。

そして、それを混乱させるような余分な記述がなかった。

だから、学生たちは迷うことがないんだと思います。

“extraneous”は「外部の、無関係な」という意味。ここでは「余分な」と訳しています。

また、”muddle”は「ごちゃ混ぜにする、混同する」という意味。

[su_note]The instructions and exercises were very clear and concise, and I saw how it would be much easier for a child to learn.[/su_note]

[su_note note_color=”#85ff66″]指示と演習は非常に明確で簡潔であり、子供が学ぶのがはるかに簡単であることがわかりました。[/su_note]

シンガポールの教科書は、どのように解くのかという指示がとても明確で簡潔。

だから、子供が学ぶのにはるかに簡単であることがわかった。

アメリカの教科書は、いろんなことが書かれすぎていて、わかりにくい。

[su_note]Design by committee defeats the original objective of a product or service. It makes a problem more complicated than it should be, thus requiring more complex solutions.[/su_note]

[su_note note_color=”#85ff66″]委員会による設計は、製品またはサービスの本来の目的を打ち破ります。 問題が本来よりも複雑になるため、より複雑なソリューションが必要になります。[/su_note]

「委員会による設計」すなわち、いろんな考え方が入り混じったものは、何が大事かがわからなくなる。

そして、製品やサービスの本来の目的を潰してしまう。

問題をより複雑化してしまうために、より複雑な解決が必要になってしまうというのです。

[su_note]Wouldn’t it be smarter to simplify a problem instead of making it more complicated?[/su_note]

[su_note note_color=”#85ff66″]問題をより複雑にするのではなく、単純化する方が賢明ではないでしょうか。[/su_note]

だから、問題は複雑化するのではなくて、より単純化するほうが賢いのではないか?というのが、筆者の考えです。

その方が、何をやればいいのかとか、どうすればいいのか、ということに迷いがなくなりますよね。

ということで、今日のストーリーは終わりです。

質問に移っていきます。

[su_note]Have you ever read a document that seemed so internally disconnected that you wondered if it was written by many people with different ideas? Explain.[/su_note]

[su_note note_color=”#85ff66″]内部的に切り離されているように見えて、さまざまなアイデアを持つ多くの人々によって書かれたものかどうか疑問に思ったドキュメントを読んだことがありますか? 説明しなさい。[/su_note]

僕には、明確にそのような文書を読んだ記憶はありません。

でも、会社の資料などで、結局どの案を採用したいのかがわからない文書を見たことはあります。

そのような場合には、結局どれがやりたいのかを聞くことにしています。

[su_note]I have no clear memories of reading such documents. But I have ever seen some company documents that I could not understand which draft was wanted to apply with. In such case, I would ask him which plan he want to do after all.[/su_note]

[su_note note_color=”#85ff66″]そのような文書を読んだことの明確な記憶はありません。 しかし、どのドラフトを適用したいか理解できない会社の文書を見たことがあります。 そういう場合は、結局、どのプランをやりたいのか聞いてみます。[/su_note]

たまにあるんですよね。

こんな案と、こんな案と、こんな案があります。

さて、どれにしましょうか?ってやつ。

そんな時には、どれにしたいのか?なぜそれなのか?を聞いてみたいです。

[su_note]Does your company have an processes or SOPs that are so complicated that you wonder who thought of it? How can you make them simpler?[/su_note]

[su_note note_color=”#85ff66″]あなたの会社には、誰がそれを考えたのか不思議に思うほど複雑なプロセスまたはSOPがありますか? どうすればそれらを簡単にすることができますか?[/su_note]

SOPとは”Standard Operation Procedure”で「標準的な作業手順」というような意味。

うちの会社に複雑な作業手順はないと思います。

でも、人によっては、物事を決める際に前もって説明をしておくべきなどの手順にうるさい人がいます。

そのような時には、簡単に説明ができればいいのに。と思ってしまいます。

[su_note]In my company, I think there is no complex standard operation procedure. However, there are some people who are noisy about explanation to other people before we decide something.  In such case, I think it would good for everyone it we can explain to other people simply.[/su_note]

[su_note note_color=”#85ff66″]私の会社では、複雑な標準操作手順はないと思います。 しかし、私たちが何かを決める前に、他の人への説明にうるさい人もいます。 そのような場合は、他の人に簡単に説明できれば誰にとってもいいと思います。[/su_note]

よく、根回しをしておかないといけないとかいう人がいます。

僕は、基本的にはあんまり根回しとかは好きではありません。

その分余計に時間がかかるからです。

基本的には、必要な情報を得られれば、それで判断をすればいいのだと思っています。

[su_note]Do you think “work by committee” sometimes does not produce efficient decisions? Why?[/su_note]

[su_note note_color=”#85ff66″]「委員会による作業」では効率的な意思決定ができない場合があると思いますか? どうして?[/su_note]

あると思います。

いろんな意見ばっかりがあって、結局誰が何をやるのかが決まらない。

そんな場合は、とても非効率だと思います。

最終的に、誰が何をやるということが決まらなければならないと思います。

[su_note]Yes, I do. Even if there are a lot of ideas or considerations, it would not be decided who and what to do. In such case, it is really ineffective, I think. In finally, it should be decided who and what to do.[/su_note]

[su_note note_color=”#85ff66″]はい、そうです。 アイデアや考慮事項がたくさんあるとしても、誰が何をすべきかは決まっていません。 そのような場合、それは本当に効果がないと思います。 最後に、誰が何をすべきかを決定する必要があります。[/su_note]

結局、誰が何をやるかが決まらなければ、物事は進まないと思います。

こうしたらこうなる、ああしたらああなる、なんてことをいつまでも議論していても何も進まない。

誰かが何かをして初めて、物事は進んでいくんだと思います。

[su_note]What government processes, procedures, or ideas could be simplified from their current state?[/su_note]

[su_note note_color=”#85ff66″]現在の状態からどのような政府のプロセス、手順、またはアイデアを簡素化できますか?[/su_note]

強いリーダーシップだと思います。

いろんな可能性を考えたうえで、どのようにするのかをシンプルに判断するべきだと思います。

そして、明確に方針を示すことだと思います。

[su_note]I think it needs a strong leadership. To think a lot of possibilities and they should decide how to do simply. After that, they should show the policies clearly, I think.[/su_note]

[su_note note_color=”#85ff66″]強力なリーダーシップが必要だと思います。 多くの可能性を考え、彼らは簡単に行う方法を決定する必要があります。 その後、方針を明確に示すべきだと思います。[/su_note]

いろんな可能性を考えることは大事ですが、最終的には判断です。

その中から、これが正しいと思われる判断をシンプルに行うべきだと思います。

そして、明確に方針を示すことが重要だと思います。

[su_note]Give some example of when you could have done something simpler if you did it by yourself.[/su_note]

[su_note note_color=”#85ff66″]自分でやったらもっと簡単なことができたときの例をいくつか挙げてください。[/su_note]

ステークホルダーと調整を行う時に、社内で議論を何回もしようとする人がいます。

僕は、ある程度議論をしたら、実際に相手に聞く方が早いと思ってしまいます。

いくら考えても、本当に相手の考えていることは、聞いてみないとわからないからです。

そんな時には、自分だったら、もっと早くステークホルダーに尋ねるのにと思ってしまいます。

[su_note]There are some people who try to discuss in the company many times before arrangement with stakeholders. I think it will be early for us to listen from opponents actually, after we discuss some extent. Even though we consider a lot of times, we can not understand what opponent people consider until we ask them actually. In that case, I think I will ask stakeholders more early if I were.[/su_note]

[su_note note_color=”#85ff66″]ステークホルダーとの取り決めの前に、社内で何度も話し合うことを試みる人もいます。 ある程度話し合った後、実際に相手の話を聞く方が早いと思います。 何度も考えても、実際に聞いてみないと相手の考えがわからない。 その場合は、私なら、もっと早くステークホルダーに聞いてみようと思います。[/su_note]

餅は餅屋という言葉があるように、実際にやっている人に聞かないとわからないこともあると思います。

そんなことを考えると、早めに当事者に聞いたほうが早くて正確な考えがわかると思います。

僕は、それをやらずに、社内でああでもない、こうでもないとやってばかりいる人は苦手です。

早く相手方も含めて議論をした方が、良い結果が出ると思います。

今日の話題はここまでで終了です。

明日もまた頑張ります。

こうぷー

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