今日は、ラグビーに関する話題です。
ラグビーと言えば、ガツガツぶつかるスポーツです。
しかも、頭から突っ込む。
当然、頭と頭がぶつかって衝撃があるのですが、それの脳への影響を調べたという記事です。
影響があるのは、誰でもわかりそうな話ですが、具体的にどのような影響があるのでしょうか。
今日の記事に入っていきます。
プロのラグビーユニオンの選手は、脳への血流が減少する(a decrease in blood flow to the brain)ということを経験する可能性がある(can experience)。
シーズン中に衝突の影響によって(due to the effects of collisions)。
新しい研究によると…。
ラグビーと言えば、激しい衝突が売り物のスポーツですが、それが原因で、脳への血流が減少する可能性があると新しい研究では言われている。
怖いですね。
衝撃によって、脳に影響があるという話は、以前からあったように思います。
それとはちょっと違った角度の問題のようです。
この研究は、サウスウェールズ大学(USW)の研究者によって行われた(undertaken)。
そして、水曜日に研究雑誌で発表された(published)。
31試合からなる(comprising of 31 games)1シーズン中に21人の選手を調査しました(examined 21 players)。
この研究は、USWの研究者によって行われ、水曜日に発表された。
実際にシーズンを通して、21人の選手を調査することで研究は行われたようです。
すべての参加者(13人のフォワードと8人のバックス)が脳機能の低下を経験した(experienced a decline in brain function)。
研究の調査のやり方には、推論、記憶、アイデアの定式化、精神的タスクの実行が含まれます(included)。
各方面の脳の機能の使い方について調べて、脳機能が低下しているかどうかを調査した。
結果は想像はつきますが、その程度が気になります。
USWのプレスリリースによると(according to a press release from USW)、この研究は、ラグビーの試合や練習でコンタクトが繰り返されるのが続けられる(repeated contact sustained)と、1シーズンで脳への血流が減少する可能性がある(can lead to reduced blood flow)ことを明らかにした最初の研究です。
これまでも、いろんな研究がされていたと思われます。
でも、脳への血流が減少するという研究は、初めてのことのようです。
「この研究で私たちが焦点を当てているのは(we’re focused on here)、スクラムやラッキング、モーリングタックリングの衝突の結果としての(as a result of)衝突についてです(the contact events)。
研究の著者(the author)のダミアン・ベイリー教授はCNNスポーツに話した。
やはり、研究対象となったのは、スクラムとかラックとかモールとかタックルとかの衝撃があるイベント。
それらによって、脳への血流がどうなるかを調べたということなんだと思います。
「私たちは、再発的で慢性的に曝されている(the reurrency, the chronic exposure) と感じています。」
まぁ、そうですよね。ラグビーってそういうスポーツですから。
ぶつかり合って、競うスポーツなので、常に衝撃にさらされるのは当たり前です。
さらに、説明しています。
「最終的には(ultimately culminate)、血流の障害を起こし、その結果(as a result)、脳のへの燃料補給(fuel delivery)(酸素とブドウ糖の供給)の障害を引き起こす。
そして、長期的には(in the long term)、認知機能の障害に寄与する可能性がある(can contribute)と感じています。」
認知機能の障害にまで関与するのは、かなり広範囲な影響のように感じます。
調査に参加した選手たち(the players involved in study)は、いろんな国に及んでいます。
ユナイテッド・ラグビー・チャンピオンシップに出場したチームのメンバーたち(members of a team)でした。
特定の国の選手だけでなく、いろんな国の選手に対して調査を行った。
普遍性を確保するためには、有効な手段です。
ベイリー教授によると、調査に参加した選手たちは、選手ごとにシーズンあたり、11,000回のコンタクトイベント(ぶつかること)にさらされていました(were exposed)。
1シーズン1万1千回、ガンガンぶつかっているということです。
この数を聞くと、衝撃の影響があるだろうなぁ。と想像ができます。
ベイリー教授は推奨しています(he advocated)、ラグビー選手のスクリーニングを増やすこと(increased screening of rugby players)を…。
キャリアの過程で繰り返される衝突の影響(the effects of these repeated collisions)をより理解するために…。
衝突の影響をより理解するためには、もっとラグビー選手のスクリーニングが必要だと言っています。
ラグビー選手って、年を取ってから、脳障害が出る人は多いんでしょうか?
ボクシングなどは、脳障害が出てしまう人は良く聞きますが…。
ラグビー選手やアメリカンフットボールの選手って、脊髄を損傷して車いす生活になってしまうという話の方がよく聞きますが、この記事を読むと脳にも障害が起こりそうなことがよくわかります。
「私たちは、定期的に強さを測定(religiously measure strength)し、心肺フィットネス(cardiorespiratory fitness)を定期的に測定します。」
“religiously”は「宗教的に」という意味とともに、「定期的に」という意味もあります。
「しかし、脳のフィットネスや健康を評価することはありません(never assess)。」
ベイリー教授は付け加えました。
どういう意味でしょうか?
スポーツのパフォーマンスに関することは評価しないということを言いたいような気がします。
「ラグビー選手の脳に何が起こっているのか(what happens to the rugby player’s brain)を理解しようとするのは、まだ始まったばかりです。
でも、ゲーム内だけでなく、ゲーム外でも、少し関心を持って(a little bit concerned)、安全性を向上させる方法を検討するのに十分な証拠(sufficient evidence)があると思います。」
ベイリー教授は、もっと研究を進めていって、ラグビーの安全について検討すべきだと言っています。
サッカーのヘディングでも、同じような話がありましたが、ラグビーはサッカーのヘディングどころではないですからね。
常にぶつかってますから。
特にフォワードの選手は、試合のあいだ、ものすごい回数ぶつかってます。
それらの安全性を考えることはいいことですが、ぶつかることが魅力のスポーツなので、調和が難しいように思います。
今日の記事はここまでです。
明日もまた、頑張ります。
こうぷー
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