【英字新聞を読む】ウクライナの女性は祖国を守るために武器を取ります!

英語、英会話

ロシアのウクライナ侵攻が続いています。

東部では激戦が続いている。

首都キーウはロシア軍が一旦撤退をしたということを先日取り上げました。

そして、その後には戦争犯罪の跡があった。

一方、西部では戦場にはまだなっていないものの、戦場になったときのために準備をしている人たちがいます。

特に、女性が銃を撃つ練習をしている。

その話を今日は取り上げようと思います。

まずは記事全体を読んでみたいと思います。

Ukraine women take up arms to protect homeland
More and more civilians in the western Ukrainian city of Lviv are learning how to handle guns as the Russian invasion of their nation continues, anticipating the expansion of the front lines. Among them are a number of women who are holding guns for the very first time.
ウクライナ西部の都市リヴィウでは、最前線の拡大を予測して、ロシアの自国への侵攻が続く中、ますます多くの民間人が銃の扱い方を学んでいます。その中には、初めて銃を構える女性がたくさんいます。

Mila Hryshko’s body wobbled as she held up a Kalashnikov that weighs more than 3 kilograms. The 31-year-old IT company worker aimed the gun at a paper target with a person’s picture on it.
ミラ・フリシュコの体は、重さが3キログラムを超えるカラシニコフを持ち上げたときにぐらつきました。 31歳のIT会社の労働者は、人物の写真が描かれた紙の標的に銃を向けました。

The instructor was a 35-year-old sports shooter named Yurii. Soon after the start of the invasion, he volunteered to teach people how to handle guns, primarily residents who had never touched a gun before.
インストラクターは35歳のユリイというスポーツシューター。侵略が始まってすぐに、彼は人々に銃の扱い方を教えることを志願しました。主に、これまで銃に触れたことがない住民です。

“I’ve loved shooting as a sport. I really regret having to teach this to women for combat.”
「私はスポーツとしての射撃が大好きでした。戦闘のためにこれを女性に教えなければならなかったことを本当に後悔しています。」

では、1文ずつ文章を細かく見ていこうと思います。

More and more civilians in the western Ukrainian city of Lviv are learning how to handle guns as the Russian invasion of their nation continues, anticipating the expansion of the front lines. Among them are a number of women who are holding guns for the very first time.
ウクライナ西部の都市リヴィウでは、最前線の拡大を予測して、ロシアの自国への侵攻が続く中、ますます多くの民間人が銃の扱い方を学んでいます。その中には、初めて銃を構える女性がたくさんいます。

ウクライナ西部の都市リヴィウでは、最前線の拡大を予測して(anticipating the expansion of the front lines)ロシアの自国への侵攻が続く中(as the Russian invasion of their nation continues)、ますます多くの民間人が銃の扱い方を学んでいます(are learning how to handle guns)

その中には、初めて銃を構える(who are holding guns for the very first time)女性がたくさんいます。

ロシアのウクライナ侵攻が続いています。

ロシアと国境を接する東部では激しい戦闘が続いている一方で、西部はそれほどでもない状況です。

しかし、最前線が拡大することを予測して、民間人が銃の撃ち方を学んでいます。

その中にも女性が多くいるようです。

“anticipating the expansion of the front lines”で「最前線の拡大を予測して」と訳しています

“anticipate”は「予測する、見込む、期待する」という意味。

ここでは、良いことではないので「期待する」はないですね。

Mila Hryshko’s body wobbled as she held up a Kalashnikov that weighs more than 3 kilograms. The 31-year-old IT company worker aimed the gun at a paper target with a person’s picture on it.
ミラ・フリシュコの体は、体重が3キログラムを超えるカラシニコフを持ち上げたときにぐらつきました。 31歳のIT会社の労働者は、人物の写真が描かれた紙の標的に銃を向けました。

ミラ・フリシュコの体は、重さが3キログラムを超えるカラシニコフを持ち上げたときにぐらつきました(wobbled as she held up a Kalashnikov)

31歳のIT会社の労働者は、人物の写真が描かれた紙の標的に銃を向けました(aimed the gun at a paper target with a person’s picture on it)

31歳のIT企業に勤めるミラ・フリシュコさんが、銃を構えた時、体がぐらいついた。

彼女が構えたカラシニコフは重さが3キロを超えるそうです。

ウクライナで使っている武器は、やはり、旧ソ連製のものが多いのでしょうか?

そして、彼女は、人の写真が描かれた紙の標的に銃を向けた。

練習とは言え、人に向かって撃つというのに、ちょっと戸惑いますね。

“wobbled as she held up a Kalashnikov”で「カラシニコフを持ち上げたときにぐらついた」と表現しています。

“wobble”は「揺れる、グラグラする、よろめく」という意味。

ここでの”as”は「~のとき」という意味です。

The instructor was a 35-year-old sports shooter named Yurii. Soon after the start of the invasion, he volunteered to teach people how to handle guns, primarily residents who had never touched a gun before.
インストラクターは35歳のユリイというスポーツシューター。侵略が始まってすぐに、彼は人々に銃の扱い方を教えることを志願しました。主に、これまで銃に触れたことがない住民です。

インストラクターは35歳のユリイというスポーツシューターです(sports shooter named Yurii)

侵略が始まってすぐに、彼は人々に銃の扱い方を教えることを志願しました(volunteered to teach people how to handle guns)

主に、これまでに銃に触れたことがない住民です(primarily residents who had never touched a gun before)

銃の撃ち方を教えるインストラクターは、35歳のユリイというスポーツシューター。

彼は、ロシアの侵略が始まってからすぐに、人々に銃の扱い方を教えるということを志願した。

そして、これまで銃を触ったこともない人たちに銃の扱い方を教えています。

普通ですよね。銃を触ったことがないというのは。

“primarily residents who had never touched a gun before”で「主に、これまでに銃に触れたことがない住民」と表現しています。

“primarily”は「主に」という意味の副詞。

“residents”「住民」が先行詞で関係代名詞”who”以下で、”had never touched a gun before”「これまでに銃に触れたことがない」という意味を説明しています。

“I’ve loved shooting as a sport. I really regret having to teach this to women for combat.”
「私はスポーツとしての射撃が大好きでした。戦闘のためにこれを女性に教えなければならなかったことを本当に後悔しています。」

私はスポーツとしての射撃(shooting as a sport)が大好きでした。

戦闘のためにこれを女性に教えなければならなかったことを本当に後悔しています(really regret)

ユリイさんは、スポーツシューティングの選手なので、スポーツとしての射撃が好きだった。

でも、現在の状況においては、戦闘のために女性に射撃を教えないといけないことになっている。

そのことをユリイさんはとても残念に思っているということです。

“shooting as a sport”で「スポーツとしての射撃」と表現しています。

ここでの”as”は、「~としての」という意味です。

今日は、ウクライナでは、女性が射撃を学んでいるという話題を取り上げました。

今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございました。

こうぷー

コメント

タイトルとURLをコピーしました